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2012年09月23日

ジャパンハンドラーズの野望

ジャパンハンドラーズという言葉を聞いたことがあるだろうか。

事実上、日本を背後から動かすアメリカのパワーエリートたちである。

日本の重要な政策は国会や官邸で決まっているわけではなく、敗戦国の悲しさ、アメリカが決めているのである。
しかし、アメリカといえども一枚岩ではない。

大きく分けて、軍事派と金融派があり、日本を動かしているのは軍事派である。

そのジャパンハンドラーズの大ボスに、ジョセフナイという男がいる。

NSCの親玉で、少し前のある論文を発表したことがある。

その内容は次の通りである。
1、東シナ海、日本海近辺には未開発の石油・天然ガスが眠っており、その総量は世界最大の産油国サウジアラビアを凌駕する分量である。米国は何としてもその東シナ海のエネルギー資源を入手しなければならない。

2、そのチャンスは台湾と中国が軍事衝突を起こした時である。当初、米軍は台湾側に立ち中国と戦闘を開始する。日米安保条約に基づき、日本の自衛隊もその戦闘に参加させる。中国軍は、米・日軍の補給基地である日本の米軍基地、自衛隊基地を「本土攻撃」するであろう。本土を攻撃された日本人は逆上し、本格的な日中戦争が開始される。

3、米軍は戦争が進行するに従い、徐々に戦争から手を引き、日本の自衛隊と中国軍との戦争が中心となるように誘導する。

4、日中戦争が激化したところで米国が和平交渉に介入し、東シナ海、日本海でのPKO(平和維持活動)を米軍が中心となって行う。

5、東シナ海と日本海での軍事的・政治的主導権を米国が入手する事で、この地域での資源開発に圧倒的に米国エネルギー産業が開発の優位権を入手する事が出来る。

6、この戦略の前提として、日本の自衛隊が自由に海外で「軍事活動」が出来るような状況を形成しておく事が必要である。

そして、2012年の今は計画のように進行しているのである。


ジャパン・ハンドラーズ―日本を操るアメリカの政治家・官僚・知識人たち

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posted by ハヤテ at 23:46| (カテゴリなし)
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