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2015年07月05日

二元論の怖さ

ギリシャの国民投票が始まった。

西洋というか一神教の国というか、
二元論の考え方の土地というのはすごいな。
白か黒か、しかない。
もっと柔軟な姿勢があれば
現状のような債務超過の国には
ならなかったのかもしれない。

ギリシャが破たん寸前なのは
政治が民衆の喜ぶ方に傾きすぎたためだ。
政治というのは飴と鞭の使い分けが大事で、
国民が嫌がることもお願いしなければいけない。
ところがギリシャの政治家は選挙に勝つことだけを考えて
国民に飴玉しか与えてこなかった。
どうも飴、もしくは鞭という二元論でしか
政治を行っていないように見える。

二元論といえば最近の日本もそのようになりつつある。

先日起こってしまった新幹線での焼身自殺。
私はあれば自爆テロだと思っているが、
あの事件が起こって
「新幹線の安全神話が」
という論調が先に出た。
ところがその後、
「安全云々言うのはおかしい。
老人が自殺してしまう世の中を何とかするべきだ」
という論調に一気に振れた。

いやいや、
これは両方平行して考えるべきことではないのだろうか。

安全と言われていた日本でも
過去には地下鉄サリン事件があった。
今回の安保法案が成立すれば、
海外の紛争に日本が首を突っ込む事態も起こるだろう。
そうすれば日本がテロの標的になる可能性もある。

景気の回復が盛んに宣伝されているが、
いまだ格差は縮まっていないし、
今後年金の支給額は減るだろうし、
支給開始年齢も上がっていくだろう。

これらは両方解決しなければいけない事案であるはずだ。
テロ対策はテロ対策として
今後このような事件が起こらないように対策をする。
一方で高齢化が進むことによって増える
孤独な老人を作らないように
行政として、個人として何ができるかを考える。

確かに二元論は楽だ。
あれこれ考えなくとも自動的に判断できる。
だがそれでいいのだろうか。




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posted by 黒豚猫 at 15:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 哲学
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