自分の心を変えれば世界が変わる
虚しい人生が充実の人生になる
こういう話で相手がイメージすることは
本当の仏教の教えとは少しずれてしまいます。
「自分を知り自分を変えるとつまらない人生を
楽しい人生に変えることができる」
こういう言葉で相手がイメージするもの。
「自分は今まで内向的だった、どうすれば明るくでしゃばりになれるか」
「自己啓発セミナーにいかなくちゃ、茶髪にしなくちゃ」
「鏡の前でポーズとらなくちゃ」
「教養がないから、本を読まなくちゃ」
こういう感じです。
浄土真宗の教えから言えば、自分を変えるといっても、自分ではできない。
自分でできるのは、たかが知れてます。
無量の光明に照らし出されて、
煩悩具足の凡夫がその機そのまま懺悔と歓喜に
あふれる身になれるんですよ、こう言いたいところです。
しかし、ご縁の浅い人が想像することはさっき言ったようなこと、
自力の信心です。
でもかなり、魅力的に聞こえます。
ビートたけしや広末涼子が言っています。
浜崎あゆみも歌っています。
あなたらしく生まれ変わります。
ナイス自力の信心です。
あなたが過去の経験や学問で、生まれ変わっても、
しかし、こういうことを内心に深く蓄えて、
相手にいいなぁと思うようなことを話します。
私たちの聞いている仏教の教えって深いね。
深すぎて相手にわからない。
最初は限界までわかりやすく話さないと分かりませんが、
最終的には素晴らしい結末を迎えましょう。
タグ:浄土真宗
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