なつかしの映画

1970年代、ブルースリーの映画にヒットによって日本でも多くの空手映画が作られたが、なかでサニー千葉こと千葉真一の一連

の映画は後のタランティーノ映画にも影響を与えた。千葉は極真空手の有段者で本格派である。その千葉の弟子で千葉主宰のジャパンアクションクラブ出身のアクション女優が、志穂美悦子である。
「必殺女拳士」は志穂美主演の空手アクション映画である。

ストーリーは、ニューヨーク市警が犯罪防止のため沖縄空手を採用候補に挙がった桧垣一真（千葉真一）が極悪空手家二階堂の

嫉妬心から卑劣な攻撃で片目を失い、その復讐のためその娘由美（志穂美）が空手の修業に励み、正義感の空手家

沖崎（倉田保昭）と協力して二階堂を倒すシンプルなものである。

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志穂美は日本でただ一人の女性アクションスターであり、美少女風な風貌とは裏腹に素早い突き、華麗な足技を

得意とする。はっきり言って見栄えがいいのである。

二階堂一味の空手家の一人に「殺人空手」の大塚剛が出ているのも見どころである。

その後日本の映画テレビ界で志穂美を超える女性アクションスターは出ていない。

噂では志穂美の父親は、陸軍中野学校の出身とのことである。

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