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2020年12月19日

ヤロミール・ヤーグル現役復帰?(十二月十六日)



 サッカーのチェコ代表の屋台骨を長年にわたって支えてきたのが、ペトル・チェフなら、アイスホッケー代表の大黒柱だったのはヤロミール・ヤーグルである。アイスホッケーは、毎年世界選手権があるし、オリンピックに、よくわからないワールドカップなんてものもあるから、代表が出場する大会はサッカーよりもずっと多く、アメリカのNHLのシーズンと重なっていると出場できないこともあるから、すべての大会にヤーグルが出ているわけではないのだけど、いるのといないのとでは大会に対する期待度が大きく違っていた。
 そんなヤーグルが代表を引退したのは何年前だっただろうか。最近はチェコに戻って、自らオーナーを務めるクラドノのチームの運営に腐心しながら、必要に応じて試合に出場していた。昨シーズンはクラドノは一部のエクストラリーガでプレーしていたが、中断前に最下位と降格が決まっていたために、今シーズンは二部リーグに参加している。そのクラドノの試合にヤーグルが出場したらしい。

 ニュースによれば、九ヶ月ぶりの復帰で、クラドノのチーム内で武漢風邪が発生して選手が足りなくなったからということだったので、チェフ同様、一度引退していたのが、チームの窮状を救うために緊急避難的に出場したのだろうと思ったら、そんなことはなかった。緊急出場なのは確かだけど、引退から現役復帰したのではなく、復帰は復帰でも負傷欠場からの復帰だった。もともと来年の一月に復帰する予定だったのを、一月ほど早めたのだという。
 考えてみたらヤーグルは引退宣言なんて出してなかったかもしれない。クラドノの降格が決まったときに、来年二部だったら自分が出る意味があるのか考えなければならないとか、臭わせることはいっていたような気はするけど、断言はしていなかった。チェフのニュースに続いての復帰のニュースだったから、勘違いしてしまったようだ。

 個人的には、ヤーグルが試合に出ているというだけで十分で、できれば一部で見たいけど、結果はわりとどうでもいい。それよりも面白かったのは、ヤーグルが最初に出場する際に相手選手にぶつかってしまったらしのだが、「俺ももう五十近いからねえ、年を取ると止まれなくなるんだ」なんてことを言っていたことだ。スケートなんてしたこともなければ、したいと思ったこともないのだけど、確かにスピードを出して滑った後に、急に止まったり、方向を変えたりするのは大変そうだ。
 ヤーグルはチェコ人の中でも巨体といっていい人なので、ぶつかられた選手はどうなったのか心配になるけれども、特にニュースにはなっていないし問題はなかったのかな。アイスホッケーの場合には怪我の防止に装備をつけているから、スケートのエッジが当たったとかでもない限り、大怪我にはなりにくいはずだ。

 アイスホッケーも一部と二部が、再開を許可されて試合が続いているわけだが、サッカーよりも試合数がはるかに頻繁に行われるために、毎節検査を行うということはできていないようだ。特にクラドノの所属する二部は各チームの経済的な問題もあってそれほど頻繁に検査を行えるわけではない。それがヤーグルの復帰が早まった原因といってもよさそうだ。不幸中の幸いというかなんというか。ヤーグルのことだから、五十歳過ぎても怪我で出場できないなんてことがない限り、プレーを続けそうな気もする。

 頻繁に検査をしているはずのサッカーの一部リーグでも、オストラバとボヘミアンズが、集団感染で隔離されて二試合ほど延期になったし、今日のズリーンとスラビアの試合も、スラビアで感染者が出たことで、プラハ市の保健所が隔離を指示したため、中止となった。この三チームでどれだけの感染者が出たのかは知らないが、オパバの場合には、Aチームで十五人ほどの感染者が出たにもかかわらず、保健所が許可したために、試合を行わなければならなかった。
 オパバは、ほとんどユースチームの選手でリベレツでの試合に臨んで負けてしまったのだが、どんな状態になったらチームに活動停止の指示が出るのか規準がはっきりしないのが一番の問題である。この件に限らず、チェコの役所は一体に担当者個人の裁量で決められる範囲が広すぎて、どういう決定が出るのか予想しにくいところがある。それで助かることもないわけではないのだけど、汚職の温床になっていると言えば言えそうである。
2020年12月17日23時。





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