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2018年02月17日

HETリーガ開幕近し1(二月十四日)



 火曜日のチャンピオンズリーグの試合で、ヨーロッパサッカーの春の部が幕を開けた。国によっては、年末年始も試合が続くリーグもあるし、一月にリーグが再開しているところもあるようだけど、チェコのような冬の厳しい国では、十二月から二月の半ばにかけてサッカーをやろうというのは無理があるのだ。チェコの場合には過去形のほうが正しいかもしれない。最近は暖冬のことが多く、山間部を除けばサッカーができないような時期というのはそれほど長くないし、だから来年からシーズンのフォーマットを変えて冬休みを短くしようという計画があるのだろう。
 チェコテレビがチャンピオンズリーグのチェコ国内での一次放映権を失った結果、各節一試合しか放映できなくなったのだが、チェコチームが出場しておらず、チェコ人選手出場も以前と比べると減っていることを考えるとあまり大きな問題はない。チェコ選手のいない好ゲームよりも、チェコ選手の出場する凡戦の方がはるかに楽しめるのが、チェコファンというものである。

 ロシツキーがアーセナルにいたころはロシツキーが出ると思ってアーセナルの試合は楽しみにしていたのに欠場していた時期のほうが長いし、チェフもリーグ戦要員でチャンピオンズリーグやヨーロッパリーグの試合が放送されてもその雄姿を見られなかったし、チェコファンがアーセナル嫌いになるには十分な仕打ちである。
 その点、中堅チーム(失礼な言い方だけど)のバーゼルの場合は、キーパーのバツリークと、センターバックのスヒーが確実に出場するから、放送されれば見るかいがある。一次放映権を持っている有料テレビにしてみればバーゼルの試合はあまり魅力のないコンテンツで、たいていはチェコテレビで放送されることになるのもありがたい。

 バーゼルとマンチェスター・シティの試合は、チェコテレビスポーツで、競技が行われていない時間帯でも延々オリンピック関係の番組が放送されている関係で、チェコテレビ第二で放送された。最近のオリンピックでは、第二放送まで使ってオリンピックの放送をし、テレビで中継できない分はネット上で視聴できるようにするという至れり尽くせりの放送体制だったのだが、今回は資金不足だったのか、放映権料の高騰に対応しきれなかったのか、チェコテレビスポーツだけでしか放送できない契約になっているようだ。
 やるべきことがあった関係で、試合を全部は見られなかったし、気が付いたら0-2で負けていて、バーゼルの完敗だったけれども、バツリークとスヒーがヨーロッパのトップレベルで頑張っている様子が多少なりとも見られて満足だった。

 ヨーロッパの春の部が始まったということは、そろそろチェコリーグも再開されるということである。今年は例年より少し早い気がするのだけど、二月中旬の今週末からである。ネタも枯れ気味なので各チームの移籍情報、特に調べなくても耳に入ってくる重要な移籍情報なんかを書いておくことにする。ちなみにヨーロッパレベルでは移籍が認められるのは一月末までだが、チェコは二月に入ってからもリーグ再開の週までは認められるのかな。
 オロモウツでは日曜日に、プルゼニュのとの試合が行なわれる。秋の部の首位と三位の対戦である。オロモウツは昔は夏も冬も大きく選手を入れ替えていたのだが、前回昇格したときにそれで大失敗をした反省からか、今年は夏も冬も選手の入れ替えは多くなかった。この冬、チームを離れた大物としては、長身フォワードのホリーがプルゼニュに買われて行ったぐらいである。これはプルゼニュがクルメンチークの移籍に供えて獲得したのだと言われている。ホリーの移籍金はチェコ国内での移籍では最高額と言ってもいい2500万コルナ。

 ホリーの加入でフォワードの数が増えすぎたプルゼニュから、春の部だけのレンタル移籍でゼズニーチェクがオロモウツにやってきた。チェコではレンタル移籍の場合に、レンタル先のチームが支払った金額によってレンタル元相手の試合に出られたり出られなかったり条件が変わるのだけど、このジェズニークの場合はどうだろうか。いてもいなくても、特に春の初戦だし、あまり結果には影響はないような気がするけどさ。
 プルゼニュもブルバ監督はあまり大々的に選手の入れ替えをせずに毎年少しずつ新しい選手を採って時間をかけてチームに適応させていくことが多く、今回も目立つ補強はホリーぐらいのものである。ヤブロネツのセンターバックのペルニツァを獲得したけれども、実際にプルゼニュでプレーするのは夏からで、この春はレンタル移籍でヤブロネツに残るようである。これもプルゼニュが冬の移籍でよく使う手で、ホリーを獲得してすぐにチームに呼んだのが意外だったほどである。

 そういえば、怪我で欠場が長引いて半ば忘れられた存在になりつつあった若手センターバックのバラーネクが引退を発表した。怪我がなかなか治らないのが原因だという。以前同じセンターバックのチショフスキーが難病に冒されて引退を余儀なくさせられて、現在も闘病を続けているけれども、こういうスポーツ選手の、特に若手で将来を嘱望された選手の怪我とか病気での引退という話を聞かされると、やるせないものがある。
 超ベテランの域に入りつつあるペトルジェラとリンベルスキーの二人と契約を延長したというニュースもあった。今のプルゼニュは中心選手の経験を生かすと言えば言葉はいいけれども、ベテラン選手が多すぎるのが玉に瑕である。来季のチャンピオンズリーグ進出を目指して、リーグ春の部では、若手の伸びそうな選手を起用してほしいところである。
2018年2月15日24時。








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