2019年10月31日
地域清掃
学活の時間を使って学年で地域清掃に出掛けた。
この田舎でも、道路端や、駐車スペースには結構ゴミがある。
全国どこでもそうなのだろうが、自動車利用の人が、安易にゴミを捨てるのだ。
自家用車で、窓の外はゴミ箱だと思っているらしい。
結局自分の目の前からゴミが消えれば、それでいいのだ。
公共スペースでも、ゴミ箱に捨てればそれで終わり。
その後、片付けている人のことを思い巡らせることはない。
家庭ゴミだって、集積場に持っていけば、それでゴミは消えたことになる。
そんなシステムが、あるいはポイ捨て者を増やしているのかも知れない。
以前見たテレビ番組で、ある後進国は、「ゴミは川に捨てるもの」、と皆が思い、川がゴミだらけになっていた。その川のゴミは海に流れ、海洋の環境破壊を助長する。
こうした地域清掃を通して、生徒は何を感じるのだろう。
「かつて、自分はボランティア活動で、ゴミを拾ったことがある」、という経験は、どこかで活きてくるのだろうか。
「丹澤先生、すごいものがありました。」
元気な男子生徒が、嬉しそうに私を呼び寄せる…。
パッケージごと捨てられたアダルトDVDである。
こんなものをどうして駐車場に捨てるのか、と思ったが、彼らは興奮が収まらない。
「燃えないゴミかな?」
と、簡単にあしらう。
ゴミは社会の縮図でもある。
その駐車場には、コンビニゴミは当然のこととして、栄養ドリンク、酒瓶、一部家庭ゴミと思われるものまで捨てられていた。
「そんなに不用意に茂みに入ると、蜂の巣があるかも知れないよ。」
と、注意を促したが、生徒たちはどんどん草むらのゴミを集めてくる。
ほんの15分ほどであったが、どんどんゴミ袋が一杯になる。
本来は自治体のボランティア袋を使うのだが、あとでセンターまで持って行くのが大変なので、学校ゴミとして出すことにした。
いくつかのグループ分けをして、ゴミの収集場所を変えたのだが、あるグループが、設置されている自販機横のゴミ箱内のビン・缶まで回収してきた。
若手の先生が、そうしたゴミまでをも集めると、信じ切っていたらしい。
あきれた学年主任が、優しく教え諭す。
短い時間だけれど、地域貢献ができたことに、生徒たちの顔は、少し満足げに見えた。
この田舎でも、道路端や、駐車スペースには結構ゴミがある。
全国どこでもそうなのだろうが、自動車利用の人が、安易にゴミを捨てるのだ。
自家用車で、窓の外はゴミ箱だと思っているらしい。
結局自分の目の前からゴミが消えれば、それでいいのだ。
公共スペースでも、ゴミ箱に捨てればそれで終わり。
その後、片付けている人のことを思い巡らせることはない。
家庭ゴミだって、集積場に持っていけば、それでゴミは消えたことになる。
そんなシステムが、あるいはポイ捨て者を増やしているのかも知れない。
以前見たテレビ番組で、ある後進国は、「ゴミは川に捨てるもの」、と皆が思い、川がゴミだらけになっていた。その川のゴミは海に流れ、海洋の環境破壊を助長する。
こうした地域清掃を通して、生徒は何を感じるのだろう。
「かつて、自分はボランティア活動で、ゴミを拾ったことがある」、という経験は、どこかで活きてくるのだろうか。
「丹澤先生、すごいものがありました。」
元気な男子生徒が、嬉しそうに私を呼び寄せる…。
パッケージごと捨てられたアダルトDVDである。
こんなものをどうして駐車場に捨てるのか、と思ったが、彼らは興奮が収まらない。
「燃えないゴミかな?」
と、簡単にあしらう。
ゴミは社会の縮図でもある。
その駐車場には、コンビニゴミは当然のこととして、栄養ドリンク、酒瓶、一部家庭ゴミと思われるものまで捨てられていた。
「そんなに不用意に茂みに入ると、蜂の巣があるかも知れないよ。」
と、注意を促したが、生徒たちはどんどん草むらのゴミを集めてくる。
ほんの15分ほどであったが、どんどんゴミ袋が一杯になる。
本来は自治体のボランティア袋を使うのだが、あとでセンターまで持って行くのが大変なので、学校ゴミとして出すことにした。
いくつかのグループ分けをして、ゴミの収集場所を変えたのだが、あるグループが、設置されている自販機横のゴミ箱内のビン・缶まで回収してきた。
若手の先生が、そうしたゴミまでをも集めると、信じ切っていたらしい。
あきれた学年主任が、優しく教え諭す。
短い時間だけれど、地域貢献ができたことに、生徒たちの顔は、少し満足げに見えた。
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