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2014年08月11日

平成の怪獣映画傑作「ガメラ2レギオン襲来」

平成ガメラの第二作「ガメラ2レギオン襲来」は特撮を超えた傑作だろう。ストーリーは、宇宙からの隕石が北海道の恵庭に

落下したところから始まる。さっそく陸上自衛隊第11師団が出動するが、クレーターの跡のみで隕石は見つからない。

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自衛隊化学学校から渡良瀬二佐(永島敏行)が派遣され調査を続けるが発見できずにいた。そんな中札幌の学芸員穂波(水野美紀)は隕石が自力で移動

した可能性を示唆する。その指摘通り札幌の地下鉄で昆虫状の怪物が出現し運転手を殺戮、同じくすすきのに巨大草体が

出現する。当局が草体の爆破を決定するが、三陸沖に突如ガメラが出現、ガメラは札幌に現れ草体をプラズマ光線で破壊するが、地下に潜んでいた昆虫状の怪物の群れがガメラを襲いたちまち全身を覆い尽くす。

ガメラは青い血を流しながらなんとか窮地を脱するも、巨大なレギオンが出現する・・・

このあと今度は仙台に草体が出現、巨大レギオンも現れて仙台は壊滅する。東日本大震災で仙台はかなりの被害を受けるがこの映画公開当時は想像つかなかった。
どうでもいいことだが破壊される建物のひとつにイオンになる前のジャスコの看板も見える。
渡良瀬を演じる永島敏行は、ほんと軍人がよく似合う。制服姿も敬礼もぴしっと決まっている。

意思の強そうな水野美紀もいい演技をしているし、ガメラと交信する少女藤谷文子も作品に花を添えている。

自衛隊の全面協力を得たことから、実際の戦車も登場し迫力ある映像となっている。

ガメラがなぜレギオンと戦うかその理由は地球の生態系を維持するためとの理由も単なる正義の味方になっていなくていい。
自衛官の一人に故沖田浩之が演じている。

特撮も構成も優れていて何度も見たくなる映画である。

それにしてもレギオンは気色悪い怪獣である。

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posted by ハヤテ at 16:55| (カテゴリなし)
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