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2018年12月04日

タイでの日常生活(27)ーータイのトイレ事情


今回はトイレに関する話を書いてみたいと思います。
日本のトイレはこの50〜60年間で、大きく変化をした一つだといってもいいでしょう。それより、この50〜60年間はあらゆるものが大きく変わったと言えるかも知れません。例えば、自動車にしても、1960年代は、私の田舎では、あまり乗用車は走っていませんでした。それが今は、自動運転が直ぐそこまで来ています。車が走る道路も同じことです。田舎では、50年位前は未舗装の道路が殆どでした。それが、今は未舗装の道路を探すのが、困難な位です。

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トイレも大きく変わりました。私が子供の頃は、即ち、5〜60年前は、田舎では殆どの家がくみ取り式のトイレでした。田舎では人糞を肥料として使っていた時代です。今はウオッシュレットを設置している家が多くなったと聞きます。コンビニに行っても、トイレがとても綺麗に保たれているのに、嬉しくなったりします。今は、下水道の改善で、くみ取り式のトイレを使っている家は殆ど皆無ではないかと思います。昔、親が、人が嫌うような仕事をするといい金になる、例えば、衛生車みたいな仕事は、金になるんだといっていました。しかし、今は、くみ取る家が少なくなり、仕事にならなくなっていることでしょう。

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タイのトイレ事情は、田舎では、日本の40年前くらいの状況です。中には、日本の50〜60年前くらいの家もあります。衛生的にも、悪い環境だったりする家庭もあります。私のいるイサーン地域では、まだまだ、しゃがんで用をたすタイプのトイレが主流です。今の私には、このしゃがんで用をたすトイレはとても使いづらいです。子供の頃は、そのタイプのトイレでしたが、その後、椅子に座るタイプのトイレを長く使って来たので、ちゃんとしゃがめなくなっているのです。
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くみ取り式のトイレもあるようですが、実際にタイでお目にかかったことはありません。しかし、衛生車が走っているのを見たことがありますから、まだ、くみ取り式トイレも使われているのだと思います。
一応、水洗になっているようです。仕組みを聞くと、トイレを水で流すと、それが外の横のタンクに流れて、タンクの中で濾過されて、地下に流れて行くようになっているということです。
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ネット上で見つけた絵によると、しゃがむ向きが、反対なのが、タイ式の用足しの方法のようです。また、水は、日本と同じように水タンクがついているところもあれば、別に容器がおいてあったり、水入れ場に水が溜めてあったりします。タンクの時は、レバーを引けば水が流れますが、容器や水入れ場の場合は、水を柄杓ですくって便器に水を流すようになっています。
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便器の会社は、多くの家庭がcottoという品名の便器を使っています。また、ショッピングセンターなどでは、American Standardを使っているところもあります。先日訪れたカンボジアのイオンモールではTOTOを使っていました。やはり日本の企業ですね。INAXを使っているところもありました。
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タイのトイレで怖いことがあります。これは聞いた話ですが、トイレで用をたしていたら、下からアナコンダが出てきたということです。嘘かと思っていましたが、ネット上で画像を見ていると、本当にそのようなことがあるようです。ゆっくり用を足せませんね。私の家では、カエルが跳びだしてきたことがありますが、ヘビはまだです。全然歓迎しませんが。
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これが我が家のトイレです。日本に住んでいるときから、ウオッシュレットを使っていたので、もう普通のトイレが使えなくなっていて、少し高くつきましたが、American Standardのウオッシュレットを設置しました。快適ですが、やや日本ものと比べて性能が落ちますね。でも、満足、満足。恐らく20〜30年後にはタイの多くの家庭でもウオッシュレットを使っているかも知れません。
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トイレの個室に関して、気づいたことがあります。個室は日本と殆ど変わりません。気づいたこととは、アメリカのトイレの個室と比べて、トイレの壁やドアの下の部分が、床にほぼ届く位まで伸びています。下から覗けないような感じになっているという意味です。これがアメリカでは、ドアや壁の下の部分はかなり上にあります。大体外から見て、脚が見える感じですから、50〜60センチは開いている感じです。その理由はよく分かりませんが、そうすることで、犯罪を防ぐ狙いもあると聞いたことがあります。
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ウオッシュレットが近い将来、タイでも普及が進むだろうと上で書きましたが、逆に、進まない可能性もあります。写真の左手に水洗ノズルがあるのが見えると思います。この使い方はいろいろあるようですが、ウオッシュレットの代わりにもなります。勿論、便器の中を洗うために使えますし、トイレの中を掃除する時にも使えます。同時に、お尻を洗うのにも使えるのです。だたし、水圧が強いので、使うときは用心が必要です。
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トイレの存在を示すサインです、一般的によく見かけるのは、左の写真のマークです。バンコクなどでは、このバリエーションがあるようです。新しいマークはトイレを利用する人の切実感が出ていますね。まだ、他にも新しいトイレマークがあるようです。皆さん、日本で新しいマークを見たことありますか。

