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2021年09月01日

宅建士より難しかった資格


私は20歳前半の若いころ受験して無理では感じた資格として、

司法書士と土地家屋調査士がある。

宅建士よりも難しかった資格としてシビルコンサルティングマネジャー通称RCCM資格がある。

この資格か技術士資格がないと小規模な土木設計事務所や建設コンサルタント会社では公共事業の設計業務が受注できない。

また建設コンサルタント会社や設計会社として競争入札にも参加できないのだ。

建設コンサルタント業務のように調査、計画、設計業務を行う業務では管理技術者とチェックを行う照査技術者が必須であり

それらの管理技術者や照査技術者になれるのは技術士やRCCMなどに限定されている(官公庁の共通仕様書の規定から)

よって、RCCM資格は設計業務などの建設コンサルタント業務を行える業務独占資格である。

役所は書面主義をとっている。

よって、設計技術の成果品には設計図面や材料計算以外に数百ページに上る設計根拠を示した報告書の作成

業務の途中での両者の話し会った内容や決定事項を書面に記載してお互い間違がいないか確認する書類を多く作成、など文章を的確に作成する能力が必要だ。

よって、RCCM試験も4支択一問題90問以外と600字原稿7枚4200字(経験記述と管理技術)を記載する論文形式の試験であり、

受験のために大卒で実務経験9年以上だである。

宅建は50問を2時間で解けばよい、2時間程度の私見だがRCCMは朝9時半から夕方5時までのみっちり
6時間半の試験時間が厳しい。

私もそうだったが30歳を過ぎたくらいの若者は技術の業界ではまだまだ経験不足という感じだ。

よって、30歳を過ぎたくらいではRCCMも技術士もほぼ合格しない。

大手の建設コンサルタントでも若い人で大学院の専門課程を卒業でも33歳くらいでの合格でも早い方だ。

技術士の平均合格年齢が40歳前後でRCCMの平均合格年齢が35歳くらいだ。

宅建とRCCMを比べると論文試験がある分と実務経験が大卒で7年以上必要なためRCCM試験のほうが難しい。
RCCM受験資格は建設コンサルタント企業での実務経験年数が学歴によって規定されているが近年の試験制度緩和改正で従来よりも6年短縮され、大学卒で従来の13年以上の実務経験から7年となった。

宅建のように択一問題のみの試験とは違って、文章能力がないと受かりにくいと思う。

私は試験制度が緩和される前に受験したので、

論述試験プラス4枝択一100問と受験に実務経験13年必要だった。

RCCMや技術士試験は合格率が低いだけでなく、技術士第一次試験に合格したような

レベルの高い人たち、大学の工学部の専門課程卒業や大学院卒業の人たちが受験してくるし、

問題を論文で即対応で回答は難しい試験だと経験で思う。

資格の難易度は合格率だけでは評価できない。

例えば医師国家試験の合格率は90%と高いが、その前に医師になる人達はみなさん優秀だ。

よって、取得済み資格で宅建士よりも大変だったのはRCCM試験、

自分の能力で合格が難しいとあきらめた資格は司法書士と土地家屋調査士、技術士である。

でも、どの資格でも人の生活や社会にあまり役立たない資格は就職や給与に有利にならないと思う。

いや、仕事というのは自分の特性によって、人や社会に役立つことが必要で、

そのために資格が必要だと思う。

posted by ひでお at 19:41| 就職と国家資格
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ひでお
50歳で仕事のストレスでうつ病と不安障害を併発して、 5年仕事を休み、もうだめかと思っていたのでしたが 資格を数種類取得していたので社会復帰出来ました。 資格取得のコツ、体験談、有利だったことなど記載しております
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