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2021年03月14日

チェコサッカー界の状況(三月十一日)



 去年の秋の、規制の再強化の時期に、せっかく定期的な検査がうまく行って、アイスホッケーと比べたら選手関係者の集団感染がはるかに少なかったサッカーリーグも、自分は規制を守らないプリムラ厚生大臣によって開催を禁止されたため、今シーズンは例年になく過密日程になっている。秋のシーズンが長引いて十二月下旬まで試合が行われたのは、暖冬だったからまだよかったにしても、規制の再緩和と重なったことで、感染状況の悪化につながった可能性もある。
 ハンドボールの男子リーグも、試合前の定期的な検査を取り入れたことで、活動停止に追い込まれるチームは最低限で済み、現在プラハのドゥクラが活動停止中だけど、リーグ戦は順調に、秋に無駄な開催禁止で延期になった分も含めて開催が進み、プレーオフ進出チームも決まりつつあるようだ。それにしても、秋のプロリーグの開催禁止は、チームが活動を停止したことで、感染対策が徹底できなくなり、そのせいで感染する選手が出るという結果をもたらした。これもまた、スポーツ界に政府の感染対策、ひいては疫学の専門家の規制強化の意見を信じられない、受け入れられないという人が多い理由になっている。

 ただ、国全体の感染状況の悪化は、サッカーリーグにも大きな影響を与えていて、ブルバを監督に迎えてチームの建て直しが進む、スパルタが活動停止に追い込まれたと思ったら、現在絶好調でスラビアの次に強いんじゃないかと思われるスロバーツコが陽性者が複数出たことで、隔離状態におかれチームとしての活動を停止することになった。これで、チームの調子と成績が悪化するなんてことになったらやってられない。
 そして、スパルタが二週間の活動停止から復帰して延期になって、平日に行われたプシーブラムとの試合に完勝したとおもったら、今度は週末のスパルタの対戦相手であるプルゼニュが、二週間の活動停止になってしまい、楽しみにしていた試合が延期されてしまった。スパルタの監督になったブルが、自分が最強チームに育て上げたプルゼニュと対戦するのだから、ブルバ時代のベテラン選手も残っていることだし、大きな注目を集めるのは当然である。その試合が延期で平日開催になるのはどちらのチームにとってもありがたいことではあるまい。

 さて、この日は、エデンでヨーロッパリーグの、スラビアとレンジャーズの試合が行われたのだが、またまた観客が、少数だったとは言え入っており、テレビの中継でも声が聞こえてきた。今回は政財界の大物が選ばれてと言う事ではなかったようだが、レスター戦の時期よりも、感染症対策の規制がはるかに強化され、余暇のための外出は自分の住む市町村の外に出てはいけなくなっている中、観客を入れたのは、許可した厚生省に何の目的があったのか。リーグ戦でも観客を入れるための実験なんて話は、現状ではありえないのだから、通用しない。
 試合のほうは、前半開始早々からスラビアが一方的に優勢で、1点しか取れていなかったけれども、今日は勝てそうだと思ってみていたたら、30分過ぎにセットプレーから失点。最近スラビアは、以前と比べるとセットプレーから、ミスで失点するシーンが増えているという話なのだが、非常に残念なもったいない失点だった。以後はスラビアの攻撃が正確性を欠いて、チャンスもなかなか作れなくなった。それでも終了間際にコーナーキックからマソプストが放ったヘディングシュートはほぼ完璧で、アナウンサーもゴールと叫んだのだけど、相手キーパーが片手で信じられないようなセーブを見せて得点にならず引き分けに終わった。レスターともプラハでは引き分けたわけだし、グラスゴーで買ってくれることを祈ろう。

 サッカー協会では、影の権力者だったベルブル氏が逮捕されたのだが、以後おそらく警察のリークで、審判とベルブル氏の電話での会話や、審判の控え室でハーフタイムに金銭のやり取りが行われているビデオなどがニュースで取り上げられてきた。それによって、どのような方法で審判に圧力をかけ、もしくは審判の担当を決めて試合結果に影響を与えていたかが明らかになりつつある。
 そんな状況に見ていられなくなったのか、サッカー協会の会長に立候補すると言い出したのが、ブリュックネル監督時代の中心選手の一人ポボルスキーである。この件に関してはシュミツルもサッカー界の改革を訴えて運動を起しているから、会長船に立候補する可能性もある。自分たちの支援する候補が協会の地方支部の会長選挙で勝ったなんて自慢もしていたし、場合によってはシュミツルとポボルスキーが一騎打ちなんてことになるのかもしれない。見たいような見たくないような……。
2021年3月12日24時。









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