冷戦という言葉があります。
これはアメリカと旧ソ連のことです。
互いに核を持っている、力を持っています。
そしてお互いににらみあっています。
あなたのお家ではないと思いますが、
我が家ではしばしばありました。
つまり、お父さんとお母さんがけんかをした時に、
「あなたが謝ってきたら私も謝ってやる」
「あなたが挨拶してきたら、私も挨拶してやる」
「あなたが笑顔を作ってきたら、私も笑ってあげましょう」
「あなたが挨拶しないから、私も挨拶するのがいやなのよ」
こうお互いに意地を張り合っていると、
結局いつまでたっても二人とも不愉快な状態を
ずっと続けなければならなくなりますよ。
世の中にはそういったご夫婦も結構あるのかもしれません。
そんな時に、先に声を掛ける方、
先に謝りの言葉を発する方が、
精神的に大人だと言われます。
なぜかというと、忍耐の心が心が強いから。
これを、
負けている人を弱しと思うなよ 忍ぶ心の強きゆえなり
といいます。
また、相手に譲る布施の気持ちを持った人という意味では、
花を持つ人からよける丸太かな
といわれます。
共に渡る鍵を持った人だから、立派な人です。
これを「花を持つ」といわれます。
そういう人がいなかったら、いつまでも解決しないから、
立派なほうが、それをわかっていて、
譲るのです。
とても大切な心がけです。
仏教では教えられています。
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