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2021年08月12日

宅建士資格は簡単ではない


良くネットで宅地建物取引士資格を検索すると難易度普通とか比較的取得しやすい資格だと紹介されているが

それはちがうと思う。

私は技術資格を含め10資格を取得している。

合格率は簡単なもので50%、難しいものは実務経験が10年以上必要で合格率が2割程度

だいたいは合格率が2割から3割の資格を7つ取得している。

合格率50%の資格でも、ろくに勉強せずに受験すればほぼ間違いなく不合格だ。

仕事で必要な資格は中学、高校、大学までに学習した内容の復習的な知識、

社会人になってから社会経験の一般知識を問う試験ではなく

その専門分野の仕事の人しか知らない専門知識や専門技術を問う試験であるので

たとえ東大などの有名大学卒業者でも学習したことがない知らない分野の専門知識を解けるわけもないのだから

その仕事に必要な技術や知識は資格試験用の参考書や問題集で学習する必要がある。

ただ資格取得で有利になるのは大卒者など学習に慣れた脳、

特に中学、高校、大学で学んだ基礎知識は役立つことが多いと感じる。

例えば、第一種衛生管理者や危険物取扱者、2級ビオトープ管理士などだ。

建設機械の操作資格や、安全作業主任者系の資格は5日程度の講習と修了試験でほぼ合格できるとして

管理系や頭脳労働系の資格は全く勉強しないとほぼ合格はできないと言える。

管理系や頭脳労働系の資格の勉強期間は仕事をしながらだと、3カ月は必要で、勉強しないと合格はほぼ無理だと経験で感じる。

比較的取りやすいとか勉強すれば難しくないと言っているのは資格スクールでの勧誘目的がほとんどだと思う。

時間と労力とお金をかけて合格が難しく使えない難しい資格は取らないと思う。

だから、資格スクールでは比較的取得しやすいなどとうたい、生徒募集で金儲け目的だと言える。

取得が難しい資格で私生活での休日や平日の残業後の勉強は正直楽ではない。

私は独学で宅建士は5回目でやっと合格した。

いろいろ資格は合格取得しているが、一番最初に取得したのが30年前で宅建士だった。

当時は宅建士は資格スクールが少なかったが、その当時から合格率が15%程度と難しかった。

独学であるから参考書と過去問題集を購入しての勉強だが、勉強が自己流での模索が続いた。

自己流の勉強だと学習効率は悪いと思う。

はっきり言って合格率15%の資格は簡単ではないと感じた。

勉強期間は仕事をしながらだと、学習能力が高い大卒者でも1年前から勉強しても

受かるか受からないか難しい資格だと私は思う。

それが仕事で残業があり、休日が少ない仕事だと宅建士といえども

資格スクールに通い、取得に1年程度では微妙である。

学習範囲が広く深く、不動産関係の法律は建築基準法などは数値を覚え、合格ラインが70点以上取得しないと合格しない試験だから簡単ではないと思う。

法律系資格なのでひっかけ問題や屁理屈な問題が多い。

3か月で合格などと言っている資格スクールだったら、仕事を辞めて、学習スクールにお金を払って入会して

毎日10時間ぐらい勉強して3カ月続けれれば、学習能力が高い人なら合格できるかもしれない。

努力すれば誰でも取れますという資格という言い回しは少し違うと思う。

宅建士レベルだと独学での取得が可能かどうかのぎりぎりラインではと思う。

後は個人の学習能力と努力、勉強できる時間がとれるかや学習環境で合格取得できるかが決まると思う。

資格スクールを否定する気は全くない。

よい資格スクールであれば、私のように宅建士の合格に5年も必要ないだろう。

仕事をしながら1年程度の学習でも合格もあるだろう。

なぜなら、勉強の仕方、学習重点項目、出題傾向、学習ノルマが課せられ、定期テストなどで指導を受けながらのほうが独学よりも学習効率は高いと考えられる。

私が知っている例だと、1級建築士や税理士、司法書士、土地家屋調査士資格などは勉強期間が数年に及び

合格できなくて途中で挫折して諦めてしまう人が多い資格だ。

