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2020年05月25日

最後の日

非常事態宣言が解除されそうだ。
解除されて街の活況が戻って欲しいし、経済的苦境にたっている方々には待ちに待った日だ。
あわてた。今月末までという想定だった。何の心の準備もできていない。元の生活に戻る心の準備が。
巣ごもりでやろうと思っていたコトも何もできていない。断捨離もスーツを何着か捨てただけだ。

解除の方向が報道され、金曜日にオンライン英会話をやった。来月14日までに8回こなさないといけない、お気に入り講師のAさんがコロナ禍で休んでいるので復帰を待っていたが。こちらも時間の猶予がなくなった。
土曜日には掃除をした。月末でいいやと思っていたが。
土曜には2週間ぶりの鍼。よく効いて力が入らないほどヘロヘロになる。打って置く時間が長いと効きがいいようだ。今現在も右脚は力が入りづらい。心地よい感覚が続いている。

日曜日には髪の毛を切りに行き、短くしたので襟元を日焼けさせるため公園へ。久しぶりの階段ダッシュは息が切れた。帰ると再び英会話。今の講師のSさんは美人なのだが、少しリアクションが薄い。笑わせようと頑張るのだが、さらりと流される。もっと面白いことを言わないと。
そもそも講師を顔の好みで選んでいること自体が不埒なのだろうか。しかもビールを飲みながらのレッスンだ。

昨日はテレビを見ながら手首回しと腕伸ばしを繰り返していた。テレビを見ながらでもやれるリハビリはたくさんある。少しでも動くようになったら、それをしなくなってしまうだけ。思いついた時だけでもやるようにしよう。
さあ、今日が在宅勤務最後になるのか。明日から長時間会社に居ることに耐えられるだろうか。
posted by shigenon at 07:22| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリ

2020年05月22日

エアコンの風邪

寒かった。
夕方、エアコンで暖房を入れた。強い風が吹き出して顔に当たる。温度が上がるまで風を顔にあてていた。しばらくすると息苦しさと鼻水が出る。あれ、これってエアコンからカビや埃が吹き出すってやつか。
すぐにフィルターとか吹き出し口をチェックする。全くキレイだ。一応拭き掃除。部屋の誇りが舞ったか。

鼻水は酷かった。あっという間にゴミ箱いっぱいにティッシュが溢れる。窓を開けて換気もするが鼻水は止まらない。鼻粘膜を異物が刺激したのだろう。熱い風呂にゆっくり入ってから焼酎を飲んで1時間ほど過ごす。
その間も鼻水は止まらない。

早く寝た。
3時に目が覚める。息苦しい。鼻水も出る。なんとか寝たようで5時50分のアラームで目が覚める。在宅勤務だ、そのまま寝ていてやろうかと思ったが5分ほどで起きる。今日はゴミの日だ。寝ていて考える、もしかして花粉症になったか。エアコンの中に花粉がいた?それはないか。
起きあがってからも鼻水は止まらない。1時間で30回は鼻をかむ。

どうやら風邪か。
これは人に言ってもなかなか信用してもらえないが、風邪をひいた瞬間というのが解るのだ。
言い換えれば、風邪という病気はないので、風邪の症状になるウイルスが入った瞬間だろうか。
昨日はうっかりした。エアコンの風を受けるという状態だったので、埃かカビと思ってしまったが。

急に鼻水が出始めることが多い。やはりウイルスは鼻から入ることが多いのだろう、いや、鼻から入った時だけ解っているのだろう。
昨日は一歩も外に出ていないが、家の中でも寒かった。左腕が固まって動かないのを脳の指令だけでどう解き放すかを実験していたので部屋を暖めるのが夕方になってしまった。

今日も寒い。風邪薬は飲んだが自宅からは出ないでおこう。昼には昼寝をしよう。残された在宅状態もあとわずか、体調を整えないと。
posted by shigenon at 07:32| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリ

2020年05月21日

スカイツリーまで歩く

確実に酒が弱くなった。
昨日は昼前に会社に行って仕事をした。帰りは向島の居酒屋に寄るつもり。先週、ここのマスターから次回のゴルフ予約の依頼メールが来て、やりとりをしている中で時短営業を始めたと聞いていた。3末にコンペ予定だったが中止、考えたら今年に入って一度も行っていない。

