2017年12月20日
正信偈の内容
一字一涙の思いで書き残されました教行信証を
圧縮されたのが、正信偈です。
親鸞聖人は正信偈の中に
たった一つの正しい信心を明らかにせられました。
親鸞聖人は何を信じてもいいよ!!
そんなこと言われた人ではありません。
このたった一つのことを明らかにすることは大変なことです。
簡単にできるなら教行信証はいりません。
子供は何かにつけて「何で?何で?」と聞きますが、
そう簡単にたった一つの正しい信心分かりません。
「何でその信心が正しいの?」
「なんでこの信心は駄目なの?」
その質問に一つ一つ答えていかれたのが教行信証です。
信心と言いますのは心で何かをあてにする、
頼りにするということですが、
何を信じているかは千差万別、
人それぞれあります。
その中、本当にあて力になる信心は
たった一つであると明らかにしていくことは
簡単な事ではありません。
大変なご苦労だったのです。
しかしその中を親鸞聖人は
永劫多生の目的を達成した熱火の法悦から
何としてもお伝えしてたいというお気持ちで
教行信証を書かれ、正信偈を書かれたわけです。
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