2021年06月15日
細く薄い関係
最近、Tはサッカーの練習中転倒して手をついた際、骨にヒビが入ってしまい固定していた。
その姿が、あまりに痛々しいので、思わず声を掛けたのだ。
私に声をかけられたTは、以前と変わりなく、会話をしてくれた。
肉体的にも精神的にも疲労が蓄積し、いっぱいいっぱいになると、すべてを拒否したくなる。
ちょうどそんなときに私は彼に過干渉したのだろう。
これですっかり嫌われたようだ。
「もう関わるのはやめよう。Tの幸せだけを祈ろう。」
そう思って、祈り続けてきた、
「このままTが卒業するまで、一言も会話を交わすことなく終わるのかな…。それもありかな。」
そう思って祈り続けた。
だが、一週間で話ができた。
この先も、細く薄い関係になるのだろうが、何となく嬉しかった。
もしかしたら、あの頃の私は、孤独に耐えかねていたのかも知れない。
歳をとるとそういう思いが大きくなるようだ。
以前私は、「担任をやらないなんて、教員生活ではあり得ない」、と考えいた。「もし、担任でなくなったら、淋しくなって死んでしまいそうだ」、とすら思った。
やはり何かに依存していたのかも知れない。
人はさまざまな出会いがあり、そして別れがある。
学校現場では、それがずっと行われ続けている…。
その姿が、あまりに痛々しいので、思わず声を掛けたのだ。
私に声をかけられたTは、以前と変わりなく、会話をしてくれた。
肉体的にも精神的にも疲労が蓄積し、いっぱいいっぱいになると、すべてを拒否したくなる。
ちょうどそんなときに私は彼に過干渉したのだろう。
これですっかり嫌われたようだ。
「もう関わるのはやめよう。Tの幸せだけを祈ろう。」
そう思って、祈り続けてきた、
「このままTが卒業するまで、一言も会話を交わすことなく終わるのかな…。それもありかな。」
そう思って祈り続けた。
だが、一週間で話ができた。
この先も、細く薄い関係になるのだろうが、何となく嬉しかった。
もしかしたら、あの頃の私は、孤独に耐えかねていたのかも知れない。
歳をとるとそういう思いが大きくなるようだ。
以前私は、「担任をやらないなんて、教員生活ではあり得ない」、と考えいた。「もし、担任でなくなったら、淋しくなって死んでしまいそうだ」、とすら思った。
やはり何かに依存していたのかも知れない。
人はさまざまな出会いがあり、そして別れがある。
学校現場では、それがずっと行われ続けている…。
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