2019年02月01日
努力の量とチャンスの大きさは比例するのか?
とっちゃんです。
早いものでもう2月、如月(きさらぎ)です。
立春も間近ですが由来を語る諸説の中には、まだ寒さが残っているので衣を更に重ね着する「衣更着(きぬさらぎ)」から「きさらぎ」になったという説があります。
したがって、寒さに対してはまだまだ油断できません。
さて本日は二つの言葉を皆さんに贈ります
いつか幸運が訪れることを期待して努力を続けボールを打ち続けなさい
(ボビー・ジョーンズ)
これは、二つの解釈ができると思います。
■ひとつは、普通に考えれば常に努力を続けていればいずれチャンスが訪れますよ、という意味。
「継続は力なり」という言葉の通り、日頃から努力を怠らず力をつけておけということですね
そしていざチャンスを迎えた時に、準備ができていない人はそのチャンスを生かしきれないですよという戒めとも取れます。
つまり何事においても力量がないということは致命的な問題点となります。
これはビジネスなどでも同じ事が言えるのではないでしょうか?
しかし単に努力や勉強と一口に言っても様々な分野や方法があります。
例えば専門知識、業務知識、コミュニケーション力、周辺知識を身につけるなど挙げればきりがありません。
私の場合はよく上司から、「新聞を二紙は読め」と言われました。
三大新聞一紙のほか地方紙一紙を指します。
新聞には、政治、経済、文化、スポーツ、三面記事などの社会の出来事などあらゆる分野の情報が載っているからです。
業界新聞は2-3種類有って、これは会社で取っていたので時間を見つけては読んでいました。
というのは損保マンが接する相手は、プロ代理店は勿論の事、銀行、カーディーラー、整備工場、不動産仲介業、ハウスメーカー、タクシー会社、流通など多岐に亘るのでどんな話題にもついていけないと勝負にならなかったのです。
従って私は宅建、防火管理者、スキー1級にサッカー審判員、アマチュア無線、英検などの資格を取得し、更には通信教育で会話術、パソコンなどを学び、加えて歌謡教室のレッスンまで受けていました。
特に銀行は火災保険の質権設定上で、また代理店の中に不動産関係が多かった環境もあって宅建の資格を取っておく事は自分にとって有利であると判断した訳です。
結局、こうした努力をしている人とそうでない人とは10年も経てば大きな実力差がついてしまうものです。
しかし私以上に努力しているライバルがうじゃうじや居るのがこの世界だったのです。
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おっとここで話を戻します。
したがってここで言う幸運とはラッキーではなくて、チャンスという捉え方でいいと考えます。
そしてチャンスは自分で掴み取ればいいのです。
■もう一つは、物事を継続していったとしても成功するとは限らない、そんなに甘いものではないですよという解釈もできます。
期待してという言葉は、「まあーどうなるか分からんが、とにかくやってみろ!!」とも聞こえます。
でもゴルフも人生もそんなに甘いものではありません。
まず決定的な違いは、何と言っても最後はセンスの差が結果となって現れるとでも言っておきましょうか。
したがって、努力の量と成功する度合いは必ずしも比例するものではないと言っているのかも知れません。
私も努力するに越したことはないが、それだけではなくそこには運や人との出会いも大きな要素となると考えています。
私はここでは期待ではなく希望と置き換えて考えてみることにしました。
人は夢や希望を持たないと張りのある人生を送っていけないと言われています。
これが心身を健康に保つ源(みなもと)かもしれませんね。
さて、二つ目はこの言葉です。
ゴルフとは、朝に自信を与えるかと思えば夕べには自信を失わしめるゲームである
(ハリー・バードン)
うーん、これもなかなか面白い名言です。
しかしこの言葉は、私のような下手っピーにかけた言葉ではなくて自信過剰のゴルファーを皮肉った言葉ではないでしょうか?
「よーし、今日のコンペは頑張るぞ!!」と張り切っていた仲間達が昼食の時にはややおとなしくなり、ラウンド後には意気消沈している姿を何度も見ています。
これはゴルフはミスをいかに減らすかのスポーツという事を理解していないからです。
仕事にこの言葉がそのまま当てはまるとは思いませんが、それでも一日の間には精神を揺さぶられる出来事や失敗も数多くあります。
当然のことながらこの逆も結構ありますね。
何においても本当の自信とは外からでは分かりませんし、自信とは努力に裏付けされたものだと思います。
私は努力とチャンスの大きさが必ずしも比例するものとは考えていませんが、常に誰かが見ていてくれると信じています。
そして奢らず常に謙虚な姿勢でチャレンジ精神を持ち続けた人が所謂人生の勝利者と呼ばれる確率は高いと思います。
何故なら、そうした人間にはピンチの時には必ずと言っていいほど救いの手が差し伸べられるものだからです。
こうしてみてくると本当にゴルフと人生って相通じる言葉が多いものだと改めて感じさせられます。
ハイ、今日はここまでとします!!
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