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2021年04月26日

『コスマス年代記』第二部(四月廿三日)



 エルベンの『花束』の翻訳のダウンロードなどでお世話になっている「cesko- STORE」からメールが来て、『コスマス年代記(第二部)』の翻訳の提供が始まったことを知らされた。「第二部の範囲は1035年から1092年」だというから、1034年に即位したブジェティスラフ1世から、スピティフニェフ2世を経て、ブラティスラフ2世の時代ということになる。1092年には一時コンラートが君主の座についているけれども、記述はあるのかな。この時代の君主の在位期間を確認するために過去の記事を見ていたら、年号に間違いのある記事を発見してしまって慌てて修正。

 『コスマス年代記(第二部)』のところに書かれている解説によれば、コスマスの生きた時代と重なるため、資料の不足していたと思われる第一部に比べると、一つ一つの事件が詳しく書き込まれていて、人物の取り違えもあまりないようだ。ということは断片的な記述が多いという第一部よりも読みやすいのかもしれない。
 これは、いずれは読まずばなるまいと、早速ダウンロードした。第一部のときもお知らせをもらってすぐにダウンロードしたのだけど、まだ前書きの部分しか読んでいないのだった。第二部は修道院長に捧げる献辞が冒頭に置かれているようなので、最低でもこれだけは眼を通しておくとしよう。残りは、PDF版だから、リーダーに放り込んで時間のあるときに少しずつ読むのも悪くなさそうだ。

 第一部はこちらからダウンロード可能になっている。今週はむだに仕事が多くて疲労もたまっているので、金曜日の分はこの辺でお仕舞い。たまには要点だけで終わるのも悪くあるまい。
2021年4月24日24時30分









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