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2015年08月23日

デヴィッドクローネンバーグ「スキャナーズ」

デヴィッド・クローネンバーグの名前を一躍有名にした超能力ホラーのカナダ映画「スキャナーズ」は、後世に残る

名作である。町のファーストフード店に、薄汚れたホームレス風の男が現れた。男は食事の注文をすると

向かい側にいた母子の会話に耳を傾ける。ひそひそ話で男には聞こえないはずだったが、男にはまる聞こえだった。

男の名前は、ベイル(スティーブンラック)三十代の若い男だったが恵まれない人生を送っていた。だが男には特殊能力があった。

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相手の脳神経に思考が入り込み考えていることがわかるのだ。男は悪口をいう初老の女の脳に神経を集中し

かき回した。女は異常な圧力を受けて痙攣し倒れた。だがこの一連の様子を観察していた連中がいた。

国際警備会社コンセックの工作員たちだ。工作員はベイルの行方を追い催眠銃で眠らせて捕獲した。


男は気づけばコンセックの研究室にいた。目の前にいたのはスキャナーズを研究していたルース博士(パトリックマクグーハン)である。

ベイルは博士からスキャナーズのことを聞かされ自分の能力のことを確認する。しかしその力はまだ弱く

開発向上させるため、訓練を受けることなる。

実は、スキャナーズはベイル以外にもいて、ダリルレボック(マイケルアイアンサイド)という凶

悪なスキャナーがその力を利用して

仲間を集め世界制服を狙っていたのだ。ルース博士はその野望を阻止するため、ベイルに目をつけて殺害

を依頼したのだ。

そのころ、レボックはコンセックのスキャナーの実験に潜入し、参加していた。あらわれたスキャナーに

対抗してレボックはカウンターでスキャンし、スキャナーの頭部を粉々に粉砕する。脳みそが飛び出し血まみれになる会場、悲鳴が上がる中堂々とレボックは退場する。

一方能力を高めたベイルはスキャナー仲間を求めてまずは独特な作品を作る彫刻家を訪ねるが、既にレボック


の魔手が迫りつつあった・・・

この映画の見所はなんといってその特殊効果の生々しさだろう。頭部の大爆発のシーンは1981年当時としては斬新で衝撃的だった。

スキャン合戦では、顔面に血管が浮き上がったり、血の吹き出し方のリアリティに驚いたものだった。

また、ベイルがコンピューターをスキャンして炎上させるシーンもこの映画の最大の見所である。


俳優たちの演技もすごくレボック役のマイケルアイアンサイドの悪役ぶりもさることながらスキャンされて

リアクションする俳優の演技が超能力の実在を確信させるのである。

ラストの落ちは観客の解釈にまかせていて監督の世界観が反映された名作であり、クローネンバーグの名前

を不動にした金字塔ともいえる。他に女性スキャナーキムにジェニファーオニールが扮している。

特殊効果担当は、ディックスミス。

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posted by ハヤテ at 13:50| SF映画
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