2019年03月31日
メアリジョンストン、チャップリンなどゴルフ以外の名言も時代を超えている
こんにちは、とっちゃんです。
先週の金曜日に栃木にゴルフに行ってきました。
朝から肌寒く、風もあって体感温度は冬を思わせるものでした。
スコアは私39、47、家内は38、42で相変わらずいつまで経っても家内には勝てません。
さて、今回はゴルフの名言以外でも皆さんの心が和むような面白い言葉をご紹介してみましょう。
まずはこれからいってみますね。
◆叩かれたからといって、へこんでしまうことはないわ。あれだけ叩いて卵を泡立ててもケーキはふくらむもの◆
メアリ・ジョンストン(米国の女性作家 / 1870〜1936)
あれこれ調べてみると特に女性ファンが多く、この言葉に元気づけられたという意見が数多く寄せられています。
当時はフォークを白身に叩きつけるようにして泡立てて作っていたそうですが、真意は女性が置かれた立場と彼女の凛とした感性がこの言葉にはよく出ているとの評判が広まりました。
彼女が生きた時代背景から考えてみても、女性が社会で認められるには相当な高い壁があったという事が窺えますし、だからこそ現代でもキラキラと輝きたいという女性から強い支持を受け続けているという理由も理解できます。
しかし、ケーキは叩いても膨らむものですが、我々の生活を豊かにするべき世界の景気はなかなか膨らみません。全く困ったものです。
◆下を向いていたら、虹を見つけることは出来ないよ◆
チャップリン(英国の俳優、映画監督、コメディアン、脚本家 / 1889〜1977)
せっかくなので彼の生い立ちについて少し触れてみます。
1歳のときに俳優であった両親が離婚し、以降は母親のもとで育てられました。
5歳のとき、舞台に立っていた母ハンナが喉をつぶしてしまい、この時代役となったのがなんとチャップリンでこれが初舞台となりました。
しかし、これによって母親は二度と舞台に立つことができず、チャップリン家は貧窮生活に陥ってしまいました。
そして彼が7歳の頃に母親は精神に異常をきたし施設に収容されたという波乱の少年時代を送っています。
したがって、彼が純粋に笑いのみを追求する他のコメディアンとは一線を画す存在となったルーツはここにあり、ユーモアの中に憂いや社会風刺が盛り込まれている事に彼の深くて悲しい生き様を私は感じます。
だからこそ人の心に響く、チャップリンらしいこんな慈悲深い言葉が自然と出てくるのでしょう。
この言葉の真意は、何が有ろうとキチンと背筋を伸ばして人生を歩みなさい、そうすれば希望の光が見えてくるよという風に私は解釈しました。
◆楽しいから笑うのではない。笑うから楽しいのだ◆
ウィリアム・ジェームズ(米国の哲学者、心理学者 / 1842〜1910)
私は別のブログで笑いは健康に良い、と書いていますがそうではない時もあります。
飲み会でよく経験しました。
こちらが落ち込んで楽しくないのにゲラゲラ笑う人・・
こういう時はこう考えましょう。
君が笑うから、私はもっと落ち込むのだ、それを解消するにはただひたすら飲むに限る。
そうです、飲まなきゃやってられない日だってあるのです。
そういう時は飲みまくりましょう、忘れる事ができますよその日だけは・・
でも、翌日には地獄が待っていますけど・・
名言・格言はゴルフに関するものだけではなく人の生きざまそのものに深く関わっているものだと改めて感じました。
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ということで、本日のゴルフについてはこの言葉を皆さんにお贈りしましょう
◆スタンスをとってしまえば、すべてが決定したのだ。なすべきことはただひとつ、ボールを打つの一途あるのみ◆
レズリー・ショーン
うむ、確かにこの言葉は当たっています。
自分でも日によってあるいはホールによって、構えたままもじもじしてなかなか始動できないことがあります。
ゴルフは自分なりのルーティーンを確立することが大切で、スタンスをとった時点で勝負はほぼ決まっています。
ここであれこれと理性や知性が出てくると邪魔になるだけです。
先日引退を発表したイチローはこのルーティーンを早くから完成させた一人であり、偉大な記録を打ち立てることができた大きな要因のひとつではないかと私は理解しています。
仕事でもスポーツでも緊張する場面ではこのルーティーンさえしっかり守っていれば、自分の力が充分に発揮できる基本だと言えます。
■まとめと感想■
私がゴルフを中心として多くの名言や格言に触れるようになってひとつ気が付いたことがあります。
皆さんも調べてみるとすぐに分かりますが、ネット上には無数のサイトやブログがあります。
しかし辞典でもないのに、そのほとんどがただ単に名言・格言を羅列しただけのものが散見されます。
私はそれを何も否定する立場にはありませんが、外へ向けて発信する以上はそれを紹介する人がどう感じたのかを伝える事が最も大切な事ではないかと考えます。
私は記事を書くときにはいつもこう考えます。
わざわざ、ここに訪問して下さった方は何を求めているのか?
こんな私に何を期待しているのか?
そんな事を考えながら、こんなちっぽけな記事の中で必死にもがいています。
しかし残念ながら今のところまだ明確な答えは見つかっていません。
ただ若い世代に何が伝えられるのか、社会への恩返しをしなければならない世代となった私はこれからももがき続けていく事でしょう。
結局今はそれが楽しいのかも知れません。
さてと、今日も有難う。
ハイ、今日はここまでにしましょう・・