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2016年06月30日
2016年 四国の山岳事故・遭難
事故・遭難に関する注意喚起の記事も掲載しています。新しい記事を上に、個人で知り得たニュース報道の記事を転載しています。亡くなった方の記事も転載していますので、ご注意ください。心よりご冥福をお祈りいたします。
笹ヶ峰で登山の夫婦が不明 高知(2016年10月11日)日テレニュース24
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10日、高知県の「笹ヶ峰」に、山登りに出かけた50代の夫婦と連絡が取れなくなっていることがわかった。
行方がわからなくなっているのは、高知県四万十町の団体職員・男性(53)と妻の団体職員(52)。警察によると10日夜、高知県いの町の「笹ヶ峰」に山登りに出かけた夫婦と連絡が取れないと、長女から通報があった。
夫婦は10日朝、日帰りの予定で自宅を出発し、長女と午後2時半頃、無料通信アプリ「ライン」でやりとりをして以降、連絡が取れなくなっている。
警察と消防は、11日午前8時から捜索を再開することにしている。
笹ヶ峰で一時不明の5人、無事に下山(2016年10月11日)TBS ニュースi
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高知の山で5人が一時遭難しましたが、無事下山しました。
10日、高知県と愛媛県の県境にまたがる笹ヶ峰で遭難が相次ぎ、40代から50代の男女5人と一時連絡が取れなくなりました。
警察や消防によりますと、11日朝になって5人のうちの1人と連絡が取れ、消防隊が合流して、けが人がいないことを確認した後、午前9時45分ごろ、無事下山しました。5人はもともと、3人と2人の別グループで登山に出かけていましたが、笹ヶ峰の山中で偶然出会い、一緒に下山していた途中で遭難しました。
夜になって周囲が見えなくなったため、山の中で野宿し明るくなるのを待ってから家族などと連絡を取ったということです。警察と消防が遭難の原因などについて調べています。
登山中に岩場転落の男性が死亡 愛媛・石鎚山(2016年10月2日)産経WEST
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2日午前、愛媛県西条市の石鎚山(標高1982メートル)の頂上付近で、設置された鎖を使って登っている際にバランスを崩し約10メートル下の岩場に転落、意識不明の重体だった岡山市東区の公務員、男性(62)は同日午後、搬送先の病院で死亡が確認された。
西条署によると、男性は妻や友人と登山に訪れ「三の鎖」と呼ばれる全長68メートルの鎖づたいに登っていた。
おじょもさんのブログに、事故に遭遇した状況が書かれています。ちょっとショッキングな内容でもあるので、注意してご覧ください。でも滑落事故がどんなものか、大変伝わってきます。
おじょもの山のぼり ohara98jp@gmail.com
登山届受理、ネットシステムを活用 愛媛県警と日本山岳ガイド協会が遭難事故防止で協定(2016年9月29日)産経ニュース
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登山ブームに伴って増え続ける遭難事故に対応するため、愛媛県警と「日本山岳ガイド協会」(東京)は28日、同協会が運営するインターネットを活用した登山届受理システム「コンパス」の閲覧に関する協定を結んだ。登山者のルートや下山予定時間、家族への連絡先などが把握でき、迅速、正確な救助活動が期待できるという。
同協会は平成25年9月から同システムを運用。登山届は登山口などに設置されているポストに登山計画書を出すなどしていたが、同システムはパソコンやスマートフォンで事前に登山ルートや日程などを届け出る。登山者の情報が共有でき、他の登山者から遭難に関する情報を得ることも可能という。約3万7900人が登録しており、登録者以外が簡易な登山届を出すこともできる。
県警本部で締結式があり、同協会の磯野剛太理事長は「山岳遭難をはじめ、森林や里山での遭難でも活用できる」とあいさつ。林学・県警本部長は「山岳遭難は今後も増加することが懸念されている。同システムを活用することで、登山者が登山届を出すことや今後の迅速、安全な救助活動につながる」と述べた。
