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2016年06月13日

EURO2016開幕(六月十日)



 サッカーのヨーロッパ選手権がフランスで始まった。同時にエールフランスのパイロット達のストライキも始まって、30パーセントほどの便が運休になったという。すでに鉄道関係者、ごみの収集業者などもストライキを実施しているらしい。挙国一致で、みんな不満を飲み込んで、あらゆることを犠牲にしてでも、この手のスポーツイベントを成功させようというのは気持ち悪いので、ストライキがこの時期に行われること自体はいいのだが、街中に放置されたまま、回収車を待つごみの山を見ると、フランスというのも厄介な国だなあとは思う。

 それにしても、この手のスポーツイベントで、スポーツとは何の関係もないわけのわからないオープニングセレモニーが行われるようになったのはいつからなのだろう。オリンピックの開幕式で各国の選手団が旗手を先頭に入場して行進するのまでは許せる。ぎりぎりで聖火点火までは許してもいいような気がする。でも、スポーツそのものが見たくて楽しみにしている人間にとっては、意味不明なオープニングショーは邪魔でしかない。そんなものをやる暇があったら、とっとと試合を始めてくれというのが正直なところである。質実剛健のイメージがあるラグビーですら、時代の潮流には逆らえないのか、去年のワールドカップでなんかやってたからなあ。
 ということでオープニングを無視して仕事をしていたら、いつの間にか開幕の試合が始まっていて、気がついたときには後半だった。だから、とは言うまい。時間をちゃんと確認しなかった自分がいけないのだから。後半しか見なかった試合は、予想されていた通りフランスが勝ったが、ルーマニアが健闘したおかげでなかなか面白かった。

 しかし、出場国をこれまでの16から、24に増やしたのはどうなのだろう。最近のこの手のスポーツイベントが肥大化する流れに乗っての決定なのだろうが、ヨーロッパの国の数を考えると半分近い国が出場することになる。それなら予選なんかやめてしまって、すべての国が出場できるようにすればいいのに。そうすれば今回オランダが出場できなかったような、有力チームが欠けて興味が失われるという事態は起こらなくなる。
 テロの脅威が高まる中、一つの国でこれだけの大きな大会を開催する危険も高まっている。大会目当てに入国する人が増えれば増えるほど、テロ組織関係者が紛れ込みやすくなる。大会期間中ずっと特別警戒態勢を、国中の複数の場所で敷き続けるのは、大国フランスにとってもかなりの負担であろう。今回は労働組合にも格好の交渉材料として使われたし、七月のツール・ド・フランスまでもつのかなこれ。
 以前どこかで、今後は集中開催はしないという話を読んだような気がするが、以前のように、準決勝から一箇所での開催にするか、チャンピオンズリーグのように、決勝の行われるスタジアムだけ決めておいて、それ以外は参加各国での試合にするというのが一番いいような気がする。
 そうだ、肥大化してしまったオリンピックもそうすればいいのだ。チームスポーツに関しては、オリンピックの開催地で行われるのは決勝のみ。もしくは各大陸一チームずつの出場にしてしまえばいい。そして、個人種目に関しても、各国各種目最大一名ずつの出場にすれば、かなり縮小できるはずだ。マスコミが大好きなお涙ちょうだいのドラマは、これまで以上にもりあがるはずの出場権を巡る争いで十分である。

 ところで、我らがチェコ代表である。ロシツキーが、完全とはいかないけれども復活したのは、素晴らしいニュースである。ロシツキーの躍動する姿を見られれば、全敗でもいいかなと思わなくもないが、出るからにはできるだけ勝ち進んでほしいとも思う。多分ロシツキーはこれが最後の大きな大会になるだろうし。
 大会前の親善試合は、三試合。初戦のマルタ相手の試合は、無失点で大勝したけど、これはまああまり参考にはならない。ブルバが代表監督になってこれが初めての無失点勝利というのは、やっぱりと言うか何と言うか、守備陣にはベテランが多いけれども、それが守備の安定を意味しているわけではないのだ。それに、この監督、プルゼニュ時代から点を取られてもそれ以上に取ればいいというタイプだから。
 残りのロシア戦、韓国戦は、どちらもスコアは2対1で、ロシアには勝利、韓国には敗戦だった。問題は前半の出来が悪いことと、点を取れないこと。失点、それもしょうもない失点をするのは予定通りである。攻撃も相手ゴール前近くまではいいんだけどねえ。それでもロシア戦ではロシツキーの見事なゴールと、ネツィットのゴールが見られたからいいんだけど、韓国戦は韓国選手にファウルすれすれのプレーで付きまとわれて、全体的にいいところが少なかった。ゴールもスヒーのロングだったし。
 前半がよくないのもブルバのチームの特徴の一つで、プルゼニュ時代もヨーロッパのカップ戦で、前半ぼろぼろで後半に持ち直して、逆転するという試合がいくつもあった。

 とまれ、チェコ代表の試合をって、月曜日の午後三時だ。誰だ、この時間に試合を設定したのは。仕事で見られないじゃないか。これも、出場チームが増えた弊害だ。以前は一日ニ試合だったから、午後三時からの試合なんて設定する必要はなかったはずだぞ。
6月12日16時。


 イングランドとロシアのファンは何考えてるのかね。最初からこの手の問題を起こしたら失格で大会から追放という警告を与えておけばよかったのに。テロへの警戒が必要な中、余計な手間をかけさせるんじゃないということで、このニチーム、今後への見せしめのためにも即刻追放だ。でも、同じような事件が起こっても、ロシアはともかくイングランドは追放されないんだろうなあ。6月12日追記。
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