今回はタイのトイレをトピックに、気づいたことを記してみました。あるところでは、日本の昔を思い出させる面もあれば、今の日本と同じくらいの程度のトイレもありますね。時代の流れが速いので、今昔混合のタイのトイレという感じです。しかし、はっきりしていることは、タイだけでなく、どこでも、衛生面での改善を進めているということです。確実にタイも、近い将来、あの頃は、トイレを使うのが億劫だったね、なんてことを話す時が来るのでしょう。健康的に変わっていくのは、歓迎していいような気がします。皆さんはいかがお考えですか。

今日も、最後まで読んで頂き、ありがとうございました。コメントなどありましたら、お願いします。また、ご訪問下されば幸いです。
posted by yuchan at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | タイ生活

2018年12月03日

タイでの日常生活(26)ーー大工(工事人)


今回は、タイの大工さん、或いは、工事人に関することを記したいと思います。

《家建設》
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3年前にタイでのロングステイを開始しました。住み始める前に、家が完成しなければならなかったので、実質3.5年前から家の建設は始まりました。その頃は息子が二人いて、共に高校生でした。その為、息子たちの部屋も必要だったので、間取りとしては3Bedroomプラス、リビング、キッチンという、間取りにしました。この家の建設には、住宅建設の専門家にお願いしたので、殆ど問題はなく、順調に進みました。半年間の建設中に小さい問題はあっても、概ね順調に建設は進みました。やはり、専門家に頼むべきですね。

《居住開始後の細々としたものの建設》
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住宅を建設したことのある人はお分かりと思いますが、住み始めて、あれこれと修理や追加の工事が必要になって来ます。初めは不便は感じなかったのですが、雨季になり、雨が連日降るようになると、樋が必要だということが分かって来ました。家全体の屋根に樋を掛けることにしました。住宅建設に大きなお金がかかっているので、なるべく、小予算で済ませたいと思って、日本でいう「相見積もり」を試みたのですが、タイではどうも、「相見積もり」という概念はなじまないようです。しかし、それでも、「見積もり表」を出してもらいわなくても、大体どのくらいかかるかという予定が、計算があります。それで、何人かの人に費用を聞いて、安いところにお願いしました。結果は、樋に関しては、まずまずの結果でした。まぁ、樋ですから。失敗のしようがありません。