県警によると、同システムの活用では10以上の警察や自治体が同協会と協定を結んでおり、四国では初めて。県内では昨年、26人が遭難し、うち2人が死亡したという。
コンパス Webサイト
愛媛県で登山の男性が遭難か 捜索始まる(2016年8月7日)NHKオンライン
6日、愛媛県の赤石山系で登山をしていた29歳の男性が「熱中症で水もない」と家族にメールを送ったあと連絡が取れなくなり、警察と消防は男性が遭難したおそれがあると見て、7日朝から捜索を始めました。
行方が分からなくなっているのは、高松市の会社員、男性(29)です。警察によりますと、男性は6日、愛媛県新居浜市と四国中央市にまたがる赤石山系のうち、高さおよそ1500メートルの赤星山付近に、日帰りの予定で1人で登山に行くと言って出かけたということです。その後、6日午後2時半ごろ、男性の携帯電話から父親に「熱中症で水もない。気力もない」などとメールが届き、連絡が取れなくなったということです。
登山口近くの駐車場には男性の車が残されたままで、警察や消防は、男性が体調を崩し下山できなくなったおそれがあると見て、ヘリコプターを出すなど7日午前7時ごろから20人余りの態勢で登山道周辺を捜索しています。
愛媛県、赤石山系 高松市の男性(29)自力下山(2016年8月7日)NHKオンライン
2016年8月6日、愛媛県の赤石山系を登山していた男性(29)が遭難したおそれがあるとして、7日朝から警察と消防が捜索していたが、自力下山してきたところを発見し無事が確認された。
男性は高松市の会社員(29)で、6日、赤石山系の赤星山(1453メートル)に日帰りの予定で単独で登山に出かけ、午後2時半頃、父親に「熱中症で水もない。気力もない」とメールを送ったあと連絡が取れなくなっていた。
警察と消防が父親からの通報を受け、7日朝7時からヘリコプターを出すなど約20人態勢で捜索にあたっていた。
松山の44歳女性が滑落死 徳島・高知県境の石立山(2016年6月12日)産経WEST
6月11日午後3時ごろ、徳島と高知の県境にある石立山(1708メートル)の高知県香美市物部町側の山道で、登山客から「女性が滑落した」と119番があった。高知県の防災ヘリが捜索し、通報地点の崖下約150メートルの岩場で女性を発見、消防で死亡が確認された。松山市のパート社員の女性(44)で、全身を強く打ち即死とみられる。
高知県警南国署によると、現場は石立山山頂から山道を下りた標高約970メートルの地点。女性は1人で登山しており、足を滑らせたとみられる。
香川の夫婦が徳島の山で遭難か 夜になっても下山せず きょう朝から捜索(2016年6月12日)産経WEST
11日午後8時50分ごろ、徳島県三好市東祖谷西山の山の登山口で、香川県在住の60代の夫婦が待ち合わせ時間になっても下山してこないとタクシー運転手の男性から119番があった。徳島県警三好署は夫婦が遭難した可能性もあるとみて、12日朝から地元消防などと捜索する。
三好署によると、夫婦は11日午前8時半ごろ、三好市内のホテルをチェックアウトした。別の登山口付近にマイカーを止めており、三嶺(1894メートル)に登る予定だったとみられる。午後4時にタクシーと待ち合わせをしていた。携帯電話はつながらない状態という。
無事下山 徳島県、三嶺で行方不明の香川県60代夫婦(2016年6月12日)産経WEST
2016年6月11日午後4時のタクシーとの約束の時間に下山せず行方がわからななくなっていた香川県の60代夫婦が、12日午前7時20分頃に徳島県三好市の天狗塚登山口付近に下山してきたところ、消防関係者が発見した。二人にけがはない。
二人は道に迷い、携帯電話がつながらないためビバークし、明るくなって下山してきたという。
愛媛県 2015年は26人で2人死亡、春山登山に注意促す(2016年5月9日)
愛媛県警察本部によると、愛媛県では昨年、2015年に山で遭難した人が26人にのぼり、このうち2人が死亡している。
遭難原因は、
・滑落が9件と最も多く
・次いで、道迷いが8件と続いた
年齢は、
40歳以上の中高年が21人と全体の8割余りを占めた。
本格的な登山シーズンを迎え、
愛媛県警察本部は、
・天候の変化に備えた服装を準備する
・携帯電話など通信手段を確保する
・中高年の登山者は特に、自分の体力を過信せず、無理のない登山計画を立てる
・万が一の遭難に備えて登山届を最寄りの警察署などに必ず提出する
と、呼びかけている。