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2019年08月09日

研修の一日

学年団で研修を受けた。
学年として研修を受けるのは、私も初めてのことだったが、なかなか学びの多い、面白い研修になった。

ただ、朝から夕まで缶詰になったのはつらかった。
冷房の風が直接あたり、午前中で参った。
午後は、羽織を借りて着ていたくらいだ。

研修で学んだことだが、『単なる清貧の思想』は共産主義につながるのだという。
「儲けた人からばらまけばいい」、という考えは間違っている。
中国などを見て分かるとおり、結局は一部の特権階級が多くの利益を得て、資本主義国よりも貧富の差が広がっている。

一方、『勤勉に働いて、正当に成功すること』が大切だという。
さらには、その仕事が『本当に価値あるものであるか』の確認も必要だと教えられた。
『時間こそ最高の資源』と考え、『積小為大』の考えが良いと言う。

これを教員の仕事に当てはめると、要は『地道に働け』ということだ。チャンスを待つだけの成功や、浪費ばかりの生活では、富が訪れることはないという。

「一定の給与だから、それ以上の収入は望めない」、と考えることが自己限定だ。

午後の研修では、「心を見つめる」ことを学んだ。

「自分中心の思いや行いではなく、『他の人のための人生を生きる』ことが日常でありたい」、というものだ。

教員は、奉仕の精神にあふれている人が多いとは思うが、「その言動は本当に生徒のためか」、などとチェックをしてみると、実は「自分の都合」であったり、「そうならないと自分が困るから」、「自分のため」であることは多い。

生徒たちに寄り添い、彼らの心を成長させる中に、自分自身の心を磨いてゆくのがよいのだろう。

夕方からは、学年団で二学期の生徒指導についてブレスト。
一つの方向に思いを向けると、いろいろなアイデアが湧いてくる。

私が学年主任だったときは、思いも寄らなかった企画だけに、まさに脱帽であった。

その辺の教員研修とは比較にならないほどの学びを得た充実した一日となった。








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