16時半くらいに店に着いた。考えたら半年ぶりなのだ。最近思う、若い頃は半年なんて昔という感覚、すごい久しぶりという感覚だったが、歳とともに時間がゆっくり流れているような。えっ、半年も経っていたのと。
飲んでいたら女性が来る。花街ゆえ、この店は芸妓さんが休みとか店上がりに来る。今はお茶屋さんも休業中なようだ。そのうち、たぶん前にもあったことのあると思われる人やゴルフコンペのメンバー、あと初めて会う人でカウンターは5人になった。

ダラダラみんなで話しながら飲んでいた。一人抜け、二人抜け・・。最後は初めての人と二人になった。20時には看板を下ろさないといけない。もう20時を超えて帰ろうと思ったが、話し込んで帰り辛くなっていた。
21時ころか、店を先に出たのは。ビールと焼酎のボトル3分の1くらいの酒量だ。いつもはタクシーで帰るが、まだ早いしそんなに飲んでいない。2500円をケチろう。

スカイツリーを目指して10分歩く。歩いていると足先が地面に擦れる。いかんいかん、少し酔ったか。また意識しないと足が擦れる。
この日、会社からタバコロードを往復しながら歩きを検証したところだ。以前は無意識で歩くと左脚が十分に上がっていなく足先を擦ることが多かったが減ったなと確信していた。右脚を出して左脚を前に出す時に一瞬溜めができてしまうのは治っていないなとか。

スカイツリーまで検証しながら歩く。ダメだ、検証どころではない、歩くので精一杯だ。右足まで地面に擦れる。これしきの酒量でこんな歩き方になるのか。間違いない、酒に弱くなったのだ。
FBにスカイツリーの写真でもあげようと写真と撮るがブレる。情けない。
腹が減っていたからか。貝の刺し身しか食っていない。家の駅に着いて牛丼を買って帰った。

昨日も今日も寒い。暖かかっただけに余計にそう感じる。寒い時に身体が固まって動けなくなるのをこの冬に克服したつもりが、また動かなくなる。ロボット的な動きになるのだ。脳に指令を送る。寒くないよと。
そうすれば動く。なかなか自動的に脳は判断してくれない。
足を擦ってしまうのも、足を上げろと命令しないといけない。

足を蹴って歩くことは命令しなくても習慣になった。あとは気温を判断して自然に力を抜けるようになることと、足を上げる腸腰筋のトレーニングか。
posted by shigenon at 07:31| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリ

2020年05月20日

手を張って伸ばす

手の痺れが少しマシになったと感じている。
手の力を抜いていると手のひらへ指が丸まってくる。いわゆる猿手。そうならないよう時折、手の指を思い切り張っている。指を張るのは気持ちいい。痺れている手のひら、甲、指がジンっといい感じ。受傷前はこんなに気持ちいい感じだったろうか、残念ながらそれは覚えていない。

手を張ったときに、肘を伸ばす。指先を外側にして伸ばしたり、内側にして伸ばしたり。そうすれば腕も気持ちいい。内側・外側で張った指に伝わる刺激も変わる。
手の痺れは受傷前にもあった。
それは、ゴルフでドライバーを打った瞬間に左肩が動かなくなって、その後左親指・人差し指が痺れた。

それは受傷の2年前だった。2013年の秋。このブログにも書いたT整形外科に行ったら「異常はない」との診断と、「痛いと痺れているのはこちらはわかりませんからね」という冷たい対応。ただレントゲンで「頸椎が狭い」ことは指摘だけしていた。「手術するわけにもいきませんからね」とも。ここでは何度も心を傷つけられている。今思えば、その時に手術で頸椎を拡げておけば良かっただが。
その後に、今も行っているK整形外科に行って「胸郭出口症候群」という可能性を知った。

