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posted by fanblog

2020年03月01日

安倍首相のヒステリー発動1(二月廿七日)



 野党や、マスコミに様々なことで批判されても、ほとんど気にもかけない様子で、蛙の面にしょんべん的な面の皮の厚さを誇る我が日本の安倍首相だが、チェコの一部では日本における新型コロナウィルス問題が大きくなって以来、姿を見せなくなったじゃないかなんてことが言われていた。それが突然出てきたと思ったら、日本全国の小学校、中学校、高校の休校を求めるなんてはた迷惑なことを言いだした。社会が混乱するだけで、効果があるとは思えない。
 この手の災害対策は、何をやってもやらなくても、批判さえすれば支持を増やせると思い込んでいる野党や、売れれば何でもありのマスコミによって批判されるものである。今更有権者に対して点数稼ぎをする必要がないのが、首相の一番の強みなのだから、手をこまねいてみていてくれればよかったのに。野党やマスコミの主張が正しいのなら首相は無能である。無能は何もしないのが世のため人のためには一番じゃないのか。対策なんか求めるなよ。

 新しい病気のようなので恐れる気持ちはわからなくないけれども、人々をパニックに陥れて喜んでいるとしか思えないマスコミの報道には、いい加減にしろと言いたくなる。確かに流行が世界中で大騒ぎになり始めた頃の中国の病院の生き地獄ともいうべき惨状に、とんでもない病気が出現したものだと思ったけれども、その後病気の実態が明らかになってきて抱いた感想は、風邪と同じじゃねえかというもので、実はそんなに大騒ぎするほどの病気ではないように思えてきた。
 どちらもわけのわからないウイルスなどが原因で起こり、今回のは新型コロナウイルスとか呼ばれているけれども、何とかウイルスとか言われてもわれわれ一般人にとってわけがわからないのは変わらない。名前をつけて喜んだり安心したりできるのは学者連中とマスコミぐらいのものだろう。新型のウイルスということで未知の物であることが強調されているのも、一般の人の不安をあおる。ただ、実際には、すでにどこかにあった物が、たまたま今年大きな流行を起こして発見されただけという可能性もなくはなさそうだし、去年の風邪や一昨年の風邪の中にも、気づかれなかった新型のものがあったかもしれないのである。

 ウイルスが体内に入っても、発症しない人もいれば、軽症で済む人もいて、一部のお年寄りや持病もつ人たちの中に重症になる人もいるってのも、重症化して死亡する率は低いというのも、インフルエンザも含めた風邪と同じである。年によって、今年の風邪はお腹に来るとか喉にくるとかいうし、こじらせて重症化する人が多いと、今年のは特にたちが悪いなんてことも言うわけである。
 日本人は風邪を軽視しがちだけど、風邪をこじらせて肺炎を起こすなんてことはままあるし、その肺炎が悪化したら、死に至ることもある。だからこそ昔から風邪は万病の元なんていうわけである。特効薬がなくて、症状が出たら薬で熱などの症状を抑えながら、安静にしているしか対処法がないのも風邪と同じ。風邪なんて、特効薬を発明したらノーベル賞ものだなんて話もあるし、日本語の「は」と「が」の違い並みに厄介な病気のはずなんだけど。

 だから、今回のウイルス性の病気を、風邪やインフルエンザと同様に警戒し、恐れるというのであれば理解するけれども、日本のマスコミの大半は、ウイルスの危険性を声高に叫んで、人々を不安に陥れることを目的にしているようですらある。数でいえばはるかに多いはずの、インフルエンザが原因で亡くなった人の数についてはまったくと言っていいほど情報が出てこないのに、新型ウイルスに関しては死者の数どころか感染者の数まで事細かに伝えられ、実際の数ははるかに多いはずだなどと憶測する報道にゆがみを感じる人はいないのだろうか。
 その手の報道は、普通のインフルエンザの感染者数、死者数との比較がない以上、どの程度危険で警戒すべきなのかの判断もできないから、何の役にも立たない。報道機関を名乗るなら、どこぞの機関が発表した新型ウイルスの情報に、独自取材でインフルエンザ関係の情報を追加して、より有用な情報としてから拡散しろよ。

 これで仮に日本で新型ウイルスによる病気が大流行して犠牲者がたくさん出たとしたら、一番大きな責任は、政府ではなく、過剰に危険をあおり人々に不安を押し付けストレスを与え続けているマスコミが負うべきである。昔から言うではないか、「病は気から」と。長きにわたって病気への不安というストレスにさらされた人の免疫や病気に対する抵抗力が弱まるのは当然である。その結果、新型ウイルスが体内に入った場合に、本来であれば発症しない人が発症し、軽症で済んでいたはずの人が重症化して肺炎まで起こしてしまうという事態が起こりかねない。それどころか健康なのに不安から自分を病気だと思い込み、実際に病んでしまう人も出てくるだろう。

 その点、チェコの厚生省関係者が、現場の医師も含めて、騒ぎの当初から、必要以上に恐れる必要はないことを強調し、風邪やインフルエンザを防ぐための対策を徹底することが大事だと強調し続けているのはまったくもって正しい。外出後の手洗いうがいを徹底し、清潔で健康的な生活をしていれば、風邪はひきにくくなるものである。これをチェコでは農民の知恵と呼んでいるようで、これがあれば今回の病気も恐るるに足らずだってなことを医療関係者も政治家も口にしている。
 もちろんチェコにもクソマスコミはあるから、その報道にあおられて食料品の買占めに走るような連中がいないわけではない。ただ、政治家や専門家も含めた関係者が、終始一貫した言動を取り続けていることが、国民の精神的な安定に寄与しているということは言える。運のよさもあるのだろうけど、これも、農民の知恵ともども現時点でチェコで感染者が出ていない一因になっているような気がする。
2020年2月28日24時。










posted by olomoučan at 07:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 戯言
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