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2018年01月21日
「産経抄」に学ぶ文章術
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本日は、産経新聞一面コラム「産経抄」から。
http://www.sankei.com/column/news/180121/clm1801210004-n1.html
「ニュースをインターネットで読む人の割合が、新聞の朝刊を初めて上回った」という調査結果について書かれています。新聞通信調査会の調べで、朝刊派は68.5%に対して、ネット派は71.4%だったそうです。私は「ネットの方がやっと多くなったのか」と思う一方で、「胸を痛めた」「電子化の波に驚嘆する」というコラム子に共感します。
ただ、この文章はそれほど悲観的な趣が感じられません。理由は、産経新聞が日本の新聞としては「電子化の波」に乗っているからでしょう。
この中で、米紙ニューヨーク・タイムズが有料電子版のおかげで純利益を増やしたことが指摘されています。産経新聞は、独自の論調を強めてきたこともあり、紙の新聞の部数をそれほど落としていません。東京で早い時期に夕刊を廃止したり、ネットを重視して電子版に力を入れたりして、経営面で果敢に挑戦してきたことは間違いありません。
特に、何年もの間、無料で電子版を提供した後、有料化に踏み切ったの長期的な視点に立った経営判断だったと思います。今でも産経新聞は無料で相当な数の記事を読めます。ネット時代の感覚を熟知しているような気がします。「無料」から利益を生み出す仕掛けは下の本が有名ですが、日本の新聞社は産経を除くとちゅうちょしているように思います。ネットでは短文しか読めなかったり、ほとんど記事を載せていないところもありますね。
どの新聞社を志望するかを考えるときにネットへの対応を重視するべきだと思います。現時点でどれだけ多くのシェアを誇っていても、将来どうなるかは分かりません。
ところで、本日の産経抄はコラムのお手本のような構成です。自分が取り上げたいテーマと直接関係のないような話題から書き始め、本題に入り、結論で冒頭部分を踏まえて前向きな印象を残してしめくくっています。言葉遊びのような表現が何カ所もあり、これは相当な人物が書いたと思わせます。
この文章を書くには長年の蓄積が必要です。すぐにはまねできません。
ただし、このスタイルをまねることは可能です。
前にも私がこのブログで書いたように、あなただけのエピソードを常に見つける努力をしてください。そして、それを文字にする練習をしてください。そうすれば、皆さんの就職活動にも生きてくると思います。
初めて私のブログをご覧になった方、もう一度お読みになりたい方は下のURLをクリックしてください。
本日の産経抄だって、「予定稿」はあったと思います。
https://fanblogs.jp/sagamimuneo/category_4/
引き続き質問をお待ちしています。
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ただ、この文章はそれほど悲観的な趣が感じられません。理由は、産経新聞が日本の新聞としては「電子化の波」に乗っているからでしょう。
この中で、米紙ニューヨーク・タイムズが有料電子版のおかげで純利益を増やしたことが指摘されています。産経新聞は、独自の論調を強めてきたこともあり、紙の新聞の部数をそれほど落としていません。東京で早い時期に夕刊を廃止したり、ネットを重視して電子版に力を入れたりして、経営面で果敢に挑戦してきたことは間違いありません。
特に、何年もの間、無料で電子版を提供した後、有料化に踏み切ったの長期的な視点に立った経営判断だったと思います。今でも産経新聞は無料で相当な数の記事を読めます。ネット時代の感覚を熟知しているような気がします。「無料」から利益を生み出す仕掛けは下の本が有名ですが、日本の新聞社は産経を除くとちゅうちょしているように思います。ネットでは短文しか読めなかったり、ほとんど記事を載せていないところもありますね。
どの新聞社を志望するかを考えるときにネットへの対応を重視するべきだと思います。現時点でどれだけ多くのシェアを誇っていても、将来どうなるかは分かりません。
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この文章を書くには長年の蓄積が必要です。すぐにはまねできません。
ただし、このスタイルをまねることは可能です。
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本日の産経抄だって、「予定稿」はあったと思います。
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