その後、マッサージに行ってはいたが時々指が痺れていた。
その時に“どのようにして痺れが生じるのか”を痺れた指から辿って確認していた。肩から指までの“痺れロード”をよく自分でマッサージしていた。胸郭を押したら痺れが無くなるので胸郭出口症候群だと思っていた。今思えば胸郭出口症候群ではなく、頸椎への何らかの圧迫が原因と思われるが。

そういう経験があったので、頚髄の損傷で手が痺れるという症状はすんなり受け入れられたのだろう。
すんなり受け入れすぎて、どういうケアをすれば良いのかをあまり考えていなかった。手を張るくらいだった。
手を張るのと同時に腕を伸ばすのが良いなと再認識したのはロングブレス体操。ロングブレス体操の代表的な美木良介のポーズを知っているだろうか。息を吐きながら手を張って伸ばしている。

手の痺れは感覚であり、実際に強くも弱くもなるわけではないのだろう。その時の感じ方だけだと思う。
しかし、その感じ方を伝える神経を手を張って腕を伸ばして、“通路である神経”を刺激することでマシに感じられるなら、そしてそのマシな感覚が習慣化するのであればGoodだ。
posted by shigenon at 07:34| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリ

2020年05月19日

いけないことだが

先週の金曜から昨日まで実家に帰っていた。
自粛の中、長距離の移動はいけないことだが望郷の念が強かった。GWに帰れなかったので、次はお盆かと思うと時間の融通がきく時に帰りたかった。

昼過ぎの東京駅もガラガラだった。切符売り場も閑散としている。窓口も暇なのだろう、エクスプレス予約の受け取り方法が変わるのだが、それを丁寧に時間をかけて説明してくれた。
新幹線も人は少ない。減便しているにも関わらず、1車両に10人も乗っていない。

実家で何をするわけでもない。年老いた両親と時間を共にした。
一緒にロングブレス体操をした。年末に買ってきてからほぼ毎日続いているという。40分の運動だ。正直、けっこうしんどい。よく続けている。歩き続けるための筋肉、大腿四頭筋・腸腰筋が鍛えられる。それ以外にも両親は毎日1万歩歩いている。

そろそろ元の社会生活への準備をしなければ。肉体。精神ともに。
posted by shigenon at 07:25| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリ

2020年05月13日

迂回路

昨日は会社に行った。
10時半くらいに家を出て、会社の駅に着いたら蕎麦を食って、桃色インコ母さんと話しながらタバコを吸って会社に入る。出勤の強要はないが、会社でないと出来ないことの処理。

地下鉄の通路や会社への道路といった、毎日歩く道で自分の状態を評価できていた。それが在宅になってできない。久しぶりに通勤時のコースを歩くが、歩きが良くも悪くもなっていない状態であることに気づく。
まあ、悪くなっていないことを喜ぶべきなのだろう。これまでも劇的に変化したことなどなかった。
ダッシュの効果は?なのだが、地下鉄の階段を降りやすくなったくらいか。足首に少し柔軟性がでている。

何の障害もない状態であれば、何も意識せずに身体の動作は行える。障害を持って初めて、出来ない動作ができる喜びを感じる。その動作も、常に意識しないとできない。
それがいつしか意識せずともできる動作になる。全てではない。今だ意識しないとできない動作もある。
この違いって何なのだろう。

想像だ。脳からの指令の道が障害で寸断されている。そこに新しい迂回路が出来て命令をくだせるようになる。その迂回路を通ることが当たり前になったら、指令スピードも速く末端に伝わる。
それが、塞がった道の前で一回考えて、そうだ、迂回路だという選択をしていたら時間がかかる。
このようなイメージなのだが、果たして正しいだろうか。

その迂回路を整地して太いバイパスにしないといけないのだろう。これまでの道が封鎖されたから、そちらへ行かないよう看板を立てる必要もあるのだろう。
それを人体でどう実現できるか。
posted by shigenon at 07:58| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリ

2020年05月10日

二日酔い

金曜日、この前、スーパーで会ったEさんに連絡した。近所で飲もうかと。仕事が終わって16時半くらいか。どうせ在宅しているだろうと思っての事。
全然返事がないので、自宅でビールを飲んでウインナーを焼いたりした。もうけっこう腹も膨れた。焼酎も2杯飲んだ。Eさんから返事が来たのが18時前。「行きましょう!」と。

