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2018年09月04日

サマースクール落穂拾い作文➀〈LŠSS2018〉(九月三日)



 折角、サマースクールで作文をして、間違いの修正をしてもらったので、それをさらそうと思う。B2程度の一応上級者でもこんな間違いをするんだという例にはなるんじゃないだろうか。ただ、先生がどこまで厳密にチェックしてくれたかが不明なのだけどさ。とまれ、またまた、チェコ語を勉強してない人には読みずらい記事ということになってしまった。
 一つ目はサマースクールの日記にもちょっと取り上げた一番最初の作文。題名は「この夏の出来事」とでも訳しておこうか。


Co jsem zažil letošní léto

Zažil jsem horko, možná lepe➀ řečeno, stále přežívám horko. Když jsem se rozhodl, že budu chodit na letní školu, počítal jsem s tím, že si musím koupit nový batoh, protože starý byl už skoro zničený, ale doufal jsem, že nic jiného nemusím. Mýlil jsem se. Horko bylo tak intenzivní, že se nedalo chodit do školy v normálních dlouhých kalhotách a potřeboval jsem mít na sobě kraťasy, které jsem měl pouze jedny ve fungujícím stavu a jedny staré v záloze. Při práci bych se snažil vydržet v dlouhých kalhotách, ale při studiiA jsem v žádném případě nechtěl. Tak jsem musel hledat nové kraťasy za rozumnou cenu a s přijatelnou barvou ve své velikosti a to bylo poměrně těžké, protože mám menší postavu než většina Čechů. Nakonec jsem si koupil jedny, ale potřeboval jsem je objednat, protože tam v obchodě neměli mou velikost.
Postupně jsem zjišťoval, že potřebuju nové boty, trička s límcem, jinak řečeno polokošile a dokonce ponožky a kupoval jsem je. Doufám, že letos už nemusím nic jiného koupit, a že jsem udělal nákupy na několik let.


 最初の間違い➀は綴りのミス。「lépe」とすべきところを、「lepe」とチャールカを付けるのを忘れてしまった。ワードの校正機能を使っているので、単純な綴りミスは少ないのだが、ここは見落としてしまった。PCで書くときの綴りの間違いは、タイプミスが多いから、手書きでもこの手の間違いは同じくらいになるはずである。

 二つ目の間違いAは、正しくは「studiu」にしなければならなかった。この間違いは綴りのミスではなく、二つの名詞を混同した結果発生したものである。チェコ語には「studie」と「studium」という綴りも意味もよく似た二つの言葉が存在する。
 「studie」は研究という意味の女性名詞で、6格は「studii」になる。ただこの研究は活動ではなく、結果を表すものなのでここにはそぐわない。例えば、シャーロック・ホームズの短編「緋色の研究」は、この名詞を使って「Studie v šarlatové」と訳される。
 それに対して「studium」のほうは、勉強とか学問、研究という意味だが、研究の結果ではなく活動を指す。だから、ここでは中性名詞「studium」を使わなければならなかったのである。

 では、ここで問題。オロモウツのサマースクールの正式名称は、「Letní škola slovanských studií」である。この最後の「studií」は「studie」だろうか、それとも「studium」だろうか。「studií」が複数二格になっているのはわかるだろう。格変化を調べてみると、「studie」はラテン語起源ではあるけれども女性名詞軟変化だから、複数二格は「studií」、「studium」は中性名詞の特別な変化型で複数二格はこちらも「studií」になる。格変化からではどちらか判然としないのだが、サマースクールでは、チェコ語だけでなくロシア語やポーランド語の授業も行われていたことを考えると、「studium」だと考えるのが正しそうである。「slovanské studium(スラブ学)」の複数二格だと考えるのである。サマースクールでは研究の結果の報告やら論文やらが出てくるわけではないしね。
2018年9月3日23時55分。








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