アフィリエイト広告を利用しています
<< 2024年02月 >>
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29    
検索
リンク集
最新コメント
チェコの銀行1(十二月二日) by ルイ ヴィトン 時計 レディース hウォッチ (03/20)
メンチンスキ神父の謎(四月卅日) by にっしやん (12/30)
メンチンスキ神父の謎(四月卅日) by にっしゃん (12/30)
メンチンスキ神父考再び(七月卅日) by にっしゃん (12/30)
カレル・チャペクの戯曲残り(二月朔日) by K (08/16)
最新記事
カテゴリーアーカイブ
記事ランキング
  1. 1. 『ヨハネス・コメニウス 汎知学の光』の刊行を寿ぐ(四月十日)
  2. 2. no img 『羊皮紙に眠る文字たち』『外国語の水曜日』(三月十九日)
  3. 3. no img コメンスキー――敬虔なる教育者、あるいは流浪の飲んだくれ(九月廿七日)
  4. 4. no img すべての功績はピルスナー・ウルクエルに(一月廿六日)
  5. 5. no img 「トルハーク」再び(三月廿日)
  6. 6. no img トルハーク四度(十月二日)
ファン
タグクラウド










ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

広告

posted by fanblog

2021年01月30日

日本ハンドは豊田で持つ?(正月廿七日)



 ハンドボールの世界選手権の日本の試合を見ていたら、アナウンサーがある選手について、「所属チームはトヨダゴーセーで、現在日本リーグで首位に立っている」とか何とか言っていた。そんなチームあったっけと、不思議に思って代表選手の所属チームを確認してみることにした。アナウンサーはチェコ代表のズドラーハラが所属するポーランドのチームに所属する選手もいるようなことを言っていたが、そっちはあまり興味を引かなかった。おそらく日本の所属チームから派遣される形で、ポーランドで活動しているのだろうしさ。

 こちらが、ハンドボールの日本リーグの結果を確認していた1990年代の初めは、湧永、大崎電気、大同特殊鋼が三強で、ほかには三陽、本田技研なんかが参戦していたかな。中村荷役なんてチームがあったのも覚えている。しかし、トヨタ、もしくは豊田という名前のついたチームはあったか。二部にならあったかも知れないけど、一部では記憶にない。
 その後こちらに来てからも、まったく日本のハンドボール界の情報が手に入らなかったというわけではなく、浅はかなハンドボール協会の幹部が、リーグをプロ化すればすべてが解決するとばかりに、ごり押しした結果、撤退するチームが続出して日本リーグのチームの数が激減したとか、その隙を突いて元代表の選手が故郷の沖縄にクラブチームを設立してごり押しで日本リーグに参戦したのはいいけれども、いつも間にやらとんずらしていたとかは知っていた。だけど日本リーグ参加チームを確認するほどの熱心さは持ち合わせていなかった。

 世界選手権のHPだとわかりにくいので、ハンドボールの日本リーグのHPで参加チームを確認したら、男子は、北からトヨタ自動車東日本、大崎電気、ジークスター東京、北陸電力、豊田合成、大同特殊鋼、トヨタ車体、湧永製薬、ゴールデンウルヴス福岡、トヨタ紡績九州、琉球コラソンという11のチームでリーグが行われているようだ。そのうち3分の1以上にあたる4チームがトヨタ(豊田)系じゃないか。トヨタなくして日本リーグ男子は成り立たないといってもよさそうだ。同じ自動車会社のホンダは完全に撤退したみたいだし。
 女子のほうも見ると、HC名古屋というチームもあるから、愛知県だけで豊田合成、大同特殊鋼、トヨタ車体と合わせて4チームも擁していることになる。男女合わせて20チームしかないことを考えると、日本ハンドボールは愛知で持つといってもよさそうだ。そういえば昔愛知ハンドボール協会の創立何十周年を記念して、チェコ代表を招聘して試合するなんてこともしていたなあ。トヨタのお膝元で、昔からある程度はハンドボールも支援してくれているのだろう。うらやましいことである。

 それで、実際の順位はと、順位表を探すのだがなかなか見つからない。日程・結果のところから行ける、星取表という対戦成績も詳しくわかる表のはいいのだけど、簡単な順位表もすぐに見られるようになっているほうがいいと思う。この辺、改善の余地は大いにありである。一体に日本ハンドボール協会のページは、どこに何が置かれているのかがわかりにくくい印象である。
 現在中断中の日本リーグでは、チェコテレビのアナウンサーが言っていたとおり豊田合成が、無敗(13勝1分)で首位だった。疑っていたわけではないけれども、さすがはチェコテレビしっかり取材している。逆に日本のテレビ局が(ありえないけど)、ハンドボールの世界選手権でチェコの試合を放送した場合に、チェコリーグの結果まで確認するかというと心もとないものがある。誰も気づかないだろうと適当なことを言ってお茶を濁すに違いない。メジャーなサッカーでさえ結構いい加減な情報があふれているからなあ。

 気になるのは、女子で4チーム、男子で3チーム、旧来の実業団型のチームとは違うクラブチームが参加していることで、いつの間にこんなに増えたのだろうと驚いてしまった。これはおそらくリーグのプロ化に失敗した結果なのだろう。一部の選手がプロ契約というならともかく、リーグ全体の完全プロ化はハンドボールのようなマイナースポーツでは難しいだろう。チェコだって1部リーグの完全プロ化は達成できていないのである。
 とまれ、ハンドボールリーグの公式動画サイトなんてのもあるみたいだから、試合を見てみるのもいいかもしれない。最近、チェコリーグの中継が減った上に、時間帯がよくないから見逃すことが多く、ハンドボールに飢えることが多いのである。日曜までは世界選手権が見られるから文句はないけどさ。
2021年1月28日17時30分









この記事へのコメント
コメントを書く

お名前:

メールアドレス:


ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/10505840

この記事へのトラックバック
プロフィール
olomoučanさんの画像
olomoučan
プロフィール


チェコとスロヴァキアを知るための56章第2版 [ 薩摩秀登 ]



マサリクとチェコの精神 [ 石川達夫 ]





















×

この広告は30日以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。