《水耕栽培の失敗》
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樋の出来具合が、まぁまぁだったので、その工事人に水耕栽培の設置を頼むことにしました。ちょっと注意が十分ではなかったなぁって感じが、今にして見れば思えます。安くやってくれるということと、自分は水耕栽培の装置のことでは、研修も受け、よく分かっているようなことを言っていました。てっきり、それを信じて、写真のようなフレームの装置を作り始めました。こちらも、知識が浅かったこともあり、うまく出来ているなと思っていました。完成した後も、これはいいと思いました。しかし、屋根になっているところのパイプが非常に弱いものでした。屋根になっているところの上にビニールを張りました。完成した数日後に雨が降り、そのビニールの屋根に水が溜まり、フレームになっている金属パイプが曲がってしまい、屋根の形を失ってしまいました。屋根の角度があまりに平坦でしょ。直ぐに工事人に来て貰って修理をして貰ったのですが、曲がったパイプを下から押して、まっすぐするだけなのです。一度曲がったパイプは、いくら押してまっすぐになったようでも、雨が降るとまた、水が溜まって、更に容易に曲がってしまうのです。結局、屋根の上に張っていたビニールを取って貰って、屋根のカバーなしの屋根になってしまいました。自分は研修をして、水耕栽培のことはよく分かっているという工事人の言葉をそのまま信じたこちらも悪いのですが。後から、その他の人の意見を聞くと、パイプが四角いし薄い、これでは直ぐに曲がってしまうということでした。工事人は結局、素人ということです。いつも何でも出来る、出来るというのですが、それを信じたこちらが悪いのですしょうね。

《黙って家の道具を使っている》
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工事人は結局、素人のような人が、工事をすることがあるのです。見よう見まねで工事をする傾向があります。ちょっとした工事なら、少々素人でも、なんとかなるのは確かです。元々素人ですから、道具を十分持っていないことがよくあります。部屋にエアコンをつける時の話です。設置を頼んだ人は、隣のうだつの上がらないおっさんです。決まった、安定的な仕事を持っていない彼は、エアコンの設置を請け負っているということでした。勿論、事務所や決まった会社などは持っていないのです。広告などで、安いエアコンを仕入れて、それをお客さんの家に設置をするという、所謂自転車操業的ビジネスをしているのです。お隣ということもあり、その人に頼んだのですが、設置に必要な道具を持っていないのです。あれはこの家にあるか、これはあるかといって、私が持っている道具を使って、エアコンを設置するんですね。挙げ句の果ては、ハシゴはありますか?なんだ、ハシゴくらい自分で用意しろ、といいたくなる有様。また、メジャーを持っていないので、目算で設置する位置を決めるんです。こりゃいかんぞと思って、メジャーを貸してやりました。しかし、もう少しのところで、それを持って変えられるところでした。設置にも時間がかかり、ようやく終わっても、掃除などしないんですね。散らかし放題で、帰っていきました。
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《その他の追加工事》
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家の横と、後ろに突き出し屋根をつけることにしました。この計画は共にうまくいきました。その要因は、工事人が水耕栽培の時のような人ではなく、このようなことを専門にしている人で、何年もの経験を持っている人だったからです。突き出し屋根も、ちょっと間違うと、雨が降って漏ってしまうことがありますし、安あがりにと思って使用したパイプが重さに耐えられなくて、曲がってしまうこともあるようです。今のところ、そのような心配は無用な感じで、ほっとしています。
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その他、日本語教室用にと思って、事務所的な感じで、部屋を一つ作りました。この工事も全般的には、うまくいったように思います。しかし、うまくいった工事はやはり、やや高めになっています。
タイだけではなさそうですが、外国人料金というものが存在するという人もいます。ファランだから、ちょっと多めに請求しておけって感じなんでしょうね。悔しい。

《材料は自分で注文》
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タイで面白いなと思ったことがあります。例えば、突き出し屋根をつける時、柱や屋根用鉄板等々、様々な材料が必要です。どの位必要かは、工事人が計算して、これだけ必要だと伝えます。すると、こちらが資材を売っている店に行って注文します。そして、その店が配達してくれます。このやり方ははっきりしていていいですね。費用全体では、、この資材代と工事人に払う日当の合計になります。水耕栽培の時は、最初に全ての金額を決めて、仕事をして貰いました。その為、工事人にすれば出来るだけ安く上げようとする気持ちが起こります。そして、安い材料を使って工事をしてしまいます。結果、少しの雨で簡単に曲がってしまう弱くて薄いパイプを使ってしまったのです。2−3日はもっても、雨が降れば簡単にひん曲がってしまうのです。