いやいや、返事は早くしてよ。だいたい19時までしか酒を提供していないし。Eさんは出勤していたようだ。近所の沖縄料理屋に先に行って待つ。15分くらいで来たので一緒に飲む。
この前スーパーで会った時に、そのまま飲みに誘おうかと思っていたようで、それはこちらも同じ。ただ、買い物していたのでお互い遠慮した。

沖縄料理屋で閉店の20時まで。ずっとホッピーを飲んでいた。けっこうな杯数を飲んだ。
さあ、どうしよう。調子が上がってきた。近所の居酒屋に顔を出すが断られる。じゃあ、バーに行ってみるか。たぶんシャッター閉めて営業しているだろう。
やっていた。カウンターで飲みだす。この時点でもう前後関係の記憶があやふやになっている。
この前来た時の常連たちが来る。ハイボール、ワインを飲んだ。その後の記憶がない。店を出た時の記憶が。

気が付くとEさんが部屋の中まで連れて来てくれていた。ベッドに座らせて帰っていった。
そのまま横になればいいのに、トイレに行ったのか何をしたのか。気が付けば前にも倒れた玄関前に倒れていた。転んだわけではないと思うが。起き上がれない。いくら腹筋に力を入れても無理。
あぁ、これが脳の命令と、それが伝わらない状態なんだな・と思いながら。そのまま寝ようとするが床が痛い。ほふく前進を試みる。その時に擦れた腕が今も痛い。何とかベッドに起き上がり寝る。
いったい何度同じことを繰り返しているのだろう。酒に弱くなったのだろう。

玄関のチャイムで目が覚める。Eさんだ。「スマホ預かってたので持ってきたのと、玄関にカギをかけていないから」と。カギはいつもの置き場所にある。ちゃんと昨日置いたのだろう。
時間は6時半。何時に帰ったかのだろうと思いながら、もう一度寝る。
スマホを見るとEさんからのメール。スマホ預かってますよと。いや、預かってたら僕は見れないのだが。それで持ってきてくれたのだろう。

昼頃にEさんからメール。「二日酔いだから焼き肉は明日にしましょう」
そうだ、焼き肉を食べに行く約束をしていた。さすがに同感。こちらも二日酔いだ。土曜・・・そうだ、鍼の日だ。あわてて風呂に入る。二日酔いの熱い風呂は血行が良くなる。このまま鍼に行ったら効くだろう。
二日酔いには水分補給。吸収の良いスポーツ飲料を買いに行く。

居酒屋Yがあった場所は別の店が内装工事をしていた。店の前でママさんらしき人が片づけをしていたので声をかける。「いつ開店ですか?」
コロナ騒動で6月になるようだ。Yの時によく来ていたと言うと、ママさんが店の中を見せてくれる。壁紙も変わり明るくなった。話好きな人のようで20分くらい話をした。

Aセンセイが太ももの内側に筋肉が付いたという。そうかな、公園での階段ダッシュが良いのか。筋トレとは違って飛んだり跳ねたりすると内太ももに活きた筋肉が付く。15年前にエアロビをやっていた頃は内太ももの筋肉がかなり付いていた。
さすがに昨日は酒類は飲まなかった。

さあ、今日は焼き肉か。まだ気分じゃないが。しばらくしたらEさんに連絡しよう。
posted by shigenon at 12:27| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリ

2020年05月07日

近所のスーパーで

連休も終了。
部屋のパソコンデスクの前にいないだけで、自宅勤務の平日と変わりない過ごし方だ。部屋の中の片づけをと思っていたが、いつもの通り思っただけだった。
とりあえず今日・明日も在宅勤務。11日以降については今日くらいに連絡があるだろう。

昨日、近所のミニスーパーに買い物。カットキャベツと卵とナッツ類、あとチーズを・・と狭い店内を行ったり来たりしていた。
「お久しぶりです」と太い声をかけられた。Eさんだ。
居酒屋Yで知り合い、一緒にゴルフも行った。昨年、Yとゴルフに行って以来だ。連絡は確か3月の頭にした。居酒屋Yが閉店したという連絡。また時間あるときに飲みに行こうと誘った。

