2019年04月04日
重要な新年度準備を抱えて
春休み中サボってしまったため、新年度準備が遅れてしまい、必死に取り戻そうとしている。
時間割は、まだまだチェック段階で先が見えない。
入学式に向けての、番号作成によるラベル作りは、何とか終えた。
習熟度名簿の修正は、手が回らないので、若手に頼んだ。
新入生がオリエンテーション期間中の特別編成の時間割も、時間割の本体の作業が遅れており、これも若手に頼んだ。
そうこうしている間に、4月になってから頻発しているインターネット切断の原因究明にも奔走する。
校務ソフトの新年度更新も、やっと校長名を書き換えたところ…。
これで、学年運営だの、クラス準備だの、さらにつけ加えてこれまでやってきたのかと思うと、自分もすごかったんだなぁ…。と思う。
今まで、超多忙で多くの仕事を抱え込みすぎていたのだろう。
「人に任せるなら、自分でやった方が早い」、という意識が染みついていたのかも知れない。
これからは、若手を育てるために、多くの仕事を他の人にも分担してもらわねばなるまい。
「自分一人でできることは、そう多くはない」、ということが、この歳になって、ようやく分かってきたようだ。
周りを見回すと、隣の新人が、おそらくは頼まれたであろう事務的作業を黙々としている。
本当は、そんな単純な作業の中に、深い意味があって、その出来映えを先輩たちが、知らず知らずのうちに見ていることは、分かるまい…。
前の席の若手は、「進級おめでとう」用の花を、余った紙で作っている。
どうやら、桜の花と、花びらを作っているようだ。
これを、ボードに貼り付けて、新年度を迎えようということだ。
今日は、学年方針を共有するための会議が行われた。
私の学年の主任は、昨日も述べたが、「学年は一つのファミリーだ」、と熱弁を振るい、
「丹澤先生は、学年のお父さんです。」
と、宣言した。
私が学年主任を担当していた学年を、引き継ぐことになったベテランの先生は、次の学年を評して、
「昨年度よりも凡事徹底のできている素晴らしい学年です。」
と、よいしょした。
どちらも、私へのリップサービスのように聞こえ、気を遣わせてしまい申し訳なく思う。
皆に気を遣わせてはいけない。だが、今年は陰に徹して、ひたすらサポートに回ろうと思う。
これまでの恩返しの思いを込めて、支える側として、やっていこうと思う。
まだまだ寒い日が続くが、ようやくちらほらとソメイヨシノが咲き始めた。
10本に一本くらい、半分開き賭けの花弁がある。
明日あたり、一斉に開花し始めるのだろう。
さぁ、新しい年度の始まりだ。
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