《工事人の必需品》
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工事人に必要な品物は、いくつもありますが、彼らが必ず持参するものがあります。それが写真の品物です。何か分かりますか?水の入った一種の水筒です。タイは暑いですから、休みながら仕事をする必要があります。そして、絶えず水分補給が必要です。この入れ物には飲み水が入っているのです。

今回は、自宅の建設の話から、その後、住み始めてから、いろいろと物入りで、お金も出ていくという話を書いてみました。日本に住んでいても、何かにつけて、出費がかさむものです。これが最後になればいいがなと思って、仕事を頼むのですが、少し暮らしていると、あれば不便だ、ここをこうしたらもっといいだろうなと思ったりするのです。まぁ、快適に暮らすための必要なものなので、あまり、落ち込まないで、前向きに、これで更に快適になるぞ!と思うことにしています。本当に、、今のところ、快適に暮らせていることに感謝しているのです。

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posted by yuchan at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | タイ生活

2018年12月02日

タイでの日常生活(25)ーー誕生日パーティ


今回は、友人の息子の誕生日パーティに参加した時のことを記します。
タイでは、誕生日パーティを盛大に行います。勿論、みんながみんなが盛大にするという訳ではないのですが、とにかくパーティ大好き人間で溢れていると言う感じです。

《誕生日パーティの張本人と奥さんと子供+母親》

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パーティの時、張本人は何処か、主テーブルにでも座って、ふんぞり返っているような気がしますが、トンデモないのです。日本では主賓の筈ですが、タイでは違います。サービスをする人になるのです。何も飲まない、食わないという訳ではなく、適当に飲み食いはしていのですが、その合間合間を見つけて、人々に、ビールを配ったり、氷を継ぎ足したり、おつまみ類を、切らすことのないように、配慮していす。誕生日の張本人だけでは、こなすのは大変ですから、友人や両親も手を貸してくれます。

《準備も入念に》
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少しお金持ちの家ですから、準備の料理も手が込んでいます。子供の豚をまるごと買って、それを丸焼きにしていました。一匹1000バーツくらいするということですが、それをまるごと買って、炭火の上で、丸焼きにするのです。バーベキュウです。私がその家に着いたときは、若い男性が既に、やき始めていました。これを焼くには時間がかかるので、じっくりと焼き上げていました。3時間くらいは焼いていたと思いますが、それを小さく切って、各テーブルに配膳していました。

《パーティは手ぶらでどうぞ》
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誕生日パーティも、とにかくパーティですから、皆さん原則手ぶらでやって来ます。前に、水耕栽培のOpening Partyのことを少し書きました。これもパーティですから、殆どの人は手ぶらでやって来ます。それで、いいのですが、少し気の利いた人は、何かお祝いを持って行きます。お決まりはアルコールです。私はいつもお世話になっている人の息子でもありますから、2000パーツを封筒に入れて、お祝いにしました。

《沢山の人が参加します》
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パーティといっても、普段着のパーティですから、来たいときに来て、帰りたい時に帰っていきます。今回のパーティにも沢山の人が参加していました。それぞれ、到着すると、サワディカー(プ)といいながら、手を合わせて、挨拶をします。どこの席に着いてもいいのです。大体、誕生日パーティの場合は、殆どの人がお互いに知り合いで、あいているところに座るという感じです。
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外国人も参加していました。