近況なんかを話した。
狭い店内だ。店員の品出しや他の買い物客の邪魔にならないよう、通路の右に行ったり左に行ったり。さしずめ、近所のオバサンの井戸端会議のようだ。後から考えると、コロナ禍の中、店内でダラダラ会話しては行けなかったなと思うが。

Eさんは僕の部屋から見えるマンション。徒歩50歩だ。今、部屋から外を歩く人の歩数を数えた。
そこから徒歩10歩内に居酒屋Yはあった。昨日遇ったミニスーパーもすぐ近くだ。
レジの支払いを待ってくれていた。短い距離を話しながら歩き、彼のマンション前で別れた。

Eさんとはゴルフ以来だ。あれは去年の8月の最初だったか。帰ってからYマスターと3人で焼き肉に行った。
最初は楽しく飲んでいたが。Yは酒を飲むとダメだ。酒に飲まれるわけでない、本来持っている自分が強くなる。自分より下と見下している人に高圧的なのだ。
この日も酒が進むとEさんをいじり始めた。それもしつこい。僕は何度も話を逸らすが、Eさんにとって気分の良いゴルフ休日にはならなかっただろう。
それからEさんは居酒屋Yに来なくなった。

このコロナ状況が変わったら飲みに行こうと別れた。
帰ってから、部屋に誘って飲んでもよかったな・と思ったが、人を呼べる部屋の状態ではない。ソファー前のテーブルは色んなモノが散乱。床もそうだ。
掃除機をかけるときは、それらを吸い込まないようにヘッドで押し出している。連休の終わりに、連休中の怠惰を反省する。

身体の状態は変わりなし。昨日の朝、左手の親指がずっと痙攣していた。頚髄損傷・痙攣で検索すると色んなテキストが出てくる。今日・明日はパソコン前に居る時間も長い、少し学習してみよう。
posted by shigenon at 07:51| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリ

2020年05月05日

経験したことのない・・

“経験したことのない”が耳をつく。
そりゃそうだ、人間、経験したことばかりだったらラクでいい。気にせず耳にしていたが、だんだんこのコトバに違和感を覚えてきた。
そう目くじらを立てることではないのだろう。確かに‘人類が経験したことのない’という解釈で使っているのだ、正しいコトバだ。みんなに警鐘を鳴らすには解りやすいコトバだろう。
片や、「経験したことがないから仕方ないよね」「誰も悪くないんだよ」というようにも聞こえる。

確かにそうなのだろう。一方で「平和ボケ」を感じてしまう。
戦地で暮らしている人々が、毎日何らかの敵対攻撃を受けている人々が、かつてない一斉攻撃を受けた時に「経験したことのない攻撃だった」というだろうか。
餓えや病気が日常化している環境の人が、「経験したことのない」と感じるのはどういう時なのだろう。

不適切なことを書いているかもしれない。そういう環境の世界にいる人々を傍観者として“例”として書いていることに。

人の毎日って経験したことのないことの連続ではないのか。
同じことをやっていても、それは昨日やったことと違うはずだ。何よりも1日経っている。それは昨日やったことよりも優れていなければいけないのでは。自分はそう思うが。
病気やケガなんて「経験したことがない」状態に降りかかってくるのだ。

「経験したことのない」というコトバは逃げだ。コロナ禍で非常事態宣言になって何日だ。
それは、もう「経験したこと」とじゃないのか。
経験したことは学びだ。そして次に考えて行動を起こす。

PDCAというコトバ。Plan Do Check Action。これにStudyを加えるということを最近学んだ。PDCSと言い切る人もいる。僕のイメージはPDCASだが。

昨日は「ピアノの森」の最後2巻を読み終えた。ほとんど聞いたことのないショパンが絵の中から聞こえてくる。涙が止まらなかった。
そのあと、YouTubeで1990年のショパンコンクールのドキュメントを見たり、2015年のコンクール上位者の演奏を探したりした。
こういう感動も身体にはいい影響を与える。痛いところが気にならない、感動している間は。