それを資格学習スクール入会サイトでは難しくなく、仕事をしながら容易に取得できるように誘っている。

私が知っている例だと1級建築士はもう30年くらい前から独学での取得は難しく

建築学科の大卒者でも毎日学習ノルマが課せられ、資格取得のスクールに毎週日曜日1年から2年程度通わないと難しいし、

資格スクールに3年通っても取得できずに諦める人が多く、だれでも取得できる資格とは言いがたい。

1級建築士はあきらめ、2級建築士止まりで後は実務経験を積んでスキルを磨き食っている人が多い。

司法書士は仕事を辞めて毎日8時間以上、週に一度スクールに通い3年ほど勉強して合格した人を知っている。

司法書士合格者は2人とも大学の法学部出身で、無職の期間は貯金やアルバイトで食いつなぎ毎日勉強だ。

司法書士資格は頭の良い人でも仕事をしながら数年では合格は難しい感じだ

ほとんどの人が司法書士試験に合格できずに途中で挫折し諦めてゆくのだ。

なんせ私の住む県でも毎年200人ほどが受験し、2名から3名程度しか合格しない。

よって、司法書士開業の8割が法務局や裁判所事務官OBであるのだ。

彼らは登記関係の部署や訴訟事務に10年以上従事することで、申請で司法書士資格を取得できる特権があるのだ。
よって、試験合格組は2割程度。

司法書士は通常個人経営であるし、報酬が高い訳でないので、事務員の給与は大変安い。

給与の安い事務員は司法書士を「先生」と呼ばなければいけないことが多い。

そして、日々勉強を重ねるが独学での合格は難しく、安い給与で生活が苦しく、

資格の夢が潰えて途中で業界を去ってゆくことを多く見てきた。

狭き資格試験の門をくぐって合格した司法書士さんなら先生でもよいだろうが、

法務局OBの司法書士や土地家屋調査士、行政書士も先生と呼ばれることには違和感を感じる。

それらの資格と比べれば宅建士は難関でないというだけで、

比べる対象が難しすぎるのと比べるのは適当でないと思う。

実を言うと私は宅地開発設計の経験があるので、造成設計や道路設計など土木設計ができる。

CADソフトで設計図面も書けるし、技術計算もできる。

また、測量の経験があるので現在のGPS測量もUAV測量も理解しており、

宅建士以外に測量士、1級土木施工管理技士、下水道技術検定、ビオトープ管理士も取得している。

よって、不動産でも土地に対する経験と技術知識と法律知識は豊富である。

宅建士単独でも就職や転職に効果があると感じる。

しかし、独立するには、金銭的なバックボーンとやはりとても重要なのは人とのつながりだと思う。

人とのつながりは、独立に重要な要素だと思う。

その点が役所相手の公共事業を長くやってきた私の弊害だと思う。

顧客が役所だと談合や汚職防止のため、業者と役所の職員は仲良くしてはいけないのだ。

その民間と役所のなれ合いを防ぐために普通は役所には3年に一度の転勤や市役所でも部署替えがあるのだ。

もっと若いころから民間の多くの人と人脈をつくっておくべきだったと後悔している。

でも宅建士が就職に役立った経験は何度もある。

宅建士を取得していると、企業からは頭は普通以上に良い人、

法律知識がある人、管理職候補になれるなどと評価されると思う。

宅建で出題される問題は生活関係する法律なので、例えば民法や不動産登記法、税法などを掘り下げてさらに勉強しておけば、仕事や私生活でのいろんな場面で役立つと思う。

私は仕事での不動産の専門法律知識で役立ったほか、民法を学習していた関係で私生活での相続でも役立った経験がある。

posted by ひでお at 22:10| 就職と国家資格
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ひでお
50歳で仕事のストレスでうつ病と不安障害を併発して、 5年仕事を休み、もうだめかと思っていたのでしたが 資格を数種類取得していたので社会復帰出来ました。 資格取得のコツ、体験談、有利だったことなど記載しております
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