《やはりカラオケとダンス》
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カラオケとダンスは、パーティではMUSTです。誰かが好き勝手にカラオケのマイクを持ち、歌い始めます。カラオケはYouTubeを使う人もいますが、KARAOKEというサイトがあるようで、そこにコンピュータをつないで、好きな曲を選んで、歌い始めます。コンピュータは勿論のこと、スピーカー、マイクを自前でもっている人が多い感じです。タイ語が私は分からないので、歌の内容は分かりませんが、ノリノリの歌を歌い始めると、皆さん、動けるスピースがあるところに出て行き、歌を口ずさみながら、自分流のダンスをするのです。黙って、見ていると、誰かがご一緒にという感じで、ダンスに誘ってくれます。

《食べ物》

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レストランで誕生日パーティを開くのではなく、自分の家で開くので、手作りの料理です。手作りといっても、唐揚げとか、魚の丸焼き、焼き肉、野菜の煮込み、など、日常的に食べている食べ物を、パーティを開いた人が用意して、人々に出します。人々は、野菜と一緒に、魚や肉は食べます。野菜にくるんで食べる感じです。野菜は白菜やサニーレタス、それに加えて、小ネギやキュウリも一緒に出されます。家庭によって、料理は異なるのでしょうが、大体こんな素朴な食べ物でパーティを楽しみます。忘れるところでした。この他、必ずといっていいくらい出てくるのが、青いパパイヤを千切りにして、タイの辛子を加え酢味にしたサラダがあります。これは多くは食べられませんが、美味しいですね。

《屋外キッチン》
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タイの殆どの家には、屋外キッチンがあります。合理的ですね。煙が少々出ても、屋外ですから、匂いがこもるなんてことはありません。油ものの場合も、部屋が油まみれになる心配もありません。外ですから、掃除も簡単。片付けものをするのも、すいすいと出来ます。勿論、屋内キッチンもあるのですが、日常的にもよく使うのは屋外キッチンのようです。特に、パーティの時は、屋外キッチンで料理をして、そのまま、皆さんに料理をサーブするわけです。合理的ですね。

《子供もぐずることなく楽しんでいます》
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いつも感心するのは、タイでは、所謂、3世代がバランスよく存在していると言うことです。世代とは祖父母、両親、子供、の意味です。上の年齢、中の年齢、下の年齢がバランスよく集団を作っているのです。パーティを開くと、親と一緒に、子供たちもやって来て、パーティを楽しみます。子供たちはそれぞれ、食べたいものを食べ、したいことをして、パーティ参加を楽しんでいます。日本では子供がぐずって、帰る、帰る、と親御さんにだだをこねることが時々ありますよね。そういったことを、タイでは見たことがありません。子供なりスペースもパーティには存在しているようです。

《ケーキにローソク》
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誕生日パーティも終わりに近づいてくると、ケーキのローソク消しの儀式?が始まります。みんなHappy Birthdayの歌を歌いながら、盛り上げると同時に、盛り上がりあます。この時は、今まで、各テーブルで、楽しんでいた人達は、歌に参加します。調子が上がって来ているときは、Happy birthdayの歌を2回も3回も歌います。そして、該当の人がローソクの火を吹き消します。

《Happy birthdayの歌》
ほぼ日本と同じですが、Happy birthday to you, happy birthday to you, happy birthday dear ・・・、happy birthday to youが日本ですが、タイでは、dear ・・・ のところがhappy birthday happy birthdayとなります。少し、そこのメロディは日本で歌う時と若干異なりますが、単純化されていて、これもよしかなって感じです。

《パーティで感じること》
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タイ人いえば、陽気な人達という印象を持っている人が多いと思います。正に、パーティの時はそれを実感します。陽気だけでなく、エネルギーを感じます。日本だけでなく、どの国でも恐らく、同じように何らかの形で、誕生日パーティを持つと思うのですが、その様子は、少しずつ異なっているでしょう。タイの誕生日パーティに参加してみて、皆さんが一緒にカラオケを歌い、ダンスをする、それで、心も体も、誕生日パーティの時を楽しむ。この陽気さ、エネルギッシュなところがタイ人の根底に存在しているようです。
最後の写真の女性は、看護師さんです。日本人の彼氏が欲しいということで、ここに載せました。とてもいいお嬢さんです。小柄なので、年齢より若く見えます。希望者います?