さあ、まだいい天気だ。ラーメン作って食べて、公園に行くか。
(在宅勤務以降、昼メシはヤサイの入ったインスタントラーメンをほぼ毎日作っている)
posted by shigenon at 10:11| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリ

2020年05月04日

腕を上げる

GW:ゴールデンウィークをガマンウィークとTVで言っていた。
まあ、こんな生活も1ヶ月になればガマンも慣れてくる。何かをやろうという気力も起きない。これは独りだからか。普通の家族がいる家庭は違うのだろう。せっかくの休日だ、家庭から出たくなるとは思う。

土・日とお出かけ日和だった。ギリギリまで実家に帰ろうと思っていたので鍼の予約もしていない。いつもの公園には太陽を浴びに行った。1時間もいなかったが、半ズボンの足と半袖の腕は日焼けした。
あとはテレビを見て過ごしている。

土曜にK整形外科にリリカを貰いに行った。
Kセンセイ「どうですか、相変わらずですか」と聞いてくる。「相変わらずです」から始まる。
身体が硬直することが多いことを話す。2キロのダンベルを左手で上に上げようとしても止まってしまう。寒い時に腕と脚が動かないように。何も持たないと腕は上がる。500gのダンベルだと普通に上がる。2キロになると重くなって上げられないのではなく、腕にブレーキがかかったようになる。

腕を上げようとすることを意識から外す。他のことを考える。そしたら上がる。
寒さを感じて脚が硬直して動かないときもそうだ。無理やり動かすのでなく、他のことを考える。そしたら動く。脚がそうなった時、手を後ろに組んだら脚がスムーズに動くことを最近見い出した。

これは脳の働きだ。脳と末梢神経のキャッチボール。寒さを皮膚が感じると震えようとするが、それがうまく伝達できない。その上に歩く指令を加えても動かない。恐らく、震える指令を取り消さないといけないのだろう。重さを感じたら力を入れる指令が働く。でも、それがうまく伝達できていない。
多少の重さだったら意識せずとも持つことはできる。重くないという再指令が必要なのだろう。

この話をKセンセイにした。Kセンセイが言う、「動くようになった替わりの神経が、まだ慣れていないんですね」。
替わりの神経・・・神経の可塑性を認めてくれる発言だ。思わずセンセイに聞いた。「センセイ、神経の可塑性はありますか?」センセイ、「ありますよ、その替わりの神経が慣れてくれば動きも良くなるんでしょうね」

失礼ながら、街の老医師にあるのは経験・・・目の前の事象を多く見てきたということだけかもしれない。
エビデンスではない、目の前の事象を見て、確信に変わる。日々、それの繰り返しだろう。
その方に言っていただけるのが一番有難い。
自分もそうだ。当事者なのだ。当事者が言うことが一番正しいのだ。

先週、鍼のAセンセイと話した時。Aセンセイは言う。「自分が患者さんと同じ症状がないから判らないんですよ」いや、判らなくても、充分に鍼の必要なポイントを探り当ててくれる。
それは、その患者の痛みは感じなくても、その痛みを感じようとしてくれている姿勢なのだろうか。
2キロのダンベルの話も興味深く聞いてくれた。

話は変わって・・・電子マンガにはまっている。
入院中に読んだ「一色まこと作“花田少年史”」このマンガで笑って泣いた。今年に入って電子マンガで購入した。
この作者の「ピアノの森」も名作だ。金曜に26巻を大人買いした。最後2巻を今日読む。終わらせるのがもったいなくて小分けで読んだ。読み終わると喪失感が来るだろうな。
posted by shigenon at 09:26| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリ
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2014年クリスマスイブのプレゼントは最悪でした。 「頸髄損傷」というケガなのか病気なのか・・その症状との戦いの記録と現在の日々をアップします。 (2018年4月追加) 不全の頸髄損傷は「健常な人」に見えます。“ふつうに見える”様に努力をしています。が、反面、「もう良くなったんだ」と思われがち。 骨折とは違い、中枢神経の損傷は完全回復はしないという現実。 「健常に見える」「もっと良くなるよう努力する」「もう治っているんでしょ」の狭間で何とか毎日を過ごしています。
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