2020年01月16日
卒業生が来た
卒業生が来校して台湾訪問をまとめた映画を上映、その秘話を話してくれた。
卒業生のS君たちは昨年、香港、台湾と立て続けに訪問し、「自分たちは世界のために何ができるか」を考え続け、積極的に活動している強者である。
「香港に行ったとき、改めて自分の無力さに気づきました。日本人で応援している人がいる、ということで歓迎はされましたが、自分たちができることは、ほとんどみつかりませんでした。」
と、語る姿は神々しく見えた。
その経験を受けての台湾訪問。
「香港が落ちれば、次は台湾、そして日本」、というのが現在のアジア情勢である。
香港が中国政府に完全制圧されれば、次は台湾がそのターゲットになる。
一国二制度など嘘っぱちだと分かった若者たちが、「自由と民主」を求めて戦っている。
かの国には言論の自由も、信仰の自由もない。
政府を非難する人間は、告発され、どこかに連れて行かれ、収容所に送られる。
再教育と言う名の拷問を受けたのちに戻ってくることもあるが、たいていはそのまま行方知れずになり、時には臓器を取り出される。
自主制作された映画には、台湾で中国政府を避難し、それを全世界に発信した大学生とのインタビューも登場する。
ごく普通の気さくな青年だが、心に秘めた情熱は、自らの命よりも正義と自由を貫いている。
「今の自分たちにできることは、こうした現状が香港や台湾で行われていることを、一人でも多くの人たちに伝えること。そのためにできることは何でもしたいと思っているんです。」
そう熱く語るS君らは、昨年3月に卒業したばかりなのだが、一回りも二回りも大きな人物になっていた。
お金はないけど、時間はあるのが大学生。まだまだ彼らは活動を続けていくに違いない。
S君と共に来校したY君は、中学・高校と野球部を続けた根性ある青年だ。
野球部員でありながら、過去唯一成績優秀賞を受賞した人物でもある。
後輩たちにとって、先輩たちの勇姿は励みになる。
世界は、一国平和主義ではすまない時代に入っている。
日本は、世界のリーダーとしての振る舞いをしなくてはいけない。
そのために、日本国内のみならず、世界に関心を持つことは、とても大切なことだ。
「今、世界で何が起こっているか。」
「その背景はどこにあるのか。」
「その解決には何が必要なのか。」
こんなことを高校生くらいになったら考えられるようにしたい。
「世界のことなんて関係ないや…。」
などという大人(日本人)を作ってはいけないのだ。
卒業生のS君たちは昨年、香港、台湾と立て続けに訪問し、「自分たちは世界のために何ができるか」を考え続け、積極的に活動している強者である。
「香港に行ったとき、改めて自分の無力さに気づきました。日本人で応援している人がいる、ということで歓迎はされましたが、自分たちができることは、ほとんどみつかりませんでした。」
と、語る姿は神々しく見えた。
その経験を受けての台湾訪問。
「香港が落ちれば、次は台湾、そして日本」、というのが現在のアジア情勢である。
香港が中国政府に完全制圧されれば、次は台湾がそのターゲットになる。
一国二制度など嘘っぱちだと分かった若者たちが、「自由と民主」を求めて戦っている。
かの国には言論の自由も、信仰の自由もない。
政府を非難する人間は、告発され、どこかに連れて行かれ、収容所に送られる。
再教育と言う名の拷問を受けたのちに戻ってくることもあるが、たいていはそのまま行方知れずになり、時には臓器を取り出される。
自主制作された映画には、台湾で中国政府を避難し、それを全世界に発信した大学生とのインタビューも登場する。
ごく普通の気さくな青年だが、心に秘めた情熱は、自らの命よりも正義と自由を貫いている。
「今の自分たちにできることは、こうした現状が香港や台湾で行われていることを、一人でも多くの人たちに伝えること。そのためにできることは何でもしたいと思っているんです。」
そう熱く語るS君らは、昨年3月に卒業したばかりなのだが、一回りも二回りも大きな人物になっていた。
お金はないけど、時間はあるのが大学生。まだまだ彼らは活動を続けていくに違いない。
S君と共に来校したY君は、中学・高校と野球部を続けた根性ある青年だ。
野球部員でありながら、過去唯一成績優秀賞を受賞した人物でもある。
後輩たちにとって、先輩たちの勇姿は励みになる。
世界は、一国平和主義ではすまない時代に入っている。
日本は、世界のリーダーとしての振る舞いをしなくてはいけない。
そのために、日本国内のみならず、世界に関心を持つことは、とても大切なことだ。
「今、世界で何が起こっているか。」
「その背景はどこにあるのか。」
「その解決には何が必要なのか。」
こんなことを高校生くらいになったら考えられるようにしたい。
「世界のことなんて関係ないや…。」
などという大人(日本人)を作ってはいけないのだ。
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