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2018年12月19日
タイでの日常生活(33)――タイから日本の間違いを正す運動に参加
今回は、特別に沖縄の辺野古の埋め立てに関して記します。
《辺野古の埋め立て反対にローラさんの記事》
タイに住んでいると、日本の情報源は自ずと限られてきます。
2018年12月18日、夕方の仕事である、水耕栽培のチェックや植木や芝への水やりなどを終えて、ネットを開くと、一番に目に入って来た記事は、「ローラさん呼び掛け、署名10万人に」というMSNの記事でした。ローラはあまり好感を持ってはいない人ですが、彼女の心意気に感動しました。
この問題は難しい問題であることは間違いありませんが、感情とか論理性を抜きにして、沖縄県民の過半数の人が、反対していることはやるべきではないでしょう。
《沖縄タイムズの記事》
沖縄タイムズは次のように、記しています。
「2018年12月18日 13:35 沖縄県名護市辺野古の新基地建設をめぐり、来年2月24日の県民投票まで工事を停止するようトランプ米大統領に求める電子署名活動で、モデルでタレントのローラさんが写真共有アプリ「インスタグラム」で署名を呼び掛けた。
18日早朝、インスタグラム内のストーリーに「We the people Okinawa で検索してみて。美しい沖縄の埋め立てをみんなの声が集まれば止めることができるかもしれないの。名前とアドレスを登録するだけでできちゃうから、ホワイトハウスにこの声を届けよう」と投稿された。
署名は、8日の開始から30日以内に10万筆が集まれば、ホワイトハウスが請願内容など対応を検討する。
署名は18日午後1時20分現在、9万7622筆集まっている。」
その後、既に10万人の署名が集まったようです。2018年12月18日15:26の沖縄タイムズの記事によると、「沖縄県名護市辺野古の新基地建設を巡り、来年2月24日の県民投票まで工事を停止するようトランプ米大統領に求める電子署名活動で、18日午後3時15分までに目標の10万筆の署名が集まった。ホワイトハウスが請願内容など対応を検討する。」とあります。(写真は沖縄タイムズの写真をお借りしました。)
《アメリカとの違い》
アメリカと違って、地方自治がないがしろにされがちな日本ですが、この時代、所謂、州自治が確立されてない日本だからと言って、地方の多数に及ぶ意見を無視して、ごり押ししていいわけはありません。アメリカは州自治権が大幅に認められているので、政府が州自治を無視して、今回の「辺野古」のような問題は起こりえません。日本では、口先で、国民第一といいながら、結局、政治家が自分第一の行動を取ることになっている場合があります。今回の辺野古の問題は、正に、この典型的例だと言えます。
《政治的というより国民的》
政治的になるつもりはないのですが、一人では出来ないことが、多くのの人が力を合わせれば、方向を変えられる。日頃無力感を持つことの多いこの世の中。仕方がないと諦めてしまうことの多い日々。今回のことも、しょうがないかという気持ちが最初あったのですが、ローラの記事を読んで、心が動きました。嘗て、アメリカのキング牧師が人種差別反対運動を繰り広げた時のことです。彼は小さなグループでワシントンを目指しました。一握りのグループです。それが、ワシントンに到達したときは100万人に膨れ上がったということです。100万人はやや誇大された数字ですが、それほど、人々の声は大きくなった訳です。今、日頃社会に無力感を持つ人たちに言いたいのです。あなたの声が、社会を変える。
今回は異質なブログになって申し訳ありません。従来、私はこういうことはしないたちなのですが、どうしても皆さんに声掛けをしないではいられなかったのです。もし、今まで関心のなかった人は、少しだけ、辺野古のことを、ネットなどで見てみて、微力でも立ち上がろうと言う気持ちになって欲しい。行動にはいろいろな方法があると思います。沖縄人ではありませんが、私たちは日本人です。地球人です。
今日も、最後まで読んで頂き、ありがとうございました。コメントなどありましたら、お願いします。また、ご訪問下されば幸いです。