アフィリエイト広告を利用しています
<< 2024年02月 >>
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29    
検索
リンク集
最新コメント
チェコの銀行1(十二月二日) by ルイ ヴィトン 時計 レディース hウォッチ (03/20)
メンチンスキ神父の謎(四月卅日) by にっしやん (12/30)
メンチンスキ神父の謎(四月卅日) by にっしゃん (12/30)
メンチンスキ神父考再び(七月卅日) by にっしゃん (12/30)
カレル・チャペクの戯曲残り(二月朔日) by K (08/16)
最新記事
カテゴリーアーカイブ
記事ランキング
  1. 1. 『ヨハネス・コメニウス 汎知学の光』の刊行を寿ぐ(四月十日)
  2. 2. no img 『羊皮紙に眠る文字たち』『外国語の水曜日』(三月十九日)
  3. 3. no img コメンスキー――敬虔なる教育者、あるいは流浪の飲んだくれ(九月廿七日)
  4. 4. no img すべての功績はピルスナー・ウルクエルに(一月廿六日)
  5. 5. no img 「トルハーク」再び(三月廿日)
  6. 6. no img トルハーク四度(十月二日)
ファン
タグクラウド










ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

広告

posted by fanblog

2023年01月27日

ハヤブサ考



 日本語の種名としてのハヤブサが、チェコ語のsokol stěhovavýに相当することはすでに紹介したが、他のハヤブサ科の鳥たちもsokolなのだろうか。残念ながらタカの場合と同様に、sokolという言葉が使われるのはハヤブサ一種だけで、ほかの鳥たちは別の言葉で呼ばれているようである。
 今回はチェコ語を基準に紹介する。日本語で聞いてもどんな鳥なのか、普通のハヤブサとどう違うのかわからないし、チェコ語の名称も聞いたことのないものばかりである。

➀ostříž
 チゴハヤブサ ostříž lesní
 エレオノラハヤブサ ostříž jižní

※チゴハヤブサは、「チゴ」がついているから、普通のハヤブサよりも小さいものだと予想されるけど、チェコ語では指小形「sokolík(だと思う)」は使われないようだ。

Araroh
 シロハヤブサ raroh lovecký
 セーカーハヤブサ raroh velký
 ラナーハヤブサ raroh jižní

※シロハヤブサとか、sokol bílýだったら、日本語と対応して学習者は幸せなのだけど、やはりチェコ語は、いや動物の名称は一筋縄ではいかない。

➂poštolka
 チョウゲンボウ poštolka
  ヒメチョウゲンボウ poštolka jižní
  ニシアカチョウゲンボウ poštolka rudonohá
  アメリカチョウゲンボウ poštolka pestrá

※そう言えばそんな名前の鳥いたねというのが、チョウゲンボウへの印象で、poštolkaはニュースなどで何度か耳にしたことはあるけど、それが日本語のチョウゲンボウにあたるとは、思ってもいなかった。チョウゲンボウは、タカ科のトビなどと並んで、一般的な名称と個別の種名の関係が、日本語とは対応しないけど、わかりやすいものなのだが、残念ながら、poštolkaではないチョウゲンボウの一種も存在する。

Cdřemlík
 コチョウゲンボウ dřemlík tundrový

※どうして、poštolka menšíじゃないの? と命名者に文句を付けたくなってしまう。

 ハヤブサの仲間の鳥は、数は少ないけれども、タカの仲間以上に知らないものが多い。細かい種別が重要ではない場合には、全部小型の猛禽類と考えてタカで済ますか、ハヤブサで済ませてしまってもいいのかもしれない。ただostřížとrarohはハヤブサ、poštolkaはチョウゲンボウというのは、実際に使うかどうかは別にして、覚えておいたほうがよさそうだ。



週末投稿で復活のつもりだったのだけど、忘れることが多いので、思い立ったときに投稿することにした。この文章も書いたの数か月前だし、書きかけでまとめていないのも入れればストックはたくさんあるから、週末にこだわることもあるまい。


この記事へのコメント
コメントを書く

お名前:

メールアドレス:


ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/11836460

この記事へのトラックバック
プロフィール
olomoučanさんの画像
olomoučan
プロフィール


チェコとスロヴァキアを知るための56章第2版 [ 薩摩秀登 ]



マサリクとチェコの精神 [ 石川達夫 ]





















×

この広告は30日以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。