ネコと贅沢　ボンビーライフ

一昔前だと
海外の喫茶店に行って
「アイスコーヒー」を頼むと
「何を言っているんだコイツは？」という顔をされて
挙句にアイスクリームとコーヒーを持ってこられた、
という笑い話もあったものだが。

まあそれくらい
冷たいコーヒーというものは
日本独自のものだった。

それが最近では
スタバやブルーボトルコーヒーが
食料品店に
紙パック入りの冷たいコーヒーを並べるようになったので
アイスコーヒーの認知度が
上がってきているらしい。

イタリアやフランスのコーヒーは
アイス向きなのに
あの人達って保守的だから
普及するには時間がかかるんだろうな。

自分で焙煎して分かったことだが、
ちゃんとした豆を適正に焙煎してやると
氷を入れて薄まったコーヒーでも
しっかりとコーヒーの味が残る。

市販のアイスコーヒーは
ただ焙煎を深くして色が濃いので
味も濃いように見えるが
氷が溶けて薄まると味がなくなる。

自分で焙煎する際は
深くてフレンチ、
だいたいはシティかフルシティローストにしているつもりだ。
淹れたコーヒーの色はそんなに濃くはない。
それでも味は深い。
つくづく思う
素材って大事なんだなぁ。