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2014年10月28日

果てしなき戦い「太平記15」

高師直兄弟を殺されて、頼みの綱を失った尊氏は京へ惨めな帰還をする。一方、勝利に酔いしれる直義陣営は

戦いの後始末のため会議を開き尊氏も招かれる。さぞかしうちひしがていると思われた尊氏だったが、決してひるまず

逆に師直暗殺に加担した石塔頼房を見かけて叱責し追い出してしまう。

思わぬ尊氏の強気に直義たちもひるみ、恩賞の沙汰は将軍である自分が決めるとまで言った。

しかもこの場にいなかった上杉能憲に死罪を命じ完全に会議の主導権を握ったのである。

会議の結果、細川顕氏と斎藤利泰は直義を裏切り尊氏についてしまう。

桃井刑部は激怒して斎藤利泰を暗殺してしまう。直義もあせり師直残党に大弾圧を繰り返す。

そんなとき九州に逃れていた直冬が兵をあげようとしていた。全国各地で尊氏側と直義側に分かれてまたも戦乱が

ひろがろうとしていた。

しかも近江で佐々木判官が寝返り、播磨で赤松円心まで寝返ったとの知らせを受け尊氏は東へ義詮は西へ出兵して

いった。

親子で同時に分かれて兵を出すことに桃井刑部は不信を抱く。尊氏親子は京を挟み撃ちするつもりとの疑いを持ったのだ。

そのころ尊氏は佐々木判官とともに伊賀で南朝方の北畠親房と和睦のために会談していた・・・



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posted by ハヤテ at 14:59| (カテゴリなし)
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