第二次世界大戦回顧録を書いてノーベル文学賞とった人です。
しかもヤルタ会談に出た三人の中の一人で、イギリスの首相でした。
ヤルタ会談というのは、日本が降参したら日本や世界をどう分割するかを話あった悪名高い会談です。
これによってドイツは東西に分かれ、韓国と北朝鮮に分けられ、今でも、朝鮮は分かれています。
非常に有名ですごい人です。
しかし晩年どうだったでしょうか。
人間臨終図鑑を見ると、91歳で死んだ人です。
チャーチルは一度、イギリスの代表になってその後、選挙に負けました。
80過ぎてまた復活しました。
復活した時には、つじつまが合わないという状態です。
23時間、意識がはっきりして、
「私はずいぶんたくさんのことをやって来たが、結局何も達成できなかった」
と言っています。
「何もかもウンザリしちゃったよ」というのが最後の言葉でした。
何のために生まれてきたのかわからない、
生きる意味が分からない苦しみを受けています。
これをスピリチュアル・ペインといいます。
目的地なしに飛んでいる飛行機のようなものです。
最後燃料が切れたときに、飛行場が分からないのです。
一体何のために飛んできたのでしょうか?
チャーチルくらい色々やっても、後悔の人生で終わったのです。
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