仏法を求める時は、
安易に楽をとってはなりません。
簡単に楽な方になってはならないんです。
仕事しないというのは
自分にとって楽を選んだだけなんです。
楽な方をとるのはだめなんです。
楽な方ばかりを選んでいては求道にならないのです。
私たちがまず真剣にならなければならないことは、
何としても仏法をお伝えするぞ、
という気持ちと何としてもききぬくぞ、
という気持ちとは同じなんですね。
仏法が真実であるということを知らされると、
より伝えたくなってきます。
そして話すればするほど、もっと真剣に聞かなければとなってきます。
分かっていないな、ということが知らされるのです。
どうしたら浄土真宗の法話を真剣に聞かせて頂く事ができるか、
どうしたら親鸞聖人のみ教えをお伝えする事ができるか、
その2つ、それに集中したらよいと思います。
遊びとか、色々あるでしょう。
今は欲望に走る時ではありません。
今知らされた真実を力一杯お伝えする、
どうしたら真剣に聴聞して、どうしたらお伝えできるか、
それに全力です。
これに体力も時間もかけなければならないのです。
仕事は仕事でしっかりやらなければならないのは勿論ですよ。
仏法を伝えると言いましても他の人のためのものではないんです。
自分の為にさせて頂く。
ご縁のある人に一生懸命話をする。
一生懸命話をしてその人が聞かなくても、
話をした人が得をするのです。
私、今年、生きる意味を知らされて、
喜ぶ人を一人見つけよう、
ということで頑張ったらいいと思います。
仏教が初めての人、大学入ったら仏法聞こうとは思っていないと思いますが、
そういう人の中に、仏法聞けてよかった、という人が必ず出てきますから。
そういう人が必ず出てきます。
声をかけて、いや僕はいいです、と断られたら、
それは相手の都合ですが、
声をかけなかったら、
真実との唯一のご縁を失ったということになります。
必ず探し求めている人はありますから
頑張ってもらいたいと思います。
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