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2018年03月15日

スパルタ変わらず(三月十二日)



 週末、春に入って四節目、今シーズンの第二十節が行われたのだが、春に入ってからの傾向に大きな変化はなかった。

 現在チェコリーグの最強チームと言ってもいいイフラバは、金曜日にプラハのユリスカのスタジアムでドゥクラと対戦した。そして圧勝した。二試合連続で3−1での勝利で、チェコリーグでは珍しいラトビア人のイカウニエクスの活躍が止まらない感じである。冬の中断期間にスラビアが触手を伸ばしたという話もあったから、いい選手なのだろうとは思っていたけれども、秋の様子ではここまでの選手だとは思わなかった。
 イフラバは、一部に昇格して以来数シーズン下位に定着しているのだけど、結構有望な選手を発掘して育てているという印象がある。リベレツでの活躍が印象深いラブシッツもリーグで最初に活躍したのはイフラバだったはずだし、ヤブロネツを経てプルゼニュに移籍したコピツもイフラバでデビューしたんじゃなかったか。2015年にチェコで行われたU21のヨーロッパ選手権で彗星のように現れてドイツに移籍したクリメントもイフラバの選手だったし、外国人では、フットサルの経験を生かしたトリッキーなプレーで活躍したハルバなんて選手もいた。
 シーズン終了後はイカウニエクス争奪戦が、外国のクラブも含めて勃発しそうである。今のイフラバを見ていると一人欠けたぐらいでは、それほど変わらないような気もするけど、代わりに獲得する選手しだいかなあ。イカウニエクスがイフラバに残るという可能性は、チームの財政規模、選手のモチベーションを考えるとなさそうである。

 日曜日には、イタリア人監督を解任してチェコ人監督を就任させたスパルタが、秋の不調から立ち直りつつあるカルビナーと対戦した。ハパル新監督はラファタを先発に復帰させた。それがよかったのかどうなのか、前半のうちに新加入のカンガのゴールで先制した。ただ、ここまではストラマッチョーニ監督の下でもできることが多かったのである。スパルタの問題は、下位のチーム相手に、一点目は取れても二点目が取れず、一点差しかないのに無駄に守りに入ってずるずるラインを下げた結果、相手に攻め込まれてミスから失点して同点に追いつかれることが多いという点である。
 その悪癖は、この試合でも解消されなかった。後半も残り5分ぐらいのところで、元代表のワーグネルにゴールを決められてまたまた引き分けに終わった。前節のブルノや、このカルビナー、スロバーツコなどの一部残留が現実的な目標となるようなチーム相手に一点しか取れずに守りに入ってしまうなんてのは、スパルタファンが怒りにかられて監督の解任を求めてブーイングをするわけである。ヨーロッパの舞台でもそれなりに戦える強いスパルタが戻ってくるまでには、まだまだ時間がかかりそうである。
 カルビナーで一点だけ特筆しておくと、ゴールキーパーを務めるのがベトナム系のスロバキア人で、秋は第二キーパーだったのだが、春に入って先発に定着している。ベトナム代表に呼ばれているなんて話も聞いたことがあるからいずれはアジアでの大会にチェコリーグの選手として出場することになるかもしれない。

 秋のどん底状態から春に入っても抜け出せないオストラバは、春に入ってイフラバと並んで連勝を続けるヤブロネツと対戦し、あまりいいところなく0−2で敗戦し、15位のブルノに勝ち点7差の最下位に沈んでいる。一試合消化試合が少ないとはいえ相手は首位のプルゼニュだから大きな影響があるとは思えない。よほどのことがない限りこのまま降格ということになりそうである。試合直後に監督のクチェラが解任されたというニュースが入ってきた。スパルタと同様よくここまで我慢したと言う印象である。

 ところで、春に入って秋の好調さが完全に消えてしまった我等がオロモウツは、スラビアに惨敗した。後半に入って専制したところまではよかったのだが、終盤に入って連続して失点して負けてしまった。前節のスロバーツコとの試合では勝ったとは言ってもほとんどいいところがなく、相手のとんでもないミスのおかげで何とか得点できただけだったし。プルゼニュからホリーと入れ替わりでやってきたフォワードのジェズニーチェクが機能していないのかな。秋はホリーが欠場しても点が取れていたから、移籍しても何とかなると思っていたのだけど、まあ一部残留は確定しているから、残り十試合は来シーズンに向けての準備に使ってもいいかな。今のオロモウツがヨーロッパリーグの予選に出たとしてもろくなことにはなりそうにないし、今シーズンは5位、6位ぐらいで終わるのが理想である。
2018年3月12日23時。








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