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2019年12月13日

善導大師の二河白道のたとえ(絶対の幸福までの心の道のり)

中国の善導大師は、唐の時代に活躍された方です。
中国で唐の時代は、仏教が最も盛んだった時です。
何十万とい僧侶がありました。

今の日本は、7万のがあるといわれますが、
住職なしの廃寺のような寺もあるので
もっと僧侶は少ないです。

その善導大師がつくられたたとえ話が
二河白道のたとえです。

昔から掛け軸などでよく描かれています。
これは、絶対の幸福になる心の道のりを
たとえで教えられたものです。

二河白道の譬、どんな道を通るかというと、
火と水の河の間の白い道を通りますから
二河白道といわれます。

その道を行こうとすると、
後ろから山賊のような人がたくさん出てきます。
これを群賊といいます。
群賊最初は優しく戻ってこないかと呼びかけます。
ところがどっこい、その言葉を振り切ると、だんだん、厳しくなります。
戻ってこないと殺すぞといいます。

善導大師は、そういう中を求めきって、
阿弥陀如来の呼び声を聞き、
絶対の幸福になったと教えられています。


posted by 陽葵 at 12:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 仏教
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