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2015年02月17日

陸軍中野学校竜三号指令


市川雷蔵主演のスパイ映画ヒット作「陸軍中野学校竜三号指令」はシリーズ第3作で、舞台は戦前の魔都上海である。

一作目は、スパイになるための訓練が中心に描かれていたが、三作目にもなれば主人公のスパイ椎名次郎(市川雷蔵)

もすっかり成長し一流のスパイとなっている。

短期で終わるかに見えた日中戦争も泥沼化した昭和15年、大本営は蒋介石の重慶政府と和平を結ばんと密かに

日高大佐を現地へ派遣していた。

しかし日高は何者かに狙撃されたうえに犯人も取り逃がしていたのだ。

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そこでこの難事件を解決すべく中野学校の椎名に白羽の矢が立てられたのである。

現場に残されたものは、一枚の銀貨とモーゼルの薬莢でそれを手がかりに椎名が現地の特務機関辻井機関と


協力し事件の背後関係を調査し始めた。作戦名は「竜三号指令」と呼ばれた。


犯人は、日中間の和平を望まない国際的な謀略機関の仕業であることは間違いなかった。


椎名は銀貨の出処を調査するうちに上海のナイトクラブが国際謀略機関のアジトであることを突き止める。


椎名は中国人に化けてナイトクラブに潜入し、他の事件を追ってこの地に来ていた中野の同期杉本とともに

事件を解決すべく活動した。そして椎名はナイトクラブに出入りしている親日派の商社マン、スタイナー(ポールシューマ

ン)がスパイであることを突き止めたのである。

そのころ第二の和平使節が重慶を目指して飛行機で飛び立ったが事故で不時着し中国共産党につかまり

椎名は杉本と救出に向かう。


椎名は、敵のトラックを奪いみごとに人質の救出に成功するが、途中でガス欠になり徒歩で敵陣より脱出する。


しかし、眼前には地雷原が立ちはだかり背後には追手が迫り絶対絶命のピンチを迎える・・・



歴史的事実として重慶政府と日本側は和平工作を行っていた。しかし結局うまくいかず太平洋戦争へと突入してしまった。

第一作以上に小道具がうまく使われていて、メガネに仕込んだ隠しナイフや万年筆銃や靴のかかとに仕込んだ隠しナイ

フ等手がこんでいて楽しめる。

又椎名が敵に捕まった杉本との連絡手段にたばこの火をモールス信号かわりに使ったりとスパイ映画の見せ場が随所に

織り込まれている。

雷蔵のスパイ演技も磨きがかかり一級の娯楽作品となっている。
posted by ハヤテ at 15:02| スパイ映画
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