2014年05月07日
唯一無二の女優梶芽衣子「女囚さそりけもの部屋」
梶芽衣子と言えば、代表作が「女囚さそりシリーズ」と言えるだろう。シリーズ三作目の「女囚さそりきもの部屋」
は映画のオープニングからえげつない描写が続く。
地下鉄で逃亡中の殺人犯さそりこと松島ナミ(梶芽衣子)を追う二人の刑事。松島を視界にとらえて捕捉しようとしたが松島は
刃物で一人の刑事ののどをかき切る。相棒の目つきの鋭い権藤刑事(成田三樹夫)はひるまずさそりを追いかけるが
手錠をかけたところで車両のドアがしまり片腕をはさまれてしまう。さそりはそのすきをついて出刃包丁で権藤の
片腕を切り落とす。
このシーンで観客は度胆を抜かれ一挙にさそりの世界に引き込まれてゆく。
ナミが墓場で手錠を外そうとしているところを知的障碍者の兄をもつユキに目撃される。
ナミはユキとともに洋裁のお針子として働くのだが、土地のやくざ谷田は前科をもつナミの弱みに付け込んで体を要求していく。
しかし、ナミは巧な奸計で谷田の愛人に谷田を殺させる。
谷田の親分である鮫島の女房カツ(李礼仙)はムショでナミにひどい目にあわされた恨みからナミにリンチを加えるが
・・・
終盤ではナミへの報復に燃える権藤刑事はナミを地下道に追い込みガソリンを流し込んで焼き殺そうとするが・・
この女囚さそりシリーズはリメイクが何作も作られているが、梶芽衣子のとどめをさすだろう。
長い美しい黒髪、意思の強そうな鋭い眼光。さそりは彼女そのものである。
今芸能界を見渡しても彼女のようなタイプの女優さんはいない。トレンチコートがこれほどよく似合う女性もいない。
唯一無二の存在である。
さそりに嬲り殺されるのも警官や刑務所所長など権力者ばかりである。
伊藤俊哉監督の反骨精神のたまものである。
は映画のオープニングからえげつない描写が続く。
地下鉄で逃亡中の殺人犯さそりこと松島ナミ(梶芽衣子)を追う二人の刑事。松島を視界にとらえて捕捉しようとしたが松島は
刃物で一人の刑事ののどをかき切る。相棒の目つきの鋭い権藤刑事(成田三樹夫)はひるまずさそりを追いかけるが
手錠をかけたところで車両のドアがしまり片腕をはさまれてしまう。さそりはそのすきをついて出刃包丁で権藤の
片腕を切り落とす。
このシーンで観客は度胆を抜かれ一挙にさそりの世界に引き込まれてゆく。
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ナミが墓場で手錠を外そうとしているところを知的障碍者の兄をもつユキに目撃される。
ナミはユキとともに洋裁のお針子として働くのだが、土地のやくざ谷田は前科をもつナミの弱みに付け込んで体を要求していく。
しかし、ナミは巧な奸計で谷田の愛人に谷田を殺させる。
谷田の親分である鮫島の女房カツ(李礼仙)はムショでナミにひどい目にあわされた恨みからナミにリンチを加えるが
・・・
終盤ではナミへの報復に燃える権藤刑事はナミを地下道に追い込みガソリンを流し込んで焼き殺そうとするが・・
この女囚さそりシリーズはリメイクが何作も作られているが、梶芽衣子のとどめをさすだろう。
長い美しい黒髪、意思の強そうな鋭い眼光。さそりは彼女そのものである。
今芸能界を見渡しても彼女のようなタイプの女優さんはいない。トレンチコートがこれほどよく似合う女性もいない。
唯一無二の存在である。
さそりに嬲り殺されるのも警官や刑務所所長など権力者ばかりである。
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