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posted by yuchan at 13:25| Comment(0) | TrackBack(0) | タイ生活

2018年12月01日

タイでの旅(5)――チェンマイ、チェンライ


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今回は、5月に訪れたチェンマイ、チェンライのことについて、記したいと思います。5月にウドンたーにから飛行機でチェンマイに行きました。そこではレンタカーを借りて、広く観光をすることが出来ました。
特に、チェンマイは日本人にも人気の場所です。バンコクには勝てないとしても、多くの人がチェンマイを訪れます。それだけ、日本人には馴染みのある、親しみを持って受け止められている場所です。特に、シニア層のロングステイをする人には、絶好の場所と言えるでしょう。

《チェンマイ、チェンライの地理的位置》Chiangmai[1].jpg
タイの北部に位置し、北の国境地帯は、ラオスです。西はミャンマーになります。このタイとミャンマーとラオスの3国が接する地域はGolden triangleと呼ばれ、麻薬の製造と販売が頻繁に行われた地域です。今は、取り締まりが厳しくなり、昔ほどではないと言うことですが、依然、麻薬の製造と販売は行われているようです。
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またこの地方出身の女性は美形だと言われることがあります。写真のように、山岳民族で、首ながの女性を何処かでみたことがあると思いますが、顔立ちのすっきりした感じの女性が多いような気がします。

《古い歴史の街》

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チェンマイ、チェンライには古いお寺や建物が沢山あります。特に、チェンライは街のレイアウトも昔のままに保存されていて、古都を満喫しながら、散策出来る良さがあります。歩きながら、歴史を味わうことが出来るのです。
古都は水流に囲まれていて、水の流れに沿いながら、古都を散歩するという贅沢な楽しみ方も出来ます。

《山岳民族》
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街の中心部分から外れるところに、山岳民族の村があります。そこはやや観光化している印象もないではないですが、依然として、その地を生活の場として、日々を営んでいることが分かります。一つのコミュニティをなしています。学校があり、集会所があり、村という形態を取っています。子供たちは大人の手伝いをしながら、そこの学校で学ぶのです。

《寺院》
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数え切れないほどの寺院があります。元々、タイには寺院が沢山あるのですが、チェンマイやチェンライにはもっと沢山の寺院があるといっていいでしょう。しかも年期の入った寺院が殆どです。

《お寺の中》
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中に入れる寺院では中に入って、拝礼して写真を撮りました。いくつか良さそうな写真をアップします。基本的にはどの寺院も同じなのですが、どこかそれぞれの寺院の中に入ると、生き物がいるような気になるのは私だけでしょうか。

《動物園》
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本物のパンダがみられます。私は本物のパンダをみるのはこれが初めてでした。室内は温度管理がしっかりされていて、人間にも快適な環境になっていました。ここのパンダ園では、お土産として、パンダの糞で作ったお面を売っていました。パンダは笹しか食べないといいますから、その糞を綺麗にして紙のようにようにして、お面の形にするようです。何処か気持ち悪い感じもしないではないですが、匂いなど全くしませんから、気持ち悪がる必要もなかったようです。
野生が象がいることでもよく知られています。私自身は訪問しなかったのですが、象がボール遊びをするところとか、筆も持って何かを書くとか、ヘビの曲芸などというアトラクションをするところもあります。

チェンマイ、チェンライ訪問で、細かくメモを取ったりしてなかったので、詳細な説明が十分ではなかった感じですが、雰囲気を味わって頂ければありがたいです。チェンマイ、チェンライは、日本でいえば城下町という感じです。今はタイ国の一部として、中央政権のもとのチェンマイ、チェンライとして存在していますが、同時に古い歴史を醸し出しているところが、我々日本人の心をくすぐるのかも知れません。


