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2019年04月05日

先生たちも仲良くしなくては

学年での昼食会。
少し早めの11時に学校を出発して、自動車で5分のお店に出掛けるも、臨時休業。
仕方なく、さらに5分走らせ別の店に入る。

最初の顔合わせでもあるが、なかなか和気藹々としていて、楽しい昼食になった。
うちの学校では、いわゆる「懇親会」という名の飲み会がない。
だから、こうした食事に出掛ける機会が、唯一、校外でコミュニケーションをはかれる機会なのだ。

だから何もしないと、半年も一年も、ただただ職員室で顔を合わせるだけになる。
そうなってくると、やはり、お互いの本音や隠れた思いが分からず、だんだんとギクシャクしていくのだ。

以前は、全校で「懇親会」を実施したこともあったが、どこからか圧力がかかり、その後実施が困難になった。

どんな組織でも、先輩が後輩を飲みに誘い、その中で、何かしらの教育がなされる、という姿が、日本的なスタイルなのだが、私の学校では一切ない。

本音も分からず、本心も知らず、ただただ仕事をこなして何年も経つと、いろいろな歪みが生じる。
現在は、それを補う手段は、今回のような学年や有志で行う食事会しかない。

ある意味、特殊な職場環境であろう。

そんなこともあり、若手は若手で、そうした機会を作っているようだ。

今日の食事会でも、ほんの小一時間でも、いろいろな人の人となりが分かって面白い。
そうしたつながりが、いざというときの助け合いになっていくのだろう。

元来、孤独を好む私にとっても、こうした機会はなかなか面白い。
たいていは、用事が重なってしまうことがおおいのだが、この先はできるだけ顔を出したいと思う。

クラスや学年では、『良いところ発見カード』なるもので、お互いの長所を発見するというイベントを行っているが、教員の世界でも、こうしたことはとても大切だろう。

先生たちの関係がお互いギクシャクしていたら、やはり教育活動に支障を来す。

「あの先生とは合わないから…」、と、我慢していては、一枚岩となっての教育はできないだろう。

「私はやりません。」
「そういうことはやらない主義なのです。」
「その考えには、絶対に賛同できません。」
「私は嫌です。」
「どうして、無理にでもやらせようとするのですか。」

これらは、教員諸氏は、どこかで聞いたことがあるだろう。

学校現場は、社会の縮図。
生徒は数年で卒業して関わりがなくなっていくが、教員たちはそうではない。
ましてや私立学校ならば、「一生もの」ということも珍しくない。

長所とつきあえば、誰もが善人。誰とでも仲良くすることができる。

お酒の力を借りずとも、食事会で少し距離が縮まったような気がした。













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