2019年03月14日
甘えは許されないゴルフと人生の共通点
おはようございます、とっちゃんです。
週の半ばで疲れが溜まってくる頃です。
今日も集中していきましょう。
本日は、さっそくこの名言から行きましょうか。
■ゴルフというゲームは、あらゆることを教えてくれる。
ジュニアであっても、年上の人達と一緒にゲームができる。
だから我が通せない。
わがままが許されない。
甘えることもできない。
また、そういう風に彼らに継承してやるのも、年上のゴルファーの役目だと思う。
それがルールだし、そんなものを含めて成立するゲームなのだ
(ジャック・ニクラス)
いやー、やっと出てきましたね。
このブログのコンテンツに近い好きな言葉のひとつです。
そして、ゴルフと人生が最も接近している言葉の一つだとも思います。
皆さん、チョット考えてみて下さい。
個人競技のスポーツなのに、他人と一緒にプレーをするスポーツって他に何がありますか?
野球も、サッカーもバスケもチーム競技ですし、卓球やバドミントンは個人戦もありますがチーム戦は2人が協力をして相手と戦うスポーツですね。
ゴルフはマッチプレーを除いて1対1で戦うということはほとんどありません。
しかも、帝王ジャック・ニクラスは年齢を問わず、同じ土俵でゲームができると表現しています。
しかし、核心を突いた言葉はたとえジュニアであろうとも甘えが許されない、と言っているところです。
そしてそれは年配者の義務であるとも言っています・・
逆に考えてみれば、このことは年配者にとっても同じことが言えます。
年をとっているからとか、最近体力が落ちてきたからだとかそんな甘えは許されないのです。
ティーグランドに距離のハンディは設けてあっても、一旦ティーオフをしてしまえば皆が平等だということですね。
そしてそうしたあらゆる条件を含めてゴルフというスポーツは成立するものだと言っています。
まさに、こんな素敵な競技は他にないでしようね・・
ゴルフは性別・年齢を問わず息長くできるものですが、ジュニアでもシニアでも甘えやわがままが通用しないというある面そんな厳しさも同時に語ってくれています。
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ではこれをビジネスの場に置き換えてみましょうか。
私達の周りには実に多くの仕事があります。
あなたが今どんな仕事に就いていてどんな責任を背負っているかはわかりません。
例えば、今日は少し熱があるけど無理して出社したとします。
しかし、出社した以上は相手はいつものあなただと思って接してきます。
そこで、あなたが仲間や上司に甘えていては直ぐに信用を失いはじき出されますね。
こんな場合は、思い切って休むことです。
確かに健康管理も能力の一つだと言われますが、人間は生身の身体です。
なーに、あなたが一日休んだとしても組織や仕事は支障なく回転していくものです。
さて、次はこの言葉にしましょうか
■ゴルフにレフェリーはいない。プレーヤーは、自らがレフェリーであって、すべての問題を裁決し、処理し、責任をとらなければならないのだ
(ホラス・ハッチンソン)
ホラス・ハッチンソンは、1886年と1887年の全英アマチャンピオンです。
そして、最初のゴルフ評論家で、多数の著書があります。
どんなにボールが飛ぶようになっても、どんなにゴルフのプレーぶりが変わっても、ことパッティングに関しては19世紀も21世紀の今もまったく変わりはないというのは的を得ている指摘だと思います。
つまり彼は、ゴルフは申告制であるが故にその責任はすべてプレーヤー個人にあり人格そのものが問われるスポーツだと言っているのです。
また、彼は、他にもパッティングはインスピレーションだという有名な言葉も残しています。
そしてこの言葉は、ゴルフの最大の難しさは今も昔もパッティングにあり説明できないものだと聞こえます。
Pat is money(パットはお金だ) という言葉がありますが、300ヤードのドライバーも10pのパターも同じ一打に変わりはないのです。
あなたも今の仕事でお金をもらっている以上任された職責をまっとうするのは当然の事です。
あなたは、自分でできる範囲のすべての問題を裁決し、処理し、責任をとらなければならないのです。
そして何事も最後のツメが肝心です。
たった一つの数字の間違いやチョットした言葉遣いが目の前の商談を壊してしまう事だってあるのです。
そうです、その最後のツメがパットなのです。
考えてみれば、私達に生き方まで教えてくれるゴルフ・・
実に不思議なスポーツです。
ハイ今日はここまでとします!!