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この2日ほど、ブログをお届け出来ませんでした。インターネットの調子が悪く、アップできませんでした。失礼しました。


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2018年11月28日

タイでの日常生活(24)ーー不思議に思うこと Part 2


前回、「日本ではあり得ないしょ」と思えることを「不思議に思うこと」Part 1として、記してみました。今回はそのPart 2として、お送りします。

《車は複数台》
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車を何台も持っている人が多いですね。タイの人は貧しい人が多いはずですが、車を何台も所有しているということはどういうことでしょうか。聞くところでは、月賦で払っているのだということです。先行き払えなくなったら、売るのだそうです。例えば、両親と子供2人の家に必ずといっていいほど、車は最低でも2台持っています。それに加えて、バイクや自転車も所有していまする。人間の体の数以上の乗り物を持っていることになります。勿体ないような気もしますが、勿体ないと言う概念はそもそもタイ人の概念にはないようですね。

嘗て、アフリカの何処かの国の女性大臣が日本を訪れたとき、「勿体ない」という言葉とその意味にとても感銘して、自国に帰ってから国民に奨励しますと言っていたのを思い出します。タイ人も説明すると「勿体ない」は理解できますが、これはいいことだとはなかなか思わないようです。

《ウイスキーのソーダ割》
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パーティーに招待されることが多くあったのですが、今は、3大成人病にかかっているので、招待にあまり応えていないんです。パーティとは、酒飲み会のことになります。パーティとなると、飲めや歌え、踊れの大騒ぎなので、楽しいことは楽しいのです。タイの皆さんもよく飲むんですね。ビールのことは既に書いた通りですが、ウイスキーも大好きですね。ウイスキーのソーダ割が特に好きなようです。これって、昔の日本人がよくやったことじゃないですかね。面白いですね。ウイスキーと言いましたが、ブランディをよく飲みますね。私にしてみれば、ブランディの水割りとかソーダ割りは「勿体ない」って感じなんです。せっかくのブランディを水で薄めるとは邪道ですけど。それで私はストレートで、ちびちびやっていると、強いですねなんて言われて、喜ぶべきか悲しむべきか?

《子供たちのパーティ》
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子供たちが時々、友達を誘って、家でパーティを開きます。そこで、えぇー!!と思うことは、子供たちが酒を飲むことがありました。子供たちは自分たちでお金を出し合って、食べ物を買って来ますが、その時、ビールも一緒に買って来ます。参加する人数にもよりますが、ひとケース、近くの雑貨屋で仕入れて来ます。食べ物は日本の学生だと、乾き物を好むような気がするのですが、タイの高校生たちは、鍋をよくしますね。好き好きでしょうが、私の見た高校生は、家の庭にゴザを敷いて、その上でよくバーベキューをしたり、鍋物をしたりし、併せて、ビールを飲むのです。日本人のように、ピーナツやさきイカを酒のさかにあまりしません。高いからです。また、ウイスキーは嫌いなのかと聞くと、高いから飲まないのだそうです。節約、節約。

《お泊まり》
高校生くらいになると(タイでは中高は一緒ですので、6年間High school students)お友達の家に時々お泊まりに出かけます。数名の男女が交じって、泊まって、夜中楽しそうに話しています。時には、パーティのあと、そのまま、お泊まりです。複数の男女が、泊まって行くとこもありますし、一組の男女が泊まることがあります。私は古いのでしょうが、男友達同士が泊まるのは分かりますが、一組の男女が同室に泊まることは、あまり考えられないのです。しかし、タイでは友達だからOKなのだそうです。次に日の朝は、生徒たちは朝のシャワーを浴びて、やって来るときに使ったバイクに乗って、帰っていきます。あっけらかんとしていますよ。その組み合わせはいつも同じ男女ではなく、いつも違う。タイって開けているな?!

