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2020年12月08日

ハンドボール女子ヨーロッパ選手権開幕(十二月五日)



 ノルウェーが開幕直前に開催を返上した結果、最近流行の共同開催のはずが、デンマーク単独での開催となったこの大会、そろそろ始まることだと思っていたら、すでに始まっていた。16カ国の代表を集めて、コリングとヘアニングの二つの都市で開催される大会は、木曜日に開幕しており、チェコ代表もすでに試合をしていた。

 チェコ代表は、Bグループに入っているのだが、対戦相手は順に、スウェーデン、ロシア、スペインというすべて格上のチームである。監督によれば今大会の目標は、一次グループで3位以内に入って二次グループに進出することだというが、対戦相手を見たときに正直無理だろうとしか思えなかった。
 ロシアは二年前のヨーロッパ選手権で準優勝、昨年の日本で行なわれた世界選手権で3位に入ったチームだし、スペインは世界選手権準優勝のチームである。この2チームと比べると、前回のヨーロッパ選手権で5位に終わったスウェーデンは組しやすい相手ということになるが、同じ大会でチェコが1勝もできずに敗退し、15位という順位に終わったことを考えると、期待はしづらい。

 これまでチェコ代表は何度か番狂わせを起して上位に進出したこともあるわけだけど、小ずるさが売りのバルカンの国ならともかく、正統派の北欧の国相手に番狂わせは想像もできない。善戦はできると思うのだが、最後は正面から実力で突き放されて負けてしまう様しか想像できない。特に今回は、長年チームの攻撃の中心を務めてきたコレショバー(旧姓ルズモバー)とフルプコバーがそれぞれの事情で参加できないわけだし。
 もちろん、世界中で武漢風邪の流行する現状を考えれば、どこの国にも欠場を余儀なくされた選手はいるに違いない。ただチェコのような小国では、中心選手が欠場する影響は、ハンドボール大国と比べると、はるかに大きいのである。出場できただけでも、チェコのハンドボール界にとっては大成功だといってもいい。とはいえ、できれば一試合ぐらいは勝ってほしいと思うのもファンの審理としては当然である。

 金曜日の夜のニュースで、すでに木曜日に行われていたことを知った緒戦のスウェーデンとの試合は、試合展開をみると凄くいい試合だったようだが、結局負けてしまった。前半は、ほぼリードを許す展開が続き、終了間際に13−13の同点に追いついている。最大でも2点差までしか許さなかったおかげである。
 そして、後半に入ると、すぐに連続で得点を上げ、最大で3点差でリードする。その後スウェーデンの守備が改善されたのか、なかなか得点できなくなり、あっさり逆転され、6点差にまで広げられてしまう。最後で連続で2点とって、4点差となったが、23−27で敗戦。後半30分の得点が、最後の2点をれても10点というのは少なすぎる。スウェーデンの対応力が上だったということだろうか。見たかったなあ。

 同グループのロシアとスペインの試合は、意外なほど差がついて、31−22と9点差でロシアが勝った。これを見て、スペインになら勝てるかもなんて思ってはいけない。勝ち目がなくなってから気が抜けて一気に差を広げられた可能性もあるのだから。

 今日行われたロシアとの試合は、事前に試合が行われることを知っていたので、テレビでは見られなかったものの、オンラインのライブスコアで試合展開だけは追いかけることができた。前半は最初のうちはリードしていたものの逆転され、最後にゴールを決めて、13−15と2点差に迫ったところで終わった。
 後半も二度同点に追いついた以外は、常にリードをゆるし、22−24と2点差で負けたまま終了した。後半だけを見ると9−9だから、どちらのチームもディフェンスが改善されたのか、攻撃がうまくいかなくなったのか。それでも、優勝候補の一角を相手に互角の試合を演じたことは高く評価されていい。残念ではあるけれども、調整段階の強国相手になんとか善戦というのが今のチェコ代表の限界なのだろう。

 裏の試合で、スペインとスウェーデンが引き分けた結果、チェコが二次グループに進出するためには、最終戦でスペインに勝たなければならなくなった。難しいとは思うけれども、月曜日もスコア速報だけは応援しながら追いかけることにしよう。テレビで見られないのが残念でならない。とはいえ、このためだけに有料チャンネルと契約するところまではトチ狂えないからなあ。テレビで見るのは来月の男子の世界選手権まで我慢するしかないか。
2020年12月6日12時。




一次グループ最終戦のスペインとの試合もチェコ代表は頑張った。後半の半ばまでは、6点差で勝っていたのだけど……。最後はスペインの実力に踏みにじられ、24−27と3点差での負け。やっぱ強いわ。






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