アフィリエイト広告を利用しています
<< 2024年02月 >>
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29    
検索
リンク集
最新コメント
チェコの銀行1(十二月二日) by ルイ ヴィトン 時計 レディース hウォッチ (03/20)
メンチンスキ神父の謎(四月卅日) by にっしやん (12/30)
メンチンスキ神父の謎(四月卅日) by にっしゃん (12/30)
メンチンスキ神父考再び(七月卅日) by にっしゃん (12/30)
カレル・チャペクの戯曲残り(二月朔日) by K (08/16)
最新記事
カテゴリーアーカイブ
記事ランキング
  1. 1. 『ヨハネス・コメニウス 汎知学の光』の刊行を寿ぐ(四月十日)
  2. 2. no img 『羊皮紙に眠る文字たち』『外国語の水曜日』(三月十九日)
  3. 3. no img コメンスキー――敬虔なる教育者、あるいは流浪の飲んだくれ(九月廿七日)
  4. 4. no img すべての功績はピルスナー・ウルクエルに(一月廿六日)
  5. 5. no img 「トルハーク」再び(三月廿日)
  6. 6. no img トルハーク四度(十月二日)
ファン
タグクラウド










ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

広告

posted by fanblog

2016年08月29日

プルゼニュ覚醒?(八月廿六日)



 サッカーのチャンピオンズリーグの予選のプレーオフで、チェコのプルゼニュは、ブルガリアのレドゴレツとかいうチームと対戦した。アウェーとホームの二試合を一言で表現すると、どちらも酷え試合だった。ただし、その意味は異なる。

 勝ち抜ければ四年ぶりぐらいに本戦進出となるこのプレーオフで、プルゼニュはまずブルガリアでの試合に臨んだ。今シーズンが始まって以来プルゼニュは気合の入らないしょうもない試合を続けているのだけど、このブルガリアの試合でも状況は変わらなかったらしい。残念ながらオリンピックの裏側で放送されなかったので全部は見ていないのだが、ニュースによれば、守備ではミスを連発して得点を献上し、攻撃では相手を崩すことが待ってくできておらず勝てそうな気配は全くない試合だったという。失点も二点で収まったのは御の字だったのかな。つまり初戦はプルゼニュのプレーがひでえ試合だったのだ。
 このままではいけないと考えたチームは、急遽新しい選手の獲得に向かう。ホームでの試合には間に合わないけれども、試合が始まる時点で、ズリーンのポズナル、ギリシャのチームからアルバニア代表の選手、スイスのシオンからゼマンという三人の選手の名前が挙がっていた。

 入ってくる選手がいれば出ていく選手が必要になるわけで、プルゼニュの初優勝以前から中心選手であり続けているダニエル・コラーシュと、一度ドイツに移籍した出戻りのライトラルが、出されるのではないかと噂されていた。試合後になると、かわいそうに忘れられていたホレンダも放出候補として加えられていた。
 ホームでの第二戦には、コラーシュもライトラルも出場しなかったのだが、今シーズン一度も見たことのなかった強いプルゼニュの片鱗を見ることができた。一番よかった時期の流れるようにつながる攻撃まではいかなかったけれども、おっと思わせる、期待を感じさせるプレーが多く、予選の三回戦で対戦したアルメニアのカラバフとの試合を見ていたときの絶望感はなかった。

 前半の早い時期にドゥリシュの得点で1対0。すぐに守備のミスから点を取られて同点に追いつかれてしまう。しかし、この得点につながるパスを出した選手は、明らかに手を使ってボールを処理しているのだ。審判はすぐ近くにいたというのに、テレビではスローで見ても、普通のスピードで見ても明らかなハンドだったのに、流されてしまった。これでプルゼニュはあと三点取らないと本戦に出場できないという状態になったのだが、選手たちはあきらめていなかった。
 後半に入って、相手をペナルティエリアに押し込んで、シュートがゴールポストに当たって跳ね返ってきたところを押し込んだバコシュのゴールは、オフサイドの判定で認められなかった。どう見てもオフサイドじゃなかったんだけどねえ。バコシュよりもちょっと前に出ていたコピツがシュートしたとしても、ぎりぎりオフサイドじゃない位置にいたはずである。こんな大事な試合で、何やってんだ審判と言いたくなる。
 その後、マテユーが二点目を決めるけれども、時はすでに遅しで、勝ち抜けはほぼ無理という状態だったのだけど、攻撃の手を緩めずに攻め続けていたら、ロスタイムに入ってカウンターから点を取られて、試合自体も引き分けに終わってしまった。でもいいのである。久しぶりに、本当に久しぶりにブルバが監督の頃の強かった、負けていて退場で人数が少なくなってもあきらめずに攻撃しつづけるプルゼニュの片鱗が見られたのだ。願わくはこの試合がきっかけとなって、調子を上げ、ヨーロッパリーグで勝ち続けんことを。

 得点が認められたかどうかで試合展開は変わるものだから、審判のミスだけのせいでプルゼニュが敗退したとは言わない。レドゴレツの一点目が認められていなくても、別な形で失点した可能性はあるわけだし、バコシュの得点が認められていたら、レドゴレツが攻勢に出て失点したかもしれないのだから。でも、初戦が一点差、もしくは引き分けだったら、審判のせいだと声をあげてしまっていただろうなあ。二戦目は審判がひでえ試合だったのだ。
 今シーズンからチェコリーグの審判のボスになったポーランド人が、ここまでチェコリーグで笛を吹いた審判を褒めていたけれども、チャンピオンズ・リーグのプレイオフでこんなミスをする審判がいることを考えると正しいのかもしれない。ちなみにこの試合の笛を吹いた審判はスペインの人だったかな。そのボスはイングランドリーグやポーランドリーグの審判と比べたら、これまでのところはチェコの審判のほうがはるかに正確に笛を吹いているとか言っていた。イングランドの審判って、そんなにひどいのかね。

 本当は、ヨーロッパリーグの予選プレイオフのリベレツ、スパルタの話も書こうと思っていたのだけど、長くなってしまったので、この二チームも勝ち抜けたということで終わりにしよう。スラビア? スラビアは予選の二回戦からここまで来ただけで御の字だったのだよ。これ以上期待しちゃあいけねえ。
8月26日23時。


 ズリーンのポズナルは、結局プルゼニュではなく、リベレツに向かいそうな状況である。8月28日。

チェコピルゼンハンドピック93/7 キング



 プルゼニュでは何も出てこず、プルゼンにしたら、プルゼントなんて誤植が出てきた。ドイツ語名のピルゼンにしたらこんなのが出てきたのだけど、ハンドピックってのは何なのだろう。
この記事へのコメント
コメントを書く

お名前:

メールアドレス:


ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/5373358
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
プロフィール
olomoučanさんの画像
olomoučan
プロフィール


チェコとスロヴァキアを知るための56章第2版 [ 薩摩秀登 ]



マサリクとチェコの精神 [ 石川達夫 ]





















×

この広告は30日以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。