《お金の扱い方》
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お金の扱い方が雑です。これは、タイだけではなく、他の外国でもよく言われることですが、日本人はお金を大切に扱うということです。小さい頃から、親にお金を大切に扱うように教育を受けてきたためでしょう。紙幣用の財布を持ち、更に、コイン入れ財布も持っている人が殆どです。タイでは、財布を持っている人にお目にかかるのは至難の業です。殆どの人が、紙幣をくちゃくちゃにして、ポケットに入れています。だから、紙幣の端は折れていたり、破れていたりすることが時々あります。お金を大切にしない訳ではないのでしょうが、扱い方が、日本人と異なっている面です。聞いてみると、財布にお金を使うのが勿体ない。ふぅ〜〜ん。

《ハンカチ》
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これも日本人の特徴としてよく言われることですが、ハンカチをいつもポケットに入れているということです。先日もインターネットで、オリンピック担当大臣が国会で、冷や汗を必死で、ハンカチで拭いている画面が紹介されていました。汗が出れば、そのハンカチで汗を拭くのが日本人ですが、タイ人でハンカチを持った人を見たことはありません。私が田舎に住んでいるので、そうなのかも知れませんが、ハンカチで汗を拭くなど、あり得ない感じです。じゃやどうするか?タオルを持ち歩くのです。タオルを忘れたら、服で拭くのです。気にしない、気にしない。

《タオル》
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日本人の中にも(私もそうですが)大汗をかく人がいますね。その人は、日本では、ハンカチと一緒に、タオルを持ち歩いているのを見たことが、何度もあります。ハンカチのところで書いたように、タイでもタオル持参の人をよく見かけます。タオルを肩に掛けて、歩いているのです。風呂上がりにタオルを肩に掛けているのを、まだ銭湯があった頃、日本で時々見かけましたね。その肩にタオルを引っかけてるポーズで歩いているのです。ちょっとさえないポーズですが、こういう感じの人はよくいます。特に、年を取ると便利さの方が大切になって来ますから。

《列に並ばない人》

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列に並ばない人が結構います。特にお年寄りはそうですね。タイはお年寄り天国的なところがありますから。例えば、病院に行って、受付の順番を待っているとき、お年寄りが子供ような人に連れられて、後ろから、前に、人をかき分けるように前に進んできて、一番前に来ます。一見中国人がよくするような割り込みです。でも、ここで、列に割り込まないように、なんていう人はいません。これは、老人なので、暗黙の優先権があるんでしょう。

前回も書いたように、このように、日本人と比べてみると、ちょっとした違いですが、タイ人の行動は面白いですね。前回と同じことを最後に書きますが、これらの違いは面白いとも言えるし、駄目だよとも言えます。しかし、これがタイ人の生活です。即ち、文化です。簡単に受け入れられないこともありますが、彼らの日常ですから、これは受け入れないといけない訳です。そんなことして、駄目だよ、直せなんて、言うと、異文化に対する姿勢がまだ出来ていないことになります。自分の視点からして、評価できることも出来ないことも、あるがままに(as it is)受け入れることが、異文化に接するときの基本的姿勢なのです。それが出来ないと、タイ人を認めていないことになります。異文化間コミュニケーションとは、こういうことなんだと思います。また、機会があったら、異文化間の違いとして、記して見たいと思います。

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yuchan
定年前に退職し、人生が終わるまでに何かしたいと思っていました。それまでは、アメリカに仕事で訪問することが多かったのですが、アメリカ的価値観に少し食傷気味になっていました。仕事ではなく、いわば、自分探しの感覚でアジアの国々を短期間訪問するようになりました。そして、アジアこそ、自分の余生をおくるに最適な地だと確信しました。そして、中国に1年滞在し、その後、タイに渡り、retirement visaでlong stayを始めました。昭和の日本的空気を求めて、タイの中でも後進地方のイサーンに住んでいます。とにかく人生はチャレンジ。新しい可能性を求めて、何でもしてみよう、見てみようの精神で日々を送っています。
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