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2014年10月25日

尊氏と直義の対立高師直の解任「太平記12」

そのころ、吉野では後醍醐天皇は重い病に倒れ最後のときを迎えようとしていた。

帝は阿野廉子 が寄り添う中皆を呼び遺言を授ける。「朝敵足利を討ち天下を太平ならしめよ」後継者には義良親王(後

村上天皇)が指名された。帝崩御の知らせが京に伝わると尊氏は悲嘆にくれた。

敵である帝が逝去したのを嘆くのを見て弟直義以下配下のものは戸惑い怒った。

帝の太平の願いもむなしく各地で南朝方の反乱は相次いだ。又尊氏は政事を直義に任せ幕府は二頭体制をとり

軍事面は執事の高師直、師泰兄弟が仕切り三条に住む直義と対立し始めた。

公家や朝廷の立場を重んじ形式に走る直義の政事に、血を流して南朝方と戦う新興の武士と大きな祖語が生まれたのだ。
そんなとき、 土岐頼遠が光厳上皇の行列に狼藉を働く事件が発生、厳罰を主張する直義側と尊氏は激しく対立

尊氏の意見も無視して土岐は三条河原で斬首される。二人の決裂は決定的に見えたが母清子のとりなしで収まったかに

見えたのだが・・

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一方、直義の養子となっていた不知哉丸は直冬と名前を変え立派な武士に成長していた。

直冬は尊氏の反対も無視して光厳上皇の吉野方討伐の院宣を得て南朝軍に攻め込んだ。

尊氏は和平をさぐるべく天敵親房と京都天竜寺で密会していた。

ことを聞いた直義は激怒して尊氏に詰め寄るが、このことはこれ以上追及せず、そのかわり獅子身中の虫、高師直を

執事より解任する。

師直は狼狽し尊氏のもとに駆け込んでくる。この政変で師直は終わったかに見えたが・・・

私本太平記 全13巻


posted by ハヤテ at 16:21| (カテゴリなし)
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