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2016年08月20日

オリンピック中継を見ていて

オリンピックの中継を見ていて気になること。

増田明美の「細かすぎる解説」が話題になったこともあって
ところどころで細かすぎる解説があった。
だがあれはマラソンみたいな間延びする中継だからハマるのであって、
その他の展開の早い競技ではうるさいだけだ。

解説といえば、
オリンピックだと普段テレビ中継されない競技が多いので、
当然解説の人も放送慣れしていない人が多い。

トツトツと話すくらいならまだいいのだが、
競技に入り込んで解説どころではない人もいて
これはまあ微笑ましい。

だが中にはどの選手にもネガティブな意見しか言わない解説の人がいて
これは大変聞き苦しい。
少なくともオリンピックに出てくる選手なのだから
皆それなりの技術を持っていてそれなりの記録を出して
この晴れ舞台に臨んできている。

それなのに
「ああ、これじゃダメですね」「こうしないと記録は出ません」
などの発言を連発している。
その競技にこの解説者の教え子が出ていて
その教え子が金メダルでも取っているのならまだ納得できる。
単なるダメ出しなら視聴者と同じレベルではないか。

それからNHKの後に民放の中継を見てしまうと
民放のウザさが際立ってしまう。
競技前に芸能人に日本のスタジオで盛り上げてもらって、
という意図はわかるのだが、
そういう手法は受け入れられていないことに
民放各社は気づいていないのだろうか?

むかし新日本プロレスを中継していたテレビ朝日が、
視聴率テコ入れのために
「ギブアップまで待てない 新日本プロレス中継」と称して
スタジオで芸能人にトークしてもらった後に
試合を中継する、という構成にした。
しかしこのテコ入れに対して視聴者の反発はものすごく、
テレビ局への苦情が殺到、
この構成はあっという間に消えてなくなった。

NHKはNHKで
どうしてスキルの低いアナウンサーをわざわざ現地に送ったのだろう。
選手へのインタビューなど下手すぎて
頑張って競技をしていた選手が気の毒になるくらいである。
インタビュー対象者に気を遣われるインタビューアってどうなのだろう。




posted by 黒豚猫 at 04:00| Comment(0) | TrackBack(0) | テレビ
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