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2015年08月20日

海外ドラマ欠乏症

海外ドラマというものは
しばらく遠ざかっていると
突然ものすごく見たい衝動が起こってくる。
禁断症状というと大げさだが、
それに近いものがある。

これは幼少期に
「奥さまは魔女」や「刑事コロンボ」などを見ていたゆえに
意識中に刷り込まれてしまったのかもしれない。

それにしても海外ドラマというのは不思議である。
画面上に美男美女が出てくるわけでもないし、
けっして見知った役者が出ているわけでもないのに
物語にドンドン引きつけられる。

特にいま見ている「ニュー・トリックス」なんかは
退職した刑事の話だから
主人公は爺さんばっかりで、
その爺さんたちが彼らよりちょっとだけ若い
女の上司に叱られながら飄々と犯人探しをする。

派手なアクションはないし、
ずば抜けた天才がいるわけでもないが、
爺さん婆さんらしい洞察力を活かして解決する刑事物なんて
パッケージだけではまず選ばない代物だろう。

シリーズ10まであるイギリスの人気ドラマらしいが
とにかく脚本がいいし役者も上手いから続くのだろう。

設定がしっかりしていて脚本が面白く、
それをちゃんとした役者がしっかりとした演技をすれば
世界中に売れるドラマに仕上がる。

日本のドラマがこれをやっていないから
それを求めて海外ドラマを渇望してしまうのだろう。




posted by 黒豚猫 at 06:00| Comment(0) | TrackBack(0) | テレビ
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