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2022年10月17日

一つのことだけ

幼児は、何かに関心を持つと、そればかりが気になり、他のことはすべてすっ飛ばしてしまう。恐らくは、幼稚園などで皆で散歩に出掛けても、何か気になることがあったら、一人さっとそちらの方に向かってしまうのだろう。その意味では、手をつないで歩くのは意味があるのだろう。

成長するにしたがって、だんだんと複数のことが処理できるようになるが、中学生くらいだと、まだそうした傾向のある生徒は少なからずいる。

発達の偏りのある生徒は特にその傾向があり、ひとたび気になりだしたら、他のことは一切考えられなくなってしまうのだ。

学校生活でそうした状況になると、まわりの生徒も教師たちも翻弄されてしまう。校外に印刷しているときなど、なおさらだ。

「学校は何を教えているのだ!」
学校は地域からも厳しい目で見られている。
その意味では、教師は聖職者であるべきだ。

だが一方で、指導にはどうしても家庭の協力が欠かせない。
「すべて学校にお任せします」という保護者は、たいてい手のひらを返したように苦言を呈してくるものだ。

そんな彼等を担任している若い先生たちは、さぞかしご苦労を重ねている事だろうとおもう。しかし一方で、「生徒の事をつねに考えていられる幸福感」をも得ているのだということをアドバイスしたい。

それこそが、教師の醍醐味であり、天職としている証しでもあろう。

今日も、ある生徒が自室のことが気になって、帰宅してしまった。

そうした彼等は、将来、社会で上手くやっていけるのだろうか。

一抹の不安とともに、学校でできることの限界も感じつつ、それでも彼等と関わり続ける我らの仕事に、少しでも誇りを持ちたいものだ。




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