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2015年10月22日

NHKの矛盾

NHK受信料の「支払い義務化」は、是か非か?
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151018-00000517-san-ent


大人の社会には「建前」というものがあって、
それが問題を分かりにくく複雑にしている。

NHKは「国営」と言われることを極端に嫌う。
NHKの会長の選任は経営委員会が選任するといえども、
経営委員は衆参両議院の同意を得て、
内閣総理大臣が任命するわけで、
早い話国が選んでいることになる。

こういった任命の方法の説明にもクレームがつくはずだが、
そういった「建前」が話を難しくするので
あえて単純に書いている。

なぜ「国営」ではなく「公共放送」という
「建前」に固執するのかといえば、
NHKが発信する情報は「公平中立」であるという「建前」があるからだ。

「公平中立」という報道の理想があるために
たとえ国に予算と人事という組織の中枢を握られていたとしても
「国営」とは言われたくない。

そうはいっても受信料は欲しい。
念願かなってNHKの東京の建物を建て替えるし、
地方の放送局の建物も次々新しい物にしている。
新しい放送技術の開発にもお金はかかる。

そこで生まれたのが受信料の義務化という発想だ。

「義務」となれば支払わなければ罰則がある。
罰則は誰が行うのかといえば国である。
従って「義務」となった受信料、それは「税金」だ。
「税金」によって成り立つ企業は「国営」である。

義務化するならすればいい。
ただその際は「公共放送」の看板はしまわなければいけない。
収入は税金でありながら、
「公平中立」な報道内容で「国営」ではない
などという虫のいい話は誰も信じない。
現状ですら誰も信じていないのに。

「建前」のために
多くの矛盾を抱えたまま歩んできたNHK。
ただそのおかげで視聴率に左右されることのない
画期的な番組作りができていることも事実である。
裏を返せば、いかに民放がだらしないかということにもなる。

ハイビジョン、4K8Kと画面は綺麗に映るようになったが、
画面が綺麗でもソフトがつまらなければ
誰もテレビを見なくなる。
それでもいいというのであれば
このまま衰退していけばいいだけのことだ。
たとえテレビが衰退したとしても誰も困らない。
現代は娯楽のコンテンツは他にもたくさんあるのだから
他を探せばいいだけの話だ。
おそらくテレビマンたちは今でも
テレビこそが娯楽の王様だと思い込んでいるのだろう。
posted by 黒豚猫 at 04:00| Comment(0) | TrackBack(0) | テレビ
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