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2018年12月08日
タイでの日常生活(30)ーー門
今回は、家庭に設置されている「門」について、お伝えします。
都会の豪邸の門はともかくとして、私が住んでいるような田舎の一般家庭に設置されている門にも、いろいろあるなというのが実感です。あまり、目立たないテーマですが、タイの人達の生活の一端に接していただけるのではないかと思っています。
田舎でも門をつける家庭が増えていると聞きます。タイ全体の犯罪率は決して高くありません。インターネットを見てみると、安全な国の中で、タイは第5位に入っています。その記事を更に見てみると、南部は危険とか、北部は安全という記事が見られます。私の経験では、どこの国でも同じことが言えると思います。危ないと思えるところに、危ないと思える時間に、出かけないということです。
門というと、田舎では、一種のステイタス的要素もあるようです。お金持ちの家ほど、立派な門を設置するようです。まだ、門に関しての分析がしっかり出来ていないのですが、これから門の写真を紹介します。これらの写真は私が住んでいる近所の門を撮影したものです。
これは私の家の門です。最初、観音開きの門にしていたのですが、鉄枠のため、門が重く、コンクリートを削る状態でした。それで、門の下にローラーをつけて、右と左の門を結合して、一枚の門にしました。レールを上を走る形になっているので、開閉も依然と比べるとスムースになりました。 |
これは、朝の散歩の途中で通る道に立っている家です。形も面白いのですが、色が明るいですね。ちょっと目立ちたがり屋さんでしょうか。この手の色の門は見たことがなかったので、写真を一枚。 |
この家のは私の家から10メートルくらいのところにあります。私が今の家に住み始めた頃、この家を建設していました。クリーム色の壁で、スペイン風の建物で、なかなかおしゃれです。夜撮影したので、あまりはき利しないかも知れませんが、とてもいい門です。 |
こちらのお宅は、私の家から更に10メートルくらい行ったところに立っている家です。庭がとてもいい庭です。少し狭いのですが、庭に東屋のような建物を建てている家です。黒い犬がいて、毎朝、この家の横を通るのですが、塀から飛び出して来そうな勢いで、グググーといっています。決して鳴かないんですね。不思議なことですが。 |
この門は、後から取ってつけたような門で、ちょっと可哀想な感じのする門です。以前はこの門はなかったのでしょうが、恐らく防犯のこともあり、この門を設置したのだろうと想像しています。これは朝、散歩するコースでいつも見かける門です。前にある家の後ろにこの門の持ち主の家があるのでしょう。車を駐めるためにDrivewayを舗装し、門をつけたんでしょう。ちょっとかっこよくないですね。 |
この家の門はちょっと貧弱ですね。庭のレイアウトはよく出来ていますが、門をそれに合わせたものにすれば、庭ももっとは生えるのにという印象を持っています。木々が沢山植わっているのですが、手入れがよく出来ていないので、せっかくのいいレイアウトの庭も泣いている感じがします。入り口やそれに繋がる庭の道はとてもよく出来ていますね。 |
この写真は、郊外に出かけたときに目にした家とその門です。シンプルでいいですね。家もこじんまりとした感じで、いい家です。門は決して、豪華なものではないですが、塀とマッチしていますし、家とも融合している感じがいいなと思って写真を一枚、失礼しました。 |
これは単なるゲートという感じの門です。この先には、学校の先生たちの社宅があり、他人が勝手に出入り出来ないようにするための、単なる防犯用の門です。実用第一に作ったと言えますね。まぁ、ここに豪華な門を設置するのも変ですから、これでいいんでしょう。 |
最後の門は、時々見かける門です。門といっていいかな?元々タイの家庭には門はなかったのだと思うのです。垣根として、庭の周辺に植えていた木々が大きくなって、塀になるように剪定する。出入りようのスペースは確保しておいた。その両サイドに棒を立てて、入り口らしくした。それで、人が入らないように、竹を横に通した。こんな感じの時代の流れの中で、写真のような門を設置するようになったのではないかと想像しています。まだまだ、この手の門はよく見かけます。もっとも、門そのものがない家も、田舎では沢山あります。 |
今回は、門のいろいろをお伝えしました。門はどの国でも、その家の内実を物語る要素があります。例えば私の家は私が子供頃は、門がありませんでした。お隣さんも同じく門がありませんでした。私が年を重ねてきて、家の修理をする時、門をつけました。お隣さんも同じです。若夫婦が家を新たに建てた時に、とても立派な門を作りました。家もその家庭を物語っていますが、門も、同じく、その家庭を物語っているようです。古今東西同じですね。
今日も、最後まで読んで頂き、ありがとうございました。コメントなどありましたら、お願いします。また、ご訪問下されば幸いです。