癌と共に生きる　手術→放射線治療→化学治療

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未だに残るアルバム写真

両親の遺品となってしまった

母が他界した直後

姉が引き取るという意思表示を示したものの

他にも引き取ってもらったものが多くある中

アルバム写真まで引き取ることに難色を示した姉の夫

当然の事と思う

家は物置でも倉庫でもない

そんな言葉が聴こえてきそうだ

今でも所狭しとあの日のままで保管してある

アルバム写真の殆どは母の写真

母の楽しそうな表情に微笑んでいる自分

べっぴんだった母の若かりし頃の写真に目を奪われる自分

こうして時々母の写真を見るのもいいものだ

だからと言って

いつまでもいつまでも保管したところで

子から孫へと引き継がせるのも忍びない

処分するにもお焚き上げ等

供養せずには処分しづらい

昭和生まれの私にとって

アルバム写真に対する想い入れは結構ある

なかなかどうして・・・処分に対する抵抗が強い

しかし今の時代はメディアに保存する時代だ

少しずつ・・・でも

母の写真をスキャンして

データとしてまとめておけば

とりあえず保管場所には困らない

そのうち踏ん切りも付くかもしれない

だから始めた

スキャンしてパソコンに取り込む作業

出来上がったら

姉にもデータを渡そう

そう思い始